月別アーカイブ: 2015年3月

2015/03/31

「第32回全日本中国語スピーチコンテスト愛知県大会」にて入賞をした学生が報奨旅行に参加しました!

昨年2014年10月25日に開催された「第32回全日本中国語スピーチコンテスト愛知県大会(主催:特定非営利活動法人 愛知県日本中国友好協会/江蘇省人民対外友好協会)」でて2位入賞をした現代中国学部の大竹真璃奈さんが、報奨旅行で中国・南京の東南大学外国語学院を訪問しました。
(※1位入賞をした現代中国学部の堀井さんは、「現地プログラム(中国)」と報奨旅行の期間が重なったため、参加を辞退)
第32回全日本中国語スピーチコンテスト愛知県大会の様子はこちらからご覧ください

その時の様子が東南大学外国語学院のホームページに掲載されました。以下からご覧ください。

(訳文)
2015年3月12日、愛知県日中友好協会事務局長の佐藤豊氏を団長とする第5回愛知県中国語スピーチコンテスト入賞者代表団の6名が東南大学を訪問し、日本語学科の学生と友好的な交流を図りました。

午後3時、代表団は東南大学九龍湖地区に到着し、日本語学部の教員・学生らの熱い歓迎をもって迎えられました。和室では、代表団と同じ学年の大学2年生11名が仲良く交流を行いました。スピーチコンテスト入賞者の代表 永野正男氏の感動的なスピーチは、その場にいた教員・学生の心を動かしました。その後、代表団団長の佐藤豊氏は日本語学科の教員・学生に日本のすばらしい漫談を披露し、日本の伝統的な着物に身を包んだ佐藤氏の落語に観客は大きな拍手を送りました。

交流会後、日本語学部の学生の付添いのもとで図書館・校舎などを見学し、中国の大学の文化や雰囲気を体感しました。このような活動は、愛知県の若者や県民に江蘇省と中国を知ってもらうことへの大きな効果があるでしょう。

カテゴリー:スピーチコンテスト, 中国, 中国語

2015/03/30

ちゅまちゅまマレーシア #1 ~さくら21プロジェクト・マレーシア現プロからの日本発信レポート~

さくら21プロジェクトでは、今年度も「日本発信サティフィケイト」の取り組みを行っています。これは、現代中国学部の現地プログラム(通称:現プロ)中の学生が、交流活動やイベントなど、日本発信に関わる活動やできごとをレポートすると、「日本発信サティフィケイト(認定証)」が発行されるというもので、留学中の気づきや活動の「足あと」を目に見える形で残すことを奨励する目的で行っています。

現地プログラムは今年度(2015年度)より、従来の中国(南開大学・天津)に加え、新たにマレーシア(南方大学学院・ジョホールバル)と台湾(国立台湾師範大学・台北)を加えた三拠点で行われています。したがって、日本発信レポートも三つの留学先それぞれで進行中です。
このブログの読者ならご存じかと思いますが、昨年度はこの日本発信レポートを「なまチャイナ」という愛称で呼んでいました。今年度から加わった台湾とマレーシアのレポートについては、それぞれ「しりたいわん」、マレーシアは「ちゅまちゅまマレーシア」と名付けています。ちなみに、「ちゅまちゅまマレーシア」の「ちゅまちゅま」とは、マレー語でやってみよう、という意味です。

留学中の現地での様子が伝わってくるこのレポートを、今年度もこのブログで紹介していこうと思います。
(参考:昨年度の「なまチャイナ」レポートはこちら

今回は、「ちゅまちゅまマレーシア」からの紹介です。
マレーシアでの現地プログラムは、3月10日に他に先駆けて出発、南方大学学院(南方大学)にて順調に現地での学習を開始しており、すでに現地からレポートも届いています。
(参考記事:マレーシアでの現地プログラムが現地の新聞に掲載されました!

2015.3.11 語学パートナー(※)と自己紹介!


英語と中国語の語学パートナーと自己紹介をして、南方大学の学生が考えてくれたゲームで遊びました。また、ご飯のメニューを見ながらどんなメニューか、おすすめはどれかを教えてもらいました。夕方からは、ご飯とショッピングに連れて行ってもらい、「肉骨茶(バクテー)」を食べ、どうしてこの料理ができたのかを英語と中国語で説明してもらいました。また、語学パートナーの学生たちが本屋さんで日本語の本を買い、日本語でも少し交流しました。


(※)語学パートナー:現地プログラム中の学生が語学力向上のため、会話をしたり、一緒に遊んだり、学習の助言をもらったりする相手。パートナーとなるのは留学先の大学の学生。マレーシアでは、英語のパートナーと、中国語のパートナーがいる。

2015.3.15 それぞれの大学について話す


語学パートナーの子に大学内を案内してもらった。愛知大学にはない学科ばかりで、デザイン学科に展示されていた作品を見て回ったり、各学科の説明ブースに入ったり、南方大学学院についてより知ることができた。会場にはカフェのブースがあり、日本にはない発想だと思った。愛知大学はどういう大学なのか、同じ学科はあるのか、学生は何人いるのかなど細かいことまでたくさん質問された。



南方大学学院

現プロ期間中、中国とマレーシア、台湾の3拠点から、リアルな留学生活を報告します!

