カテゴリー: さくら21

2013/07/08

日中間の学生交流イベントを開催!/ Cultural Exchange Event Held at Nankai University

6月19日に「さくら21プロジェクト」の一環として、南開大学において視聴覚資料を用いた交流イベントが開催されました。当日は、本学現代中国学部2年生の学生(現地プログラム実施中です)と現地の学生との間で、「映像を通して見る〈日本〉」を題材に様々な角度から意見交換がなされました。「日本」というコンテンツがどう理解/誤解されているのかを考えることは、相手に対する一層の理解を促すことにもなり、これはコミュニケーションを一方通行にさせないという意味でも重要です。当日集まった30名程の学生たちにとっては、外国における「日本」がいかに表象されているのかという問題に触れる一つのきっかけとなったのではないでしょうか。

カテゴリー:さくら21, 中国, 現地プログラム

2013/07/03

伝統工芸(和太鼓・和ろうそく・三河花火)から日本を学ぶ / Traditional Handicrafts as a Gateway to Japanese Culture

2013年6月20日(木)にさくら21科目である入門演習(現代中国学部)で学外活動が行われました。この学外活動は学生が海外に向けて日本を発信できるように日本に対する理解を深めることを目標にしています。

今回は、約44名の学生が「伝統工芸・地場産業」をテーマに「おかざき匠の会」を尋ね、そこに所属する職人さんの講演を聞いたり、制作現場を見学したりしました。

講演会では、三河花火職人である太田恒司氏(株式会社太田煙火製造所)から三河花火の歴史や花火の種類など、技の伝承やものづくりに関するお話を、職人だから知る大会の裏話もまじえつつご講演いただきました。学生からは「花火をつくるのにどれくらい時間がかかるのか」、「どうやって花火に火をつけるのか」など様々な質問がでていました。講演後には「花火を持ってみたい」と打ち上げ玉を実際に持たせてもらう人もいました。

制作現場見学では2グループに分かれ、和太鼓(株式会社三浦太鼓店)と和ろうそく(磯部ろうそく店)の工房をそれぞれ見学しました。見学した学生の感想を以下に紹介します。

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カテゴリー:さくら21

2013/07/03

さくら21プロジェクトについての記事が本日の中日新聞に掲載されました / Sakura 21 Project Featured in Today’s Chunichi Shimbun

先日、さくら21プロジェクトが新聞の取材を受けたとお伝えしましたが、本日(7月3日)の中日新聞15面に記事が掲載されています。中日新聞がありましたらぜひ読んでみてください。

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カテゴリー:さくら21

2013/06/28

さくら21登録メンバーにはこんな学生がいます!/ What Kind of Students are Signing Up for the Sakura 21 Project?

日本理解力と日本発信力を身につけることを目標とした「さくら21プロジェクト」、さくら21リソースルーム開室や学生説明会が行われた4月からまだ2ヶ月ですが、たくさんの学生がさくら21メンバーとして登録をしています。

今回は学生たちがさくら21の活動に対してどのような思いを持って参加しているのかを紹介したいと思います。

・外国人と交流したい!
・外国人に名古屋を紹介したい。
・名古屋ならではのイベント(どまつり世界コスプレサミット)に外国人と一緒に行き、イベントを紹介したい。
・日本留学を考えている海外の留学生に向けて情報を発信していきたい。
・日本文化を学び、外国人に伝えたい。
・自分が習ってきた伝統芸能を披露し、日本文化を発信したい。
・日本ならではの伝統行事(お祭りなど)に外国人と参加したい。
・日本の漫画・アニメを通じて、外国人と交流したい。
・日本のアイドルを紹介する活動がしてみたい。
・日本人と交流をして、日本の文化を深く理解したい。(留学生)

皆さん、様々な思いを抱き、「さくら21プロジェクト」に参加をしているようです。

愛知大学名古屋校舎がある名古屋市には名古屋城熱田神宮などの名所があり、名古屋まつりどまつりなどといったユニークなお祭りが毎年開催されます。このように地域の特徴を生かして、日本理解・日本発信するのもよし、日本の伝統文化を取り上げたり、世界に知られる日本の漫画やアニメを取り上げて日本理解・日本発信するのもよし。さくら21では枠にとらわれない、自由な発想で活動を展開しています。

カテゴリー:さくら21

2013/06/25

さくら21プロジェクトメンバーの活動報告(JICA中部研修員との交流会に参加した感想)/ Student Shares Her Thoughts After Participating in Exchange Activity With Foreign Trainees at JICA Chubu

