カテゴリー: さくら21

2013/11/13

北京・中国労働関係学院の国際シンポジウムに本学学生2名が参加しました / Aichi University Students Participate in International Symposium at the China Institute of Industrial Relations

2013年10月24日、北京・中国労働関係学院にて開催された国際シンポジウムに本学学生2名が参加しました。「社会発展と若者の果たすべき役割」をテーマとした当シンポジウムは全部英語で行われ、中国、ロシア、ベラルーシ、ベトナム、日本、計5ヶ国から集まった大学の代表団は上述のテーマをそれぞれの立場から解釈し、各国が持つ特有のパースペクティブが発表内容に色濃く投影されていました。

本学から参加した吉村美佐乃さん(現代中国学部 4年生)と山本茜さん(国際コミュニケーション学部 3年生)は高度な英語能力を発揮しながら、異文化間交流・理解についての熱情あふれる発表を行い、観客を虜にしました。午前中、中国労働関係学院と本学の他に、ロシア・労働社会関係学院、ベラルーシ・労働社会関係国際大学、ベトナム・工会大学による発表も行われ、午後のセッションでは各代表団が取り上げた課題について活発な討論が繰り広げられ、盛大のうちに閉幕しました。

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本学の代表団(学生2名、教職員2名)は北京で数日間滞在し、シンポジウムの他、中国労働関係学院の学生さんが独自で企画した歓迎会、キャンパスツアー、交流会と観光アクティビティー等にも参加しました。本学学生はこの機会を活かし、さくら21プロジェクトが掲げる目標の一つである「日本発信」活動に励みました。

愛知大学は今後、中国労働関係学院との交流活動をさらに深める予定であり、現在様々な新しい企画を構想している最中です。今後の交流活動に是非ご期待ください!

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カテゴリー:さくら21, 中国

2013/11/05

海外から見た日本:中国で日本はどのように紹介されているの? / How is Japan Portrayed in China?

さくら21リソースルームに、新しい書籍が入りました。2011年に中国で創刊された「知日」という日本文化を紹介する雑誌の創刊号から最新号まで全部で14冊です。 この「知日」、編集長は「80后(1980年代生まれ)」世代の蘇静氏。また、主筆を務める毛丹青氏は日中両文壇で活躍する日本在住の作家で大学教授です。今までに特集されたテーマは、「明治維新」、「制服」、「猫」、「鉄道」、「妖怪」、「森ガール」など様々で伝統文化だけでなく、サブカルチャーも取り上げられています。中国唯一の日本に関する専門誌が中国読者に伝えている日本の姿はどのようなものでしょうか。

中国で出版されている雑誌ですので、もちろん全て中国語で書かれていますが、中国語がわからなくてもセンスある誌面を眺めるだけでも興味深く、この雑誌のユニークな切り口を感じることができるでしょう。中国でどのように日本が紹介されているのか興味がある人や日本発信活動に取り組んでいる人、さくら21リソースルームで新しい日本に出会いませんか。

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カテゴリー:さくら21, 中国

2013/10/21

愛大生の「さくら21プロジェクト」体験レポート ことばで伝える・繋がる・分かりあう / Sakura 21: A Student’s Perspective

西安交通大学城市学院とのオンライン交流に参加したジェシカです(その時の記事はこちら)。

今回はとても貴重な体験ができました。自分は日本語と中国語の両方できますが、今回は主に日本語で相手に理解してもらえるようにWeb会議で会話したということでとても大変でした。

ホワイトボードに字を書いたり、手振り身振りで伝えたりしました。それでも伝わらない時もあり、中国語で単語を挟んでやっと伝わるくらいでした。

今回で異なる国の人と人が交流すること、繋がること、意思疎通ができることは凄いことだと思いました。また、中国ということもあり、共通の漢字で助かった部分がありました。英語圏の方との交流はもっと大変なことになるのだと思いました。

これからもさくら21での活動を通して、異文化や外国の方とのコミュニケーション力を高めていきたいです。

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交流中の様子
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ホワイトボードに字を書いて伝える

カテゴリー:さくら21, 中国, 西安交流

2013/10/17

天津事務所の様子です! / Introducing Aichi University’s Tianjin Office!