カテゴリー:さくら21, ちゅまちゅまマレーシア, マレーシア, 現地プログラム, 留学

2015/03/27

さくら21プロジェクト・「名古屋へおいでよ2014」を公開しました!

グローバル人材育成推進事業のホームページ内「さくら21」のページを更新しました!「さくら21科目」「さくら21活動アーカイブ(正課・正課外で行っているさまざまな活動の記録)」などの内容が最新になっているほか、本学の学生がさくら21の課外活動として企画・作成した「名古屋へおいでよ」のページも公開していますので、ぜひご覧ください。

「名古屋へおいでよ」というのは、愛知大学や、名古屋や、日本の魅力を日本や世界へ向けて紹介する、学生による自主企画です。名古屋で暮らしているとなかなか気づきにくいのですが、他の地域の人の目から見ると珍しかったり魅力的だったりするものが、この地域にはたくさんあるのではないでしょうか。これは、そんな自分の身近なものの魅力を大学生ならではの視点で発信しようという企画です。

昨年度(2013年度)には、愛大生がさまざまな外国語や方言で「名古屋へおいでよ」と呼びかける動画と、愛大からほど近い「名駅」や「那古野」という場所を紹介するページが作成されました。
(関連ブログ記事はこちら)



2013年度の企画
右: 岐阜弁で「名古屋へおいでよ」をいうと・・。 左: 大学から那古野まで散策。

今年度(2014年度)も、春学期から活動をスタートさせ、それぞれのグループが構想を持ち寄り、互いに意見を出し合いながら、夏休みも使って制作を進めました。今年度できあがったのは次の5編です。

企画1 むっちゃんとりらっくまと行くお城ツアーズ
全国的にも貴重な城郭の残っている愛知県下から、名古屋城と犬山城を紹介します。


名古屋城の石垣にはいろいろな歴史が刻まれています。

企画2 よんよんと行く名駅地下街めぐり
日本最大級の地下街である、名古屋駅前地下街の魅力を紹介します。

テルミナ? メイチカ? ユニモール? 地元ではおなじみですね。

企画3 LOVE・さらさらトン茶
愛知大学名古屋校舎の生協食堂で提供されていた夏季限定メニュー「さらさらトン茶」の魅力を漫画で紹介します。

「さらさらトン茶」ってどんな味!?

企画4 名古屋で楽しむ映画
本学から徒歩圏内の伏見の街の魅力をぶらぶら散歩しながら映像で伝えます。

伏見エリアの魅力を紹介!!

企画5 リアルな留学生活―住宅探しのアドバイス―
海外から日本に来た留学生に向けて、名古屋の下宿事情を紹介します。

「四畳半」、「和室」、「洋室」を説明できますか?

さくら21プロジェクトの課外活動の中でも、この「名古屋へおいでよ」は、完成を迎えるまで地味な活動ですが、完成したときの達成感は大きいそうです。



ミーティングを重ね、企画の内容を練る

また、おもてなしプロジェクト中国・西安の大学生との交流など他のさくら21活動で、外国人から名古屋の地下街のことを聞かれたり、城のことを質問されたりする場面が何度もありました。そのため、この活動を通じて調べたことは、実際に日本発信に有効であるという実感を得たようです。海外への発信を意識して地元を見直すと新しい発見がたくさんありますよ!

カテゴリー:さくら21

2015/03/24

さくら21プロジェクト・第5回おもてなしTRIPを実施しました②

記事①につづき、2月21日に実施した、第5回おもてなしTRIPの報告をお届けします。

≪B班の報告≫


私たちの班はナイジェリアからの研修員お2人をアテンドしました。
チュクムさんは前回(2月8日)のトリップにも参加されていて、今回2回目のおもてなしトリップでした。
オリエンテーションで行ったアイスブレーキング(※注)では、お互いの緊張感がほぐれ、ゲームを楽しめました。

(※注)アイスブレーキングとは、初対面の参加者同士の緊張をほぐすためにするゲームなどのアクティビティを指します。

<熱田神宮>
名古屋駅から地下鉄に乗ってみんなで話をしながら移動しました。熱田神宮では、前もって下見をしていた愛知大学のおもてなしメンバーが、一生懸命英語で熱田神宮について説明をしました。事前に自分たちがその場所や、作法の意味、仕方など知っておくことは、やはり大切だと思いました。
鳥居をくぐる前に一礼をすることや、参拝、手水の仕方を私たちがお手本を見せながら、研修員の方にも実際にやってもらい、知ってもらいました。宗教上、参拝はできない方もいらっしゃいましたが、研修員の方たちは来るのが初めてだったようで、日本の神社に興味をもって一緒に楽しむことができました。