私は5月19日(日)にJICA中部で開かれた交流会(お茶・居合抜き)のイベントに参加し、研修員と一緒に日本の伝統文化を楽しみました。まず、居合いの実演では、畳表を切り落とす”試し斬り”を目の前で見ました。とても迫力がありました。また、琴と尺八の演奏では日本独特の趣が感じられました。演奏後、琴爪をつけたり、琴を弾いたりする体験があり、研修員にとても人気でした。研修員は先生に教わりながら日本の伝統的な歌曲である「さくら」の演奏を楽しんでいました。茶道体験では、目の前で実際にお茶を立ててもらい、お茶菓子と一緒にいただきました。抹茶の独特の苦味に少し驚きながらも、みなさん進んでお茶を飲んでいました。 このように研修員と一緒に日本の伝統文化に触れることで、私は改めて日本文化の素晴らしさを実感しました。一方で、こうした伝統文化を研修員に説明するには事前準備が必要だと思いました。例えば、英語での独特の言い回しや表現を把握しておけば、この交流もより充実したものになると思いました。次の活動ではこれらを踏まえて交流を深めたいと思います。

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カテゴリー:JICA, さくら21

2013/06/18

さくら21プロジェクトが新聞の取材を受けました / Sakura 21 Project to be Featured in Chunichi Shimbun

6月17日(月)に、さくら21プロジェクトが中日新聞の取材を受けました。さくら21プロジェクト委員会と学生から活動の内容や感想についてお話ししました。大学特集の記事として7月2日または3日に中日新聞に掲載される予定です。

6月17日(月)さくら21リソースルームにて、取材を受ける学生

カテゴリー:さくら21

2013/06/14

JICAでのジェネラルオリエンテーションに参加 / Aichi University Students Participate in JICA Lecture

5月17日、JICA中部で開催された、ジェネラルオリエンテーションに参加させて頂きました。ジェネラルオリエンテーションとは、日本社会をさまざまな角度から外国人研修員に向けて発信する講義で、英語で行われます。今回は、戦後から現在にいたる日本経済に関する講義を、スリランカ、ミャンマー、カンボジア、ラオスからの研修員の方々とともに受けました。

研修員の方々は、とても熱心に聴いておられ、疑問が浮かぶごとに質問されていました。経済に関する英語での講義ということで、参加した学生はなかなか思うように質問したり、議論したりできませんでしたが、この日本発信の場に身を置いて、日本理解が深まっていく研修員の様子を目の当たりにしたことで、さらに英語力を磨いていく決心を固くしたようです。

就職活動を控え、今後の日本経済を考えるうえで、大変有益な機会であり、グローバルな議論に加わることの楽しさと難しさを体験した貴重な機会でもありました。

参加した学生の感想をご紹介します。

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・改めて日本のすばらしさに気づかされました。ただ英語力がなくて聴き取りに精いっぱいになっていたので、たくさん勉強し、質問などができるよう努力したいです。英語をがんばる気になれました。

・自分の英語力の欠乏を再確認する良い機会となった。語学は交流するためのツールであるから、もう少し勉強してリスニング、スピーキング共にのばしたい。またそのツールを活かすためには自国の文化をもっと知り、伝えていくことが大切だと思いました。

カテゴリー:JICA, さくら21

2013/06/07

旅館女将が話す「おもてなしの心」とは? / Japanese Inn Owner Gives Talk to Students on the Spirit of Hospitality

5月28日(火)に、さくら21科目である「総合科目(日本を知る)」の授業にて、三重県鳥羽市の旅館「海月」の女将兼代表取締役である江崎貴久さんをゲストスピーカーとしてお迎えし「おもてなしの心」をテーマに講義をしていただきました。

江崎さんは、旅館の女将業にとどまらず、「海島遊民くらぶ」を立ち上げ、観光と環境保護とを両立する活動に取り組まれています。この日は、海外の観光客に向けたさまざまな取り組みや、どのように観光のまちづくりをしていくのか、などについて話されました。「(その地域・その人)らしさ、ならでは」を取り入れること、また、町の人・自然や他の産業との循環・連携が大切であることをさまざまな具体例を挙げながらお話され、講義後の学生の「仕事を通じて学んだことは何か」という質問にも「人に頼り、自分がそれにお返しをするという繰り返しが自分も周りも成長させる」と答えていらっしゃいました。

学生たちは、この講義をどのように感じたのでしょうか?講義を聞いた学生の感想を以下に紹介します。

・最も印象に残ったことは、外国人に地域ならではの文化、産業を知ってもらうのは言葉を使ってではなく、その町の雰囲気である、ということです。

・「(その地域)らしさ」「ならでは」を引き出すアイデアはすごいと思った。地域・地元の人との連携でかなり経済効果があるし、どこにも損がないことだと思いました。

・私自身も昨年答志島に旅行し鳥羽の良さやお話の中であった人の温かみを肌で感じた経験があるのでとても説得力がありました。人を巻き込み事業をし、町に貢献していく姿勢にとても共感しました。

