カテゴリー: さくら21

2013/09/11

日台交流プログラム参加者からの報告(1)/ Faculty of Modern Chinese Studies Student Shares Her Views on Summer Japan-Taiwan Exchange Program

8月上旬、台湾の東海大学の学生とフィールド調査を岡崎市(愛知県)で行いました。

愛知大学や東海大学(台湾・台中市)だけでなく、人間環境大学・東京女子大学・九州産業大学など様々な国内外の大学生が岡崎市の「龍渓院」で合宿をし、各グループが決めたテーマについて台湾の学生達と一緒にフィールド調査を行いました。様々なテーマについて学び、発表することによって、知識を深められるのと同時に、台湾と日本の相違点・類似点などを知るきっかけにもなりました。

また、この合宿は学生主体のものです。自分たちで食事を作り、グループ活動の計画をします。また、合宿中はフィールド調査だけでなく、台湾の学生に日本語を教えたり、中国語を教えてもらったりするなど、お互い支え合って生活しました。この合宿を通し、学生同士の仲も一層深まり和気あいあいとやっていくことができました。

「コミュニケーションを取ることに国籍や言語は関係ない」。この合宿で学んだことを、来年に控える現地プログラムでも活かしていきたいと考えています。

現代中国学部1年 まいまい



フィールド調査発表会の様子

食事の様子

カテゴリー:さくら21, 台湾, 台湾交流プログラム

2013/09/09

夏の日台交流プログラムが実施されました / Summer Exchange Program Brings Japanese and Taiwanese Students Together to Promote Cross-Cultural Understanding

8月6日~11日の6日間、岡崎市の龍渓寺にて日台交流プログラムが実施されました。このプログラムは、台湾の大学生と日本の大学生が、数日間合宿をしながらフィールドワークをし、最後にその成果を発表するというもので、2006年より夏は日本、春は台湾で行われています。台湾では東海大学(台湾・台中市)、日本では人間環境大学が拠点校となり、愛知大学はさくら21プロジェクトの一環として今年から参加しています。

dsc00599 dsc00747
グループ活動の様子

今年の夏のプログラムでは「環境教育」「ものづくり」「農業」「地域と歴史」「食文化(伝統)」「食文化(B級グルメ)」の6つのグループに分かれ、それぞれのテーマについて調査を行いました。

続きを読む »

カテゴリー:さくら21, 台湾, 台湾交流プログラム

2013/09/02

「西安との交流」活動報告 / Update on Exchange Activities With Chinese University Students Based in Xian

夏休み中の8月19日、「西安との交流」参加メンバーの活動が行われました。この日はビデオレター撮影のためのリハーサルをしました。西安の大学生から出されていた「日本に関する質問」への答えを各グループが準備してきて、試しにカメラの前に立って発表してみました。

カメラの前に立って実際やってみると、誰がどう話すとか、原稿を用意したほうがいいなど直したほうが良いところに自分で気がついたり、「写真を見せた方がわかりやすい」、「ポイントを絞って話したほうがいい」、「話し方がわかりやすかった」など他のメンバーの意見が聞けたりします。和気あいあいと活動する中、次回の撮影に向けてイメージをつかんだのではないでしょうか。

dsc00345

着物の着方を説明するのに、実際に浴衣を着てみせる
dsc00347

うまく説明できそうですか

 

カテゴリー:さくら21, 中国, 西安交流

2013/07/30

西安の大学生からビデオレターが届きました / Video Letter Arrives From Xian University Students

先日当ブログでも紹介した中国西安の大学で日本語を勉強している学生との交流が始まりました。まず、西安交通大学城市学院の学生から日本に関するさまざまな疑問がビデオレターの形で送られてきました。さくら21プロジェクトでは、これに対して答えていくことを通じて、交流及び日本発信を進めていきたいと思っています。

 7月23日(火)に、さくら21リソースルームにて説明会と第1回活動を行いました。この活動に興味を持って集まったのは、現地プログラムから帰国してきたばかりの現代中国学部の二年生十数名でした。活動に先立ち、まず、西安交通大学城市学院の写真を見ながら、この活動の目的や意義、活動方針、今後の具体的な活動の展開について先生方の話を聞きました。

12 11

 その後、西安の学生からのビデオレターを皆で見ました。ビデオの中で話している学生たちは、皆いきいきと日本語で話していました。彼らからの質問は、簡単に答えられるものから、なかなか答えに困るような奥の深いものまでさまざまです。例を挙げると…

続きを読む »

カテゴリー:さくら21, 中国, 西安交流

2013/07/26

五感を使って日本の菓子について学ぶ / Students Use Their Five Senses to Get Acquainted With Traditional Japanese Sweets

7月6日に、さくら21科目である「総合科目(日本を知る)」の授業にて「日本食と菓子」というテーマで大阪国際大学の喜多野宣子先生に講義をしていただきました。

講義では、菓子のはじまりや甘味料の変遷、年中行事菓子についてお話してくださいました。学生が自分の目や耳、舌、鼻、皮膚感覚などを通し日本の菓子について学び、理解ができるような体験型の講義でした。

今回の授業で紹介された菓子は上古時代に菓子として食べられていた「橘」(授業では橘ジャムを試食)や唐菓子の形が伝わる「清浄歓喜団」、藤原道長が好んだといわれる「蘇」です。学生は見たこともないお菓子の形や聞いたこともない名前、見た目とは違う手触り、初めての味の菓子に興味津々でした。

DSC00488
講師の喜多野先生

v2
「清浄歓喜団」はどんな香りがしましたか?