熱田神宮にて。手水の仕方を実演。


<大須>
ここはA班とB班に分かれてアテンドしました!まず、大須観音に行き熱田神宮とは違った日本のお寺を見てもらいました。エスダさんはいつもビデオカメラで撮影していて、興味津々でした。
その後、みんなで和食を食べに行きました。研修員のお2人は、豆腐を食べたことがなかったらしく、初めての味に驚いていました。ランチタイムはナイジェリアの独特な英語の話など、私たちが知らないナイジェリアのことについて話してもらい、とても楽しかったです。



大須のお寺見学とランチタイム。



お土産は日本茶が買いたいということで、お茶屋さんを探し、お買い物のお手伝いをしました。100円ショップでは、「本当にこれが全部100円なの?」と少し驚いていました。100円はとても安いと言ってお土産をたくさん買っていました。




プリクラで記念撮影。目がキラキラしてます☆


その後はゲームセンターにいってプリクラをとりました。ここでも初めて見るプリクラにびっくりしていました。撮った写真がシールになってでてきて、プリクラを渡すと喜んでもらえたのでよかったです。プリクラも日本独特の素敵な文化だと思いました。
帰るときにクレーンゲームを見つけて研修員の方が何回か挑戦しましたが、難しくてとれませんでした。でも、楽しんでもらえたようです。



大須商店街・招き猫前で記念撮影。


今回もとても充実したトリップを行えました!一つ一つの活動を大切にして、また次につなげていきたいです。

カテゴリー:JICA, おもてなしプロジェクト, さくら21, 英語

2015/03/24

さくら21プロジェクト・第5回おもてなしTRIPを実施しました①

2月21日に実施した、第5回おもてなしTRIPの報告です。
過去の活動はこちら。



今回、愛大のおもてなしメンバーは、「歴史コース」として、熱田神宮などに行くコースを計画。二つの班に分かれて、研修員二名ずつをアテンドしました。熱田神宮に行くのはおもてなしTRIPでは今回が初めてです。

≪A班の報告≫

今回トリップに参加してくれたのはナイジェリア出身のチュクムさんとエスダさん、ケニア出身のアルフレッドさんとケンさんです。

最初にJICA中部で今日のトリップがどのようなものか説明を行い、その後、研修員の皆さんと学生でIce breakingという、お互いの壁を取り除く為のちょっとしたゲームをしました。その後、ナナちゃん人形の前にて、全員で写真撮影をしました!



JICA中部でのオリエンテーションの様子。英語でプレゼンテーション!ドキドキ!


ナナちゃん人形で記念撮影。今日は、女子高生版ナナちゃんです。


<熱田神宮>
地下鉄で熱田神宮へ行きました。
熱田神宮では愛大おもてなしメンバーから手水舎での清め方、鳥居の真ん中は神様の道だから通ってはいけないということなど神宮でのマナーの説明をしました。
鳥居をくぐる前には一礼してからくぐるというしきたりがあることは日本人の私でも知りませんでした。
みなさん信仰上の都合で、お参りはできませんでしたが、興味深そうにご神木を見たり、神宮独特の雰囲気を感じていました。
美肌になれると言われる清水社では、石塔に水をかけるのは難しいねと研修員の皆さんと話しました。
でも、これで皆美肌になれますね(笑)




熱田神宮にて。鳥居のくぐり方について説明!


<大須>
そして、熱田神宮から大須に向かいました。この日、大須は60周年ということで、お正月のような雰囲気でした。
ここでは人数が多かったため、二班に分かれてお昼ご飯を食べたり、買い物をしたりしました。私はアルフレッドさんとケンさんとまわりました。
お昼は某牛丼チェーン店で食べました。文字だけだとイメージしにくいけれども、メニューに写真が載っていたので選んでもらいやすかったかなと思います。でも牛丼が何なのか、説明後も不思議そうにメニューを見ていました。

昼食後はお土産を買いたいとのことで、靴屋や、時計屋、100円ショップに行きました。
靴や時計を買って、誰にあげるのか聞くと、決めてないけど誰かにあげるという返答が!!
靴を未定の誰かにあげるというのには驚きました。私は、お土産は誰にあげるかを決めてから買うものと思っていたので、不思議な感じがしました。
日本の物は高いと言っていましたが、いろいろなものを買ってくれたので、一緒に来れてよかったなと思いました。




大須商店街散策。60周年のイベントで、商店街が赤で華やかでした。


普段日本で生活していたら出会えないような国籍の人と交流でき、お互いのことや文化を知れて楽しかったです!
4名の研修員さんが参加してくれたことに感謝!!

記事②に続く・・・

カテゴリー:JICA, おもてなしプロジェクト, さくら21, 英語

2015/03/20

マレーシアでの現地プログラムが現地の新聞に掲載されました!

現代中国学部では今年度から「現地プログラム」を「中国・台湾・マレーシア」の三拠点で実施します。マレーシアでのプログラムは3月11日に開講式を行い、その様子が現地の新聞に掲載されました。

本プログラムは南方大学学院(ジョホールバル)で行われ、現代中国学部12名の学生が参加します。現地では中国語をベースに、英語やマレー語も学習することができます。

初回となる今回の開講式は、南方大学学院の関係者や学生らに歓迎され、華やかに催されました。参加学生は6月末まで現地で学習します。学生にとって大きな収穫があることを期待しています。




左