今年4月、中国・天津にある南開大学内に愛知大学天津事務所が開設されました。以前こちらのブログでもお伝えしましたが、現在の天津事務所の様子を更に詳しくお伝えしようと思います。

愛知大学天津事務所は南開大学の日本研究院内にあります。

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中国現地プログラムで使用する愛大会館から徒歩で10分ほど進んだところです。

事務所では王連栄所長が学生から留学の相談をうけたり、中国に留学している日本人学生のサポートをしています。事務所内にはさくら21活動に係る書籍やDVDを所蔵していますので、貸し出しを希望する学生は借りることができます。書籍は日本理解についての書籍や、日本語学習テキスト、村上春樹の小説などがあり、DVDはONE PIECEやジブリ作品を所蔵しています。

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天津事務所の様子
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事務所を訪れた学生

本学の学生以外にも、南開大学外国語学院日本語学部の卒業生や天津外国語大学日本語学院の卒業生などといった本学以外の学生も事務所を訪れており、本学や日本留学に興味のある学生の訪問を歓迎しています。

今後はテレビ会議を通じて、天津事務所と一層深く連携を取っていきますので、今後の活動にご期待ください。また、天津事務所新聞第2号も鋭意作成中ですので、お楽しみに。

中国現地プログラムで南開大学に留学する学生はもちろん、中国に留学中の方は是非足を運んでみてくださいね。

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天津事務所 王所長。所長編集の天津事務所新聞はもう読んでいただけましたか

カテゴリー:さくら21, 中国, 事務局, 天津事務所

2013/10/15

さくら21リソースルームに新たな書籍が加わりました! / New Books Available in the Sakura 21 Resource Room

さくら21リソースルームに新たな書籍が加わりました。日本や日本文化について英語で説明するための本は既に所蔵しており活用されていますが、今回はさらに何冊か、「折り紙の折り方」、「日本食の作り方」、「観光案内の方法」などといったそれぞれのテーマについて重点的に説明している書籍を補充しました。

さくら21プロジェクトでは、JICA中部で実施されている「日本文化体験教室」にて空手や着付け、折り紙、日本料理等、様々な日本文化を外国人研修員に伝える手伝いを続けています。研修員はアフリカ、南米、アジアなどさまざまな国籍の方がいらっしゃいますので、基本的には英語を使って交流することとなります。すると、「参加したいが、英語ができなければだめですか」という声を今までに多く聞きました。

通じなくても、間違ってもいいから、チャレンジしてみてはどうでしょうか。中学、高校で習ってきた単語や、身振り手振りでも意外と通じるかもしれません。 また、あるテーマについて話すにはどんな言葉が必要だろうか、何を伝えたいかイメージして予習しておくと、話すときに確実に役に立つし、自信を持って話すことができます。

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書籍はさくら21リソースルームで貸し出しを行っておりますので、気になる方は是非一度お越しください。

カテゴリー:さくら21

2013/10/10

留学生の日本発信 / Vietnamese Student From the Faculty of Modern Chinese Studies Takes Part in JICA Chubu Kimono Wearing Event

さくら21プロジェクトには、中国やベトナム、韓国、ロシアなど様々な国の留学生も登録しています。今日は留学生の日本発信について報告したいと思います。留学生から見る日本とはどんな姿なのでしょうか。

9月11日(水)に、「着付け」をテーマとする「日本文化体験教室」がJICA中部で行われました。「日本文化体験教室」とは、JICA中部に滞在する外国人研修員にさまざまなテーマで日本文化を体験していただくというもので、月に3~4回程度実施されています。さくら21プロジェクトではこの「日本文化体験教室」に参加し、講師・ボランティアの方々のお手伝いをしながら研修員と一緒に日本文化を学んだり、交流したりしています。