DSC00498
「蘇」の硬さを確認する学生。

以下に学生の感想を紹介します。 続きを読む »

カテゴリー:さくら21

2013/07/16

天津事務所の王所長が来訪 / Mr. Wang, Director of Aichi University’s Tianjin Office, Visits Nagoya and Toyohashi Campuses

本学は本年5月に、天津の南開大学内に「愛知大学天津事務所」を開設しました。同事務所の所長である王連栄氏が、7月9日~12日の期間、グローバル人材育成推進事業に係る協議のため、本学を訪れました。

王所長は、短い滞在期間の間に、副学長表敬訪問、さくら21プロジェクト関連協議、現代中国学部教授会参加、中国語の授業見学、本学の諸施設見学等、精力的にスケジュールをこなされました。同事務所は、「本学の中国におけるさくら21プロジェクトの拠点」となることを主要な目的として設立されたものでありますが、本学教職員と王所長の間では、事務所の今後の活動案について活発な意見交換が行われました。王所長は特に、中国においてどのような「日本発信」が期待されるかについて熱心に述べられました。

image001

さくら21プロジェクト教職員とともに
(左から4人目が王所長)

image001

さくら21プロジェクト教職員との協議

本学天津事務所は、今後とも、日本人学生、中国人学生の双方の日本理解・発信を積極的に支援する予定です。同事務所はさくら21資料室を兼ね、日本に関する書籍やDVD等も常備しています。今後の同事務所の活動にぜひご期待ください。

image005

中日大辞典編纂所にて(左)安部同編纂所長(現代中国学部長)、(右)王所長

カテゴリー:さくら21, 事務局, 天津事務所

2013/07/12

「総合科目12(日本を知る)」の授業で「日本のODAについて」の講義が行われました / JICA Chubu Representative Delivers Talk to Students on Japan’s ODA Activities

7月9日(火)に、さくら21科目である「総合科目12(日本を知る)」の授業にて、JICA中部の小原基文氏をゲストスピーカーとしてお迎えし「日本のODAについて」をテーマに講義をしていただきました。

小原氏は、ODAとは何か、ODAの形態、具体的な取り組み例などについて、わかりやすく講義してくださいました。また、日本からのODAの最大の受け取り国であり、小原氏が最近まで赴任していたインドネシアについても、さまざまな興味深い話をご紹介くださいました。

多くの学生にとってはおそらくなじみが薄かったであろう「ODA」について、この講義を通して理解が進み、認識を新たにしたのではないでしょうか。また、インドネシアに興味を感じた学生も多くいたようでした。

DSC00288  DSC00282
講師の小原専任参事(JICA中部)

(注)ODAとは、Official Development Assistance(政府開発援助)の頭文字を取ったものです。政府または政府の実施機関によって開発途上国または国際機関に供与されるもので、開発途上国の経済・社会の発展や福祉の向上に役立つために行う資金・技術提供による公的資金を用いた協力のことです(外務省ウェブサイトより抜粋)。

続きを読む »

カテゴリー:JICA, さくら21

2013/07/08

日中間の学生交流イベントを開催!/ Cultural Exchange Event Held at Nankai University

6月19日に「さくら21プロジェクト」の一環として、南開大学において視聴覚資料を用いた交流イベントが開催されました。当日は、本学現代中国学部2年生の学生(現地プログラム実施中です)と現地の学生との間で、「映像を通して見る〈日本〉」を題材に様々な角度から意見交換がなされました。「日本」というコンテンツがどう理解/誤解されているのかを考えることは、相手に対する一層の理解を促すことにもなり、これはコミュニケーションを一方通行にさせないという意味でも重要です。当日集まった30名程の学生たちにとっては、外国における「日本」がいかに表象されているのかという問題に触れる一つのきっかけとなったのではないでしょうか。

カテゴリー:さくら21, 中国, 現地プログラム

2013/07/03

伝統工芸(和太鼓・和ろうそく・三河花火)から日本を学ぶ / Traditional Handicrafts as a Gateway to Japanese Culture

2013年6月20日(木)にさくら21科目である入門演習(現代中国学部)で学外活動が行われました。この学外活動は学生が海外に向けて日本を発信できるように日本に対する理解を深めることを目標にしています。

今回は、約44名の学生が「伝統工芸・地場産業」をテーマに「おかざき匠の会」を尋ね、そこに所属する職人さんの講演を聞いたり、制作現場を見学したりしました。

講演会では、三河花火職人である太田恒司氏(株式会社太田煙火製造所)から三河花火の歴史や花火の種類など、技の伝承やものづくりに関するお話を、職人だから知る大会の裏話もまじえつつご講演いただきました。学生からは「花火をつくるのにどれくらい時間がかかるのか」、「どうやって花火に火をつけるのか」など様々な質問がでていました。講演後には「花火を持ってみたい」と打ち上げ玉を実際に持たせてもらう人もいました。

制作現場見学では2グループに分かれ、和太鼓(株式会社三浦太鼓店)と和ろうそく(磯部ろうそく店)の工房をそれぞれ見学しました。見学した学生の感想を以下に紹介します。

続きを読む »

カテゴリー:さくら21

2013/07/03

さくら21プロジェクトについての記事が本日の中日新聞に掲載されました / Sakura 21 Project Featured in Today’s Chunichi Shimbun

先日、さくら21プロジェクトが新聞の取材を受けたとお伝えしましたが、本日(7月3日)の中日新聞15面に記事が掲載されています。中日新聞がありましたらぜひ読んでみてください。

rsz_dsc00420

カテゴリー:さくら21

2024年7月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

最近の記事

カテゴリー

月別アーカイブ

ブログ内検索