カテゴリー: JICA

2015/03/09

さくら21プロジェクト・第4回おもてなしTRIPを実施しました②

記事①に続き、第4回おもてなしTRIPの報告をお届けします。今回は「自然班」からの報告です。

≪自然コースA班≫

私たちの班は、ヨルダン、チュニジア、パレスチナの研修員の方3名を東山動植物園などへアテンドしました。

<東山動植物園>
あいにくの雨の中、今日のメインの動物園へ。絶滅危惧種など普段目にしない動物たちを見て、研修員の方はたくさんシャッターを切り、とても興味津々な様子でした。続いて、動物園に隣接する植物園へ!こちらには、日本の歴史を感じさせる合掌造りの家があり、家の中まで見学できました。当時の暮らしの場が見事に再現されており、これには思わず研修員さんも、当時の人になりきって囲炉裏の前でポーズ!日本独特の雰囲気に、とても興奮している様子でした。そして、最後に立ち寄ったお土産屋では、大きな象のかぶりものを購入する方も。とてもノリノリな様子でした!悪天候の中でしたが、違った視点から日本を楽しめたようでよかったです。



<ランチ>
お昼は、寒かったこともあり東山動植物園の中にある暖房の効いたカフェでランチをしました。カフェのメニューは予想していたよりも少なく、研修員さんは宗教上の理由で食べられない物が多かったようで、紅茶しか頼まれていませんでした。また研修員さんの中にはリンゴを持参している方がいて驚いた反面、どんな国、事情がある方でもいくつか食べ物の選択肢があるお店をもっと念入りに調べておくべきだったなと反省しました。
ここでは、みんなでFacebookを聞きあったり、お互いの教育制度、名前の由来を教え合ったりしました。研修員さん一人一人の名前の意味はとても素敵で、楽しく充実した時間を過ごすことができました。



<A Message to Ahmad, Issene and Eman>
Hello, Thank you for participating in our Omotenashi trip. Did you have a nice time? We were glad to make many good memories with you by talking and looking animals. We hope this trip will become a part of your memories in Japan. Also, it would be great if we have another chance to go out with you. Hope to see you again!

From: Yuka, Kasumi, Haruka and Risa


≪自然コースB班≫

私たちの班は、エジプト出身のアビーアさん、リハムさん、ナイジェリア出身のチュクムさんの3人を迎え行動しました。
東山動植物園では、ほとんどの動物とのツーショットで撮ってほしいと頼まれ、愛大のメンバーは写真係に徹していました。



東山動植物園エントランスにて

昼食はファミリーレストランで食べ、宗教の関係上、アルコール、ポークが食べられないということで、店員さんを何度も呼んで確認しました。

IMG_4297
ファミレスで楽しく昼食♪

昼食後は、アビーアさんが栄のディスカウントショップに行きたいとのことだったので、アビーアさんと学生2人、リハムさん、チュクムさんと学生3人に分かれて行動しました。「家族や友人にお土産を買いたいけど、どれが良い?」と尋ねられ、「これは?」「これは?」と日本らしいものを説明しながら提案し、文化発信ができたと思います。


100円ショップでお土産購入!

皆さんとてもフレンドリーでとても楽しいトリップをすることができました。現在でもFacebookを通じて連絡を取り合っています。

カテゴリー:JICA, おもてなしプロジェクト, さくら21, 英語

2015/03/07

さくら21プロジェクト・第4回おもてなしTRIPを実施しました①

さくら21プロジェクトの「おもてなしプロジェクト」のメンバーが、「おもてなしOne day trip」を2月8日に実施しました。

この活動は、日本の国際協力の一つである技術研修を実施するJICA中部で、研修に参加するために滞在している開発途上国の行政官や技術者である研修員の方々に、愛大生が名古屋の見どころを紹介し、おもてなしをするというものです。
(以前の活動の記事:第1回第2回第3回①第3回②

2014年6月に初めてのtripを行って以来、この活動に参加するメンバーも増え、今回のtripですでに実施4回目を数えます。

今回は、初の試みとして、行先の違う二つのコース「歴史コース」「自然コース」を計画し、研修員の方の興味に合わせて行きたい方を選んで参加してもらう、という方法で行いました。

以下、学生からの報告です。

≪歴史班≫

私たちは歴史班で、フィリピン出身のシンシアさんとシャムさんをアテンドしました。
最初に名古屋城に行きました。本丸御殿の障壁画にとても興味を持っていて、写真もたくさん撮っていました!でも、「なぜ虎の絵が描かれているの?」と聞かれた時は、あまりうまく説明することができませんでした。その他にも「シャチホコがのっている意味は?」など、私たちが今まで疑問に思わなかったことについてたくさん聞かれ、自分たちには知らないことがまだまだたくさんあるのだなあと実感しました。
でも、名古屋城の歴史についての展示に熱心に目を通していたり、お土産もいくつか買っていて、とても楽しんでいただけたと思います!