この日、愛大からはベトナムの留学生(現代中国学部二年生)が参加しました。日本の学生にとっては、日本文化を世界にどう伝えるかを学ぶ教室ですが、留学生にとっては、着付けのしかたや浴衣のたたみ方など自らが日本文化を体験し、そして、同時に日本文化を発信する教室になりました。 留学生はボランティアの方から教わりながら、アフリカの研修員の浴衣の帯をしめたり、自分で浴衣を着てみたりして日本文化への理解を深める1日になりました。

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帯の締め方や浴衣のたたみ方などを教わりながら着付けを体験

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着物を着た外国人研修生と記念撮影(中央が愛大の留学生)

参加した留学生の感想:

楽しかったです。毎回参加すると日本文化を深く理解できると思う。今日も様々な日本文化や日本の人形の意味を説明していただきました。このような伝統的なものが日本にまだあります。本当に尊敬します。

カテゴリー:JICA, さくら21

2013/10/07

さくら21ランチミーティング / Sakura 21 Lunch Meeting

10月2日(水)にさくら21リソースルームにて、「さくら21ランチミーティング」を行いました。

このミーティングは、昼食を食べながら、気軽にさくら21の活動について感想を話したり情報交換をしたりしようというものです。第一回目の今回はさくら21プロジェクトに登録している学生に呼びかけたところ12名が集まりました。普段はそれぞれ別々の活動に参加しているので、メンバー同士顔を合わせることはありませんでした。また、まだ活動に参加したことがないメンバーもいるので、今回のミーティングはさくら21メンバーには他に誰がいて何をしているのかを知るいい機会となりました。

 この日、「さくら21の活動をすると、どんなメリットがあるの」という話題になりました。あるメンバーは「活動に行ったら、自分について新たな発見があった」と答えていました。皆さんはどう思いますか。

 「さくら21ランチミーティング」は、今後も行っていく予定です。さくら21の活動に参加したことのある人もない人も、ぜひ来てみてください。

 (このようなミーティング開催のお知らせや活動の案内は、さくら21プロジェクトに登録しているメンバーに配信しています。本学の学生で興味がある方はさくら21プロジェクトに登録してください。講義棟2階の「さくら21リソースルーム」で受け付けています。)

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カテゴリー:さくら21

2013/10/02

愛大から世界へ!日本発信プロジェクト: 中国・西安の大学生とオンラインで国際交流を始めました / New Online Exchange Project Begins With University Students in Xian, China, to Promote Awareness of Japanese Culture Abroad!

さくら21プロジェクトでは、「西安の大学との交流」活動を通し、日本について海外へ発信中。9月26日(木)には、インターネットで日本と西安(中国)をつないで、ウェブ会議形式で「第一回オンライン学生交流会」を行いました。

愛大からは現代中国学部の学生3人、西安側からは西安交通大学城市学院で日本語を勉強している学生8人が参加し、主に日本語で、時々中国語を交え一時間程度の学生交流が行われました。第一回のこの日は、まず互いに自己紹介をし、その後、愛大生が西安の学生の質問に答えるという内容でした。

オンラインでの学生交流会以前に、日中の学生たちはビデオレターを互いに撮って交換しています(記事①記事②)。愛大生が制作した「さくら」、「かるた」、「『人参』と『红萝卜』」についての日本文化に関するビデオレターを見て、西安側の学生がさらに聞きたい質問をしました。愛大生にとって、制作したテーマについての質問なので、その場で聞かれたことにも、色々考えながら上手く答えることができていたようです。

オンラインでの学生交流は、相手にわかってもらえるように話したり、相手が何を言いたいのかくみ取ったりするコミュニケーション能力が求められます。西安の学生も、愛大生も、相手の言っていることを一生懸命聞こう、話そうと奮闘していました。わかりやすく言い直したり、ホワイトボードに漢字を書いて見せたり、話すうちに伝え方もだんだんうまくなってくるようです。西安の学生も、あらかじめ質問を紙に書いて準備していたり、愛大生が知らないと言ったC-POPをその場で歌ってくれたりもしました。

オンライン学生交流は、12月まであと6回程度実施する予定です。今後は、さらに互いについての理解を深めることができるよう活動していきます。

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カテゴリー:さくら21, 中国, 西安交流

2013/09/24

天津事務所から本が届きました / New Chinese Books on Nagoya Arrive From the Global Project’s Tianjin Office