・現代中国学部で海外について学んでいると、やはりもっと日本の良さをわかってもらいたい!と感じることが多い。本日の講義で、地域とどれだけ密着して、お客様の潜在的欲求に応えて満たすことが、おもてなしの心を伝える鍵となるんだなと感じました。

・自分の街を誇らしく話せるってすてきだなと思いました。私も名古屋の勉強します!まずは愛大もある中村区から!そして中国の留学生に案内したいです。ベトナムの友達にも紹介したいです。

・今日の話は、観光やおもてなしの中にマーケティングの要素がたくさんあるように感じました。今ある資源を活用して期待以上の付加価値をつけることでお客さんにとってもその地域にも良い効果が得られ、win-winの関係を創造しているように思いました。

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5月28日(火) L904教室にて

カテゴリー:さくら21

2013/06/07

日本について答えられますか? 現地プログラムでの日本発信 / Could you answer these questions? How well versed are you in Japanese culture?

5月25日(土)に南開大学浜海学院(中国・天津市)において、現地プログラムで留学中の本学現代中国学部2年生と南開大学浜海学院の日本語学科の学生との交流会が行われました。今年の現地プログラムでは、4月26日(金)に天津財経大学(中国・天津市)と交流会が行われたのに続き二回目の交流会となります。

愛大の学生たちは今回の交流会で中国人の学生たちと話す中で日本発信ができたのでしょうか。

交流会後のアンケートでの「日本について発信することができましたか」という質問への回答を集計すると以下のようになりました。

「日本について発信することができましたか」(41人が回答)

  • ・ よくできた 5人(12%)
  • ・ まあまあできた 15人(37%)
  • ・ できた 12人(29%)
  • ・ あまりできなかった 9人(22%)
  • ・ できなかった 0人(0%)

半分近くの学生が「よくできた」か「まあまあできた」と回答しています。20%あまりの学生は「あまりできなかった」と回答しています。

では、日本についてどんな話をしたのでしょうか?

「日本についてどんな話をしましたか」(複数回答)

  • ・ アニメ・漫画 18人
  • ・ 観光地(東京、大阪、京都、名古屋、北海道、ディズニーランド、お薦めの場所…) 16人
  • ・ 食べ物 10人
  • ・ 俳優・歌手・アイドル 7人
  • ・ ドラマ 6人
  • ・ 大学生活(大学、バイト、宿舎…) 5人
  • ・ 日本語 4人
  • ・ 中国と日本の違い 3人
  • ・ 美容、化粧 3人
  • ・ 音楽 2人
  • ・ 映画 2人
  • ・ 生活一般(祝日、街…) 2人
  • ・ 文化・歴史 2人 本 1人

多かったのは、「アニメ・漫画」。中国人学生の多くが日本のアニメ・漫画に興味を持っている様子です。お薦めの場所など、「観光地」の話題もよく出るようです。これらについて、皆さんはどれだけ知っているでしょうか。外国人に質問されたら紹介することができますか。

カテゴリー:さくら21, 現地プログラム

2013/05/31

現地プログラムで天津財経大学との交流会が行われました / Second Year Faculty of Modern Chinese Studies Students Take Part in Cultural Exchange Event with Tianjin University of Finance & Economics Students

4月26日(金)に、天津財経大学(中国・天津市)において、現地プログラムで南開大学(中国・天津市)に留学中の本学現代中国学部2年生と天津財経大学の日本語学科の学生の交流会が行われました。

交流会に参加したのは、愛知大学の現代中国学部2年生の51名と、天津財経大学の日本語学科の学生約70名です。愛知大学の学生が天津財経大学に着くと、出迎えに来てくれた日本語学科の学生に先導されて四つの教室に分かれ、それぞれの教室で、中国人学生と日本人学生が7~8人くらいのグループに分かれて中国語と日本語で歓談・交流しました。また、教室での歓談の後は、天津財経大学の学生に広いキャンパスを案内してもらうという「キャンパスツアー」も行われました。

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学生たちは、はじめは緊張ぎみでしたが、電子辞書を片手に、筆談等も交えながら、好きなアニメ、ドラマ、文学、観光地などの話題で話すうち、だんだん打ち解けて話がはずんできたようでした。

現プロ生たちは、中国にいるだけで日々中国語に触れる環境ではありますが、積極的に自ら外に出て機会を見つけていかなければ、実際に中国人と知り合い交流するにはなかなか至りません。そんな中、このような交流会は、同年代の、それも日本に興味がある中国人の学生と話をすることができる良い機会です。学生たちは、この交流会で、思うように話せなかったり、中国人が興味を持っていることを知ったり、親切にしてもらったりという経験を通じて、大いに刺激を受けたのではないでしょうか。また、日本理解・発信という点で、自分に何が必要か実感できる機会になったのではないでしょうか。

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カテゴリー:さくら21, 中国, 現地プログラム

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