そして、昼食は名城病院に行きました!「病院でランチ!?」と研修員のお二人も驚いていました。しかし、いざ病院の最上階にあるレストランに行ってみると、先ほどまで登っていた名古屋城や、市役所周辺を見渡すことができる素敵な景色に喜んでいただきました。二人の研修員のうち、一人はイスラム教徒、もう一人は魚介アレルギーと制約のある中での食事でしたが、うどんは母国フィリピンの味に似ていてお口に合ったようです。
また、人生の先輩でもあるお二人に日本とフィリピンの文化的な違いや、人生のアドバイスもいただきました。国籍も文化も年齢も違う方々と交流することができるのもこのおもてなしトリップならではの良さですね!



最後に大須へ行きました。
大須は行ったことがあると行っていたのであまり買い物はしないのかと思いきや、結構たくさん買っていました!
一番興味を示していたのは、日本のファッション。日本人はオシャレで素敵だと何回も言ってくださいました。実際に大須でも日本の伝統的なお店よりも若い子達が行くような洋服屋さんや雑貨屋さんが特に行きたそうだったので、何店舗かそういったお店を回り、
かわいいハンドメイドの腕時計、洋服、ポーチ、かばん、などを買っていました!



時には、「どれがいいと思う?」「あなたが好きなのを選んで!」と言われ一緒に選んだり、試着の時も「どう思う?」と言われて意見を言ったりと、ただアテンドするだけではなく一緒になって今回のトリップを楽しむことができたので良かったです!

毎回同じようなトリップをするのではなく、参加される研修員の希望に合わせて行きたいお店をピックアップしたり、時間を調整したりと、予定はしっかりと決めつつも臨機応変に対応することが必要だなと感じました。日本文化の良さを伝えることができたとともに、会話を通してフィリピンの良き文化もたくさん教えていただきました。
研修員に楽しんでいただくだけでなく私達自身も一緒になって楽しむことができたとても充実したトリップでした!今回得た経験を元に次回にも生かしたいと思いました。

②へつづく・・・・・

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2014/12/24

おもてなしTRIP第三弾を実施しました②

記事①に続き、おもてなしTRIP第三弾の報告をお届けします。今回はDグループからの報告です。

≪Dグループの報告≫

私たちはタンザニア出身の研修員さんと共に、ナナちゃん人形をはじめ、名古屋城、大須などを見て回りました。



ナナちゃんのポーズに合わせて


<名古屋城>
まず名古屋城についてから名古屋城をバックに写真を撮りました。作られた年代を聞かれましたが、パンフレットを確認して答えることが出来ました。意外にも名古屋城の塀に積まれている石に興味を持っていて写真を撮っていました。次に最上階までエレベーターを使い、ワンフロアずつ降りて見学しました。最上階から見た紅葉は綺麗でしたが、紅葉している木の種類について聞かれたことは予想外でした。三大武将についても興味がありそうでした。最後に、体験コーナーで実際に石を引いて、どれだけの力が必要であったか体感することが出来ました。研修員の方々も体験を楽しんでいる様子でした。


引っ張って石の重さを体感中! 記念に金シャチとパチリ

<お昼>
お昼は研修員さんの好みを聞いた上で、ハンバーグ屋さんでランチをすることにしました。彼にとってウエイターの服装や呼び出しのベルは珍しかったらしく、それらの写真を取り喜んでいました。畳の部屋で食事をしたことも日本文化を体験するよい機会になったのではないかと思います。また、彼は牛肉であるかにとてもこだわりが強かったので、ソースなどをはじめ、メニューの細かな説明を英語でするのは少し難しかったですが、頼んだ料理には満足してくれている様子だったのでよかったです!初めての味噌汁やお漬物には抵抗があったようですが、好きと言ってくれた時は”日本の味を受け入れてくれた”という気がして嬉しかったです。食事中はお互いの国の観光地の事を話したりと、とても充実した時間を過ごすことができました。