さくら21リソースルームに新たな本が加わりました。今回は天津事務所の王所長が選んだ「名古屋を紹介している中国書籍5冊」です。

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もちろん、全編中国語ですが、書かれている内容は地元名古屋についてですので、中国語が苦手な方でも読みやすいと思います。

名古屋城や熱田神宮などの名古屋の代表的な史跡をはじめ、手羽先や味噌煮込みうどんなどの名物料理も紹介されています(味噌煮込みうどんや手羽先を中国語でどのように言うか、知っていますか?)。また中国の編集者が撮影した写真がちりばめられていたりして、外から見た名古屋の姿を知ることができます。

さくら21リソースルームでは、名古屋を紹介する本をこの他にも取り揃え、本学学生に貸出しています。海外から遊びに来た友だちや恋人、家族に名古屋を楽しんでもらえるように自分なりのおもてなしについて考えてみませんか。

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カテゴリー:さくら21, 天津事務所

2013/09/12

日台交流プログラム参加者からの報告(2)/ Faculty of Modern Chinese Studies Student Shares Their Views on Summer Japan-Taiwan Exchange Program (2)

夏休みに岡崎市で行われた日台交流プログラムに参加しました。このプログラムは、台湾で日本語を学ぶ学生と日本の複数の大学から参加した学生とが交流することを目的としたものです。1週間ともに生活をしながら、グループに分かれフィールド調査を行い、発表をしました。

私は「地域と歴史」のグループで、岡崎市の歴史と観光について調べました。特に、海外からの観光客への対応について詳しく調べました。

同じ班の台湾の学生は、ゲームで知った徳川家康や織田信長などの武将が大好きでした。調査のために訪れた岡崎城では、甲冑を着て姿でかっこよくポーズを決めてくれました。しかし、城内の展示物には中国語での説明が少なく、台湾の学生が理解に困ることもありました。そこで私は、簡単な日本語と中国語を使って台湾の学生に展示物を紹介しました。台湾の学生は、私の説明を聞いて理解ができたようでとても喜んでくれました。

調査の次の日には、岡崎市役所の観光課を訪問しました。ここでは、岡崎市が海外からの観光客にどのように対応しているかについて、実際に海外で岡崎市の紹介をしている職員の方にインタビューしました。また、私たちからは、前日の岡崎市の観光地調査で感じた海外からの観光客への対応の問題点を伝え、改善案や新しい観光コースの提案をしました。意見交換は、とても盛り上がり、観光課の方から、台湾の学生たちに「台湾の人はどのようなおみやげが欲しいのか」といった質問を投げかけられもしました。

最後には、フィールド調査の発表会をしました。発表は、プログラムに参加した学生全員が聴きます。もちろん、台湾の学生もいます。そのため、発表の原稿やスライドも台湾の学生でも分かりやすいように、簡単な日本語を使ったり、写真や表を多くしたりました。また、発表のときにも身振り手振りを使ったり、ゆっくり話すことを心がけました。発表のあとで「日本語がとても分かりやすかった」と言われて、うれしかったです。

このプログラムに参加する前は、日本文化を紹介するためには、外国語と日本文化の勉強さえしていればよいと考えていました。しかし、このプログラムを通して、それ以外に、ゆっくり話す、身ぶり手ぶりで示す、何度も話すといった「伝えるための工夫」が必要なのだと気づきました。(台湾の学生とは、今もSNSを使って、お互いに語学を教えあったり、共通の好きなものの話題で会話をしています。その際も、分からない単語が出てくると写真を見せたり、翻訳を一緒に考えたり工夫をしています。)

この春には、台湾へ遊びに行く計画もしています。そのときには、今よりもっと日本について紹介できるように、日本文化や中国語の勉強を頑張りたいです。

現代中国学部2年 H.M.



岡崎城でのフィールド調査

岡崎市役所観光課訪問の様子

カテゴリー:さくら21, 台湾, 台湾交流プログラム

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