ハンバーグ定食を気に入ってくれました

<大須>
昼食を終え、町人祭に代表される文化や年齢国籍を問わず楽しめる場として知られる「大須」にてショッピングを満喫しました。自国とは異なる雰囲気や売り物にとても興味津々な様子でした。外国人に慣れていない売り場ではあったものの、コミュニケーションをサポートしながら、互いに楽しめる時間となりました。残念ながら研修員の方が探し求めていた物(スマホケース、持ち歩き充電器など)は国で異なる形態のものだったため大須には取り扱っている店舗がなく購入することはできませんでした。しかし解散時には「楽しかった!ありがとう!」と満足感のある表情がうかがえました。アテンドの楽しさを知る一方、下調べの重要性を知るツアーとなりました。



みんな大須で思い思いの品を手に入れました!


<総括>
今回のトリップは各班、1,2人の研修員の方々を案内することになっていたので、前回よりも1人1人の研修員の方と話す機会が増え、より濃密な交流を深めることができました。初めは緊張していましたが、研修員の方々の明るさに助けられ、すぐに緊張もほぐれました。彼らの貴重な日本での時間を全力で「おもてなし」することができてよかったです。また、達成感があった反面、日本文化や歴史、大須における下調べの不十分さも感じました。次回はこの課題を克服したうえでさらに素晴らしいトリップを企画したいと思います。

カテゴリー:JICA, おもてなしプロジェクト, さくら21, 英語

2014/12/23

おもてなしTRIP第三弾を実施しました①

さくら21プロジェクトの「おもてなしプロジェクト」のメンバーが、今回で3回目となる「おもてなしOne day trip」を12月7日に実施しました。

この活動は、日本の国際協力の一つである技術研修を実施するJICA中部で、研修に参加する為に滞在している開発途上国の行政官や技術者である研修員の方々に対し、愛大生が名古屋の見どころに案内し、おもてなしをするというものです。
(以前の活動:さくら21おもてなしプロジェクト  JICA中部研修員と行く名古屋城
サムライのパレードを見る ―おもてなしTRIP第二弾・名古屋まつり―

今回アテンドした研修員の方々は、帰国を目前に控え買い物する気満々の研修員たち。大須商店街に加え、研修員の方々がまだ行ったことがないという名古屋城にも案内しました。

前回・前々回と同様、全員でのオリエンテーションで当日のスケジュールや行先の紹介、アイスブレーキングをした後、出発後はA~Dの4班に分かれて行動しました。
各グループの体験レポートを二回に分けてお届けします。今回は、A、B、C班からのレポートです。

≪A班の報告≫

私たちのグループではタンザニアのエヴァルダさんと、ナイジェリアのイメカさんをアテンドしました。
名古屋城、ランチ、大須巡りをし、大須では研修員の方が求めていたものを一緒に探し、買い物を楽しんでもらうことが出来ました。
特に名古屋城では 研修員の方が初めて見たこともあり、なぜ金シャチが屋根にのっているのか?を聞かれたことは印象的でした。



名古屋城で記念写真!

≪B班の報告≫



アルセネさんとJICA中部を出発!

ルワンダ出身のアルセネさんは、「名古屋城はいつ建てられたの?」や、城壁に使われている岩石を見て「どうやって持ってきたの?」「これは本物?」と実際に触れて歴史的建築物に興味を示していました。アルセネさんは名古屋城の最上階から見える景色を堪能し、自然とも向き合っていました。当日はおもてなし武将隊との撮影会を行っていましたが、残念ながら武将隊と撮影することはできませんでした。それでも直接武将隊を間近で見ることができ、私たちも日本の歴史を楽しむことが出来ました。
大須ではプリクラを一緒に撮り、日本の技術に感動していました。トリップの後には他のJICAの研修員の方に嬉しそうに見せていました。


≪C班の報告≫

私たちC班はコンゴ(コンゴ民主共和国)出身のレヴィさんをアテンドしました。レヴィさんは自分からよく話してくれて本当に気さくな方でした!
コンゴはレヴィさんと出会うまで名前も場所も知らない国でしたが、このトリップを通して日本文化を伝えるのと同時に私たちもコンゴの文化についてたくさん知ることができました。



楽しく名古屋城を観光中!

大須での班行動では、あえて行き先を決めず研修員の方が行きたい場所、欲しいものに合わせて行き先を決めることにしていました。レヴィさんはパソコンのケースとお花を飾れる湯呑みが欲しいとのことでした。
最初はなかなか目当てのものが見つけられずかなり苦戦しましたが、せっかくの機会だから希望通りのものを買ってもらいたいと思い、私たちも必死に探しました。すると、なんとかパソコンのケースを見つけることができました。レヴィさんは長い時間かけ、値段も見比べながら真剣に選んでいました。日本とコンゴでの物価や金銭感覚の差はかなりあるそうで、ケース一つ2、3000円のものを買うのは大きな決断なのかなと思いました。
実際にケースは買いませんでしたが、来ることが出来て良かったととても満足していました。

レヴィさんとの会話の中で、日本人の学生は休日や学校終わりに何をすることが多いのかという質問をされました。バイトをしている学生が多いと答えたら彼はとても驚いている様子でした。
コンゴでは学生がバイトをすることはかなり難しいそうで、レストランなど飲食店で働けることはほとんどなく、大抵は力仕事で働くのは大変なことだと言っていました。また大須の町並みを見て、コンゴとは全然違う景色で日本はとても綺麗だと言っていたのも印象的でした。

最後に、たまたまパソコンのケースのお店の2件隣にレヴィさんが行きたかった湯呑み屋さんを見つけることができました。まさか、こんなに近くにあるとは思わなかったので見つけた時はみんなで喜びました!


いい湯呑みGet!


そして、奥さんと自分用にとても綺麗なピンクと青の湯呑みを一つずつ購入していました。
湯呑みについての質問もいくつかあり、飲み方やお茶を飲む意味など深く質問されましたが、それについてはなかなか答えることができなかったので今後のトリップにぜひ生かしたいなと思いました。
今回、レヴィさんの期待通りのお店に行くことができ、良い買い物ができたようで本当に良かったです。
また、「帰り際には今日みんなで撮った写真は家に帰ったらアルバムにするよ」と言ってもらえて、とても嬉しかったです!コンゴの国についてもたくさん教えてもらいとても魅力的な国でした。私たちもいつかコンゴに行くと約束しました。
日本とはもちろん文化も言葉も全く違いますが一日一緒に過ごしてみるとそんなことは一切感じない、本当に充実したトリップでした!
いつかまた彼に会えるといいなと思います!



昼食でからあげいただきました!

パート②へ続く・・・

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2014/11/07

サムライのパレードを見る ―おもてなしTRIP第二弾・名古屋まつり―

さくら21プロジェクトの「おもてなしプロジェクト」のメンバーが、JICA中部にて日本における様々な分野の技術研修に参加する研修員を対象とした、第二回の「おもてなしOne day trip」を10月18日に実施しました。
(以前の活動はこちら

この活動は、愛大生がJICA中部の様々な開発途上国からの研修員に、名古屋の見どころを案内し、おもてなしをするというものです。今回は、名古屋城や大須商店街、名古屋まつりを見に行く計画をし実施したところ、アフリカや東南アジアなど8か国の研修員が参加してくださいました。以下、学生の体験レポートをお届けします。

<オリエンテーション+アイスブレーキング※>
※アイスブレーキングとは、初対面の参加者同士の緊張をほぐすためにするゲームなどのアクティビティを指します。

オリエンテーションでは一日の流れを確認し、その後、お互いの緊張をほぐすためにアイスブレーキングを行いました。どのJICA中部の開発途上国出身研修員(以下、研修員)の方々もすごく明るく、気軽に声をかけてくれたのでとても話しやすく、想像していたよりも盛り上がってくれたので安心しました。よいスタートがきれたのは彼らのおかげだったと思います!仲良くなった後には名古屋城をはじめとする今回のTRIPのメインスポットについてパワーポイントや写真を使い、見どころの紹介を行いました。それぞれの発表はとても分かりやすく、研修員の方々もいくつか質問もしてくれて、名古屋や日本文化に興味を持ってくれたことがわかり嬉しかったです。




左:アイスブレーキングなう! 右:英語で「サムライ」について紹介します!

<ナナちゃん>
名古屋で有名なナナちゃん人形の前で記念撮影!大きな姿に興味津々。その日は名古屋まつりだったのに、着ていたのは薬剤師の服…。少し前までは三英傑のサムライの衣装だったのに、残念でした。しかし、陽気な研修員の方々はそんなことは気にせず!!好奇な目を輝かせ、ナナちゃん人形と何枚も写真を撮り、喜んでくれました。




左:記念撮影@薬剤師ナナちゃん人形 右:ツインタワー! で、でかい…



切符の買い方など地下鉄にて研修員の皆様をご案内

<名古屋城>
最初は名古屋おもてなし武将隊を見物に。来る前からサムライに対してとても興味を持っていたこともあり、おもてなし武将隊の演舞(パフォーマンス)を見ている様子はとても楽しそうでした。その後、城門など様々な場所で学生達や研修員同士で写真をとっており、名古屋城で多くの思い出が作られたようで嬉しかったです。また、天守の最上階から名古屋の街を一望し、その様子はとても興奮しているようでした。最後におみやげ屋に立ち寄りました。中には子どもに日本のペンを買っている方もおり、とても満足そうでした。




左:名古屋城にて集合写真 右:日本女子に囲まれて!

<大須商店街>
名古屋の代表的な商店街である大須。この日も大勢の人でにぎわっていました。いろんなお店に入ったり、出店に売っている食べ物を不思議そうに見たり。ある研修員が靴を探していたので、大須中の靴屋を回ったのですが、日本でのサイズがどれも小さくて購入はまた次の機会に…笑。他にも、トルコ料理で有名なケバブのお店で試食をする等楽しみました。100円均一の店にも興味があるようでしたが、ここでスケジュールの時間が…。名古屋一の商店街、大須。短い時間ではありましたが、街の雰囲気や日本特有の文化などを感じてもらえたようで何よりです!



左:靴を探して大須中を! 右:日本のお茶にチャレンジ

<昼食 ・大須でランチ>
各班に分かれて大須でランチタイム!私たちの班の中に、宗教上の理由で豚肉と牛肉が食べるこができないと言った研修員の方がいたので、迷った挙句お好み焼き屋さんに。しかし、そこでもシーフードが苦手、冷たい水が飲めない等の要望がたくさん出てきて、注文するのが大変でした!「肉お好み焼きの肉抜きで!」と注文したのはいい思い出です。研修員は料理には満足してくれている様子でした。また、みんなでわいわいお互いの国のことを話したりして、楽しい時間を過ごすことができました!



本物の日本食をご堪能

<名古屋まつり>
おもてなしTRIPもいよいよ終盤。本日メインの名古屋まつりを見に行くことに!研修員の皆さん、いろんなところを回ってすでにお疲れ気味かな?いえいえ、そんなことはありません。織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の三英傑がパレードで次々と馬に乗って登場すると、多くの観衆の中に入って行って高々と手を伸ばし、写真やビデオで撮影。とても笑顔で満足してくれたみたいです。




右:名古屋祭りにて織田信長! 皆さん興味津々です 
左:イェーイ!! 祭りの盛り上がりにテンションも上がります!

<総括>
今回のおもてなしTRIPは前回の反省点を踏まえ募集人員の制限、複数班に別れて行動することで、スムーズに名古屋の街を案内できるように心掛けました。研修員の方々は、とても陽気な方が多く、今回から初めて参加した愛大生の緊張をほぐしてくれました。そして何よりも、研修員の方に「とても楽しかったよ!次回のTRIPはいつ?」と言ってもらえて、とても嬉しく感じました。また、参加したメンバー全員が充実して過ごすことができた一日でした。次回のおもてなしTRIPでは、今回よりも更に楽しんでもらえるようなものをメンバー全員と考えていきます。



JICA中部に到着後、最後に皆でパシャリ。充実したTRIPでした (^^)

カテゴリー:JICA, おもてなしプロジェクト, さくら21, 英語

2014/10/28

昼休み@さくら21リソースルーム

さくら21プロジェクトでは、海外の大学とのオンライン交流やJICA中部の外国人研修員との国際交流など学生主体でさまざまな課外活動を行っています。こういった国際交流の準備をするために、活動メンバーたちがランチを片手にさくら21リソースルームに集まり、ランチミーティングをしているのです。お昼休みは、学生たちの熱気にあふれています。

最近、ランチミーティングを頻繁にしているのは、「おもてなしプロジェクト」(過去の活動記録はこちら)のワーキンググループです。このグループは、JICA中部の外国人研修員を「名古屋まつり」にアテンドするためにスケジュールを立てたり、地域や日本について調べたりするなど事前準備を行っていました。

こういったミーティングでは、予定を立てるだけでなく、学内から学生ゲストスピーカーに参加してもらいレクチャーを受けることもあります。今回は、「名古屋まつり」に関連する地元の情報や「三英傑」(織田信長・豊臣秀吉・徳川家康)についてレクチャーを受けました。この学生ゲストスピーカーは、学部や学年、国もさまざまで、垣根を越えて共に学び、交流する機会にもなっています。


写真:留学生による「大須商店街(名古屋市中区)」のレクチャー。
「大須には、安くて、おいしい、いいお店がたくさんありますよ!」


写真:歴史に詳しい学生から「三英傑」についてのレクチャーを受けました。
この日のためにハンドアウトも準備してくれました。

さくら21リソースルームをまだ利用したことのない人、日本理解のための参考書もたくさんあるので気軽にどうぞ。

また、「おもてなしプロジェクト第二弾・名古屋まつり」については後日掲載しますので、お楽しみに!

カテゴリー:JICA, さくら21

2014/08/25

JICA中部の盆踊り大会に参加しました

JICA中部では、大きなイベントの一つとして「盆踊り大会」が毎年行われています。この盆踊り大会は、JICA中部にて研修を受けている開発途上国からの研修員をはじめ、スタッフ、一般の方々が多数参加するにぎやかなイベントで、今年も8月1日に開催されました。


外国人も日本人も盆踊りを楽しんでいました

さくら21プロジェクトからも学生が参加。盆踊りを楽しんだほか、外国人研修員へのゆかた着付けの手伝いもしました。

また、この日、盆踊りの太鼓の担当として愛大生四人も参加しました。


太鼓演奏の様子

太鼓に興味を持って集まってきた外国人研修員や子どもたちに、バチを渡して叩き方を教える場面もあり、太鼓を通じて交流ができた様子でした。



左:外国人の子どもも太鼓に興味津々  右:研修員に叩き方を伝える

盆踊りを通じて外国人との触れ合いを楽しんだり、日本文化を理解・発信する良い経験ができました。主催のJICA中部の皆さん、IFの会の皆さん、ありがとうございました。

カテゴリー:JICA, さくら21, 英語

2014/07/31

さくら21おもてなしプロジェクト  JICA中部研修員と行く名古屋城

さくら21プロジェクトでは、6月28日に「おもてなしOne day trip」という企画を実施しました。
この企画は、JICA中部に研修のため滞在している開発途上国からの研修員に愛大生が名古屋の見どころを案内しようというものです。今回、JICA中部の研修業務課の方より助言をいただきながら、学生が自ら企画を練り、呼びかけのポスターを作成し、当日のアテンドまで行い、たいへん充実した活動となりました。

第一回目の「おもてなしOne day trip」は、「ナナちゃん人形」「オアシス21」「名古屋城」に行く計画を立て、実施しました。 以下、参加した学生から、当日のレポートです。

≪オリエンテーション≫


左:「名古屋の見どころを紹介します!」
右:オリエンテーションの様子。「なっ、Nice to meet you!」>

出発の前に、JICA中部で研修員のみなさんにオリエンテーションをしました。英語での自己紹介のあと、1日の予定と、各スポットのみどころを紹介しました。名古屋城の紹介は、さくら21プロジェクトに参加している城に詳しい学生とも協力して作りました。


左:世界(?)で最も有名な名古屋嬢ナナちゃんの前で記念撮影
右:名古屋の地下鉄に初乗り!切符の買い方をサポート。

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2014/06/04

日本のマンガ・アニメを切り口とした日本文化@ JICA中部・ジェネラルオリエンテーション

愛大名古屋キャンパスのほど近くにあるJICA中部では、開発途上国から招聘された外国人研修員に日本への理解を深めてもらうため、「ジェネラルオリエンテーション」という日本に関する講義が実施されています。(過去の記事はこちらから

毎回さまざまなテーマで全て英語で行われているこの講義に、昨年度より愛大の学生もお招きいただき、外国人研修員とともに聴講させていただいています。

5月27日(火)には「日本のサブカルチャー」をテーマにした講義が行われました。日本のアニメ・マンガ等を切り口とした日本文化についてという今回のテーマは、ジェネラルオリエンテーションでは初めてとりあげられるものです。講師は、愛知県立大学の秋田貴美子准教授で、アジア、アフリカ、中南米等の30名弱の外国人研修員と5名の愛大生が参加しました。

講義では、日本の各時代のさまざまなアニメが紹介され、それぞれの特色やなぜそれが日本で人気なのか、また「Kawaii(かわいい)」という概念についてなど、豊富な具体例とともに説明されました。講師のユーモア交じりのいきいきとした講義に、参加者は、終始興味深く聞いていました。また、愛大の学生にとっても、アニメ・マンガは身近なテーマなので、楽しく講義が聞けた様子でした。


「あれ?子どものとき、好きだったアニメだ!」

「Obento(キャラ弁)」が紹介されると、研修員の方々が一斉にシャッターを切ってるよ!

講義では、折り紙レクチャーの時間もあり、Samurai Hat(かぶと)などを折りました。

以下に参加した愛大生の感想を紹介します。

英語の勉強にもなったし、日本のことで身近なテーマなので理解しやすかったです。外国人目線の日本について見ることができておもしろかったです。

(国際コミュニケーション学部 3年生)

いつもの講義とは違い、外国人がたくさんいるところで話が聞けてよかった。日本の学生とは違ってみんなたくさん質問していてすごかった。

(国際コミュニケーション学部 3年生)

おもしろかったです。英語での発表はこうしたらおもしろいのか、というのがなんとなくわかった気がした。皆さん折り紙が上手でした。初めてやるといいましたが、本当によくできていたんじゃないかと思います。

(国際コミュニケーション学部 3年生)

6月13日(金)の18:30~20:00と、6月27日(金)の16:30~18:00にも、JICA中部
にて同テーマの講義が行われます。本学の学生で参加希望の方は、名古屋校舎のさくら21リソースルーム(講義棟2階)で申し込みを受け付けています。

関連リンク:「クール・ジャパン」の講義を実施しました(JICA中部ウェブサイト)

カテゴリー:JICA, さくら21, 英語

2014/03/12

ビジネスチャンスを考えるチカラ@JICA中部 / Talk Given at JICA Chubu on Identifying Business Opportunities

3月4日、JICA中部で開催された、「インド製造業経営幹部育成支援プロジェクト」の自主研究発表会に本学の学生が招待を受け、参加しました。このプロジェクトでは、インドの大学院でMBAを学んでいるインド人経営幹部37名が、2週間ほど日本に滞在し、日本での研修の一環として「自主研究」とよばれるフィールド調査を名古屋市内で行いました。「自主研究」というのは、日本に来るのが初めてだとしても、日本語ができないとしても、限られた期間の中で必要な情報を集め、発表をしなければならないというものです。

私たちが参加したのは、この「自主研究プログラム」の成果発表会です。発表会には、本学の学生だけでなく、在京インド大使館の公使、JICA関係者、マスコミ関係者、市民のみなさんなど多くの方が聞きに来られていました。発表会では、日本で行った調査からビジネスに応用できることを考える、をテーマに13グループのポスター発表が行われました。各グループのテーマは様々です。一部を紹介すると、「日本人は交通ルールを守るのか」、「日本のクリエイティブな包装容器」、「地下鉄の標識のみで外国人は目的地に行けるのか」などです。

「日本人は必ず交通ルールを守るのか。
守らないのはいつ、どこでか」の発表の様子

DSC01579

名古屋の地下鉄はインド人が標識だけで
目的地に行ける!

参加した学生は、「見たいテーマがたくさんあったが全てを回りきれなかった」、「インド人から見た日本について知ることができた」と関心を持って、発表を聞き、質問をしていました。また、日本の住宅の門構えを調べた発表について、「門がビジネスにどう結び付くの!?」と、驚きながらもそのアイディアに聞き入る学生もいました。

「インドでは運転しながら携帯を使いますか」
と質問する本学学生。

イメージしてみてください。もし、あなたが右も左も分からず、言葉も通じない環境で、限られた時間内に必要な情報をその場で収集しなければいけないとしたら、どうすると思いますか。私たちも、このプロジェクトに刺激を受け、異文化で自主的に行動する人材育成に取り組んでいく決意を新たにしました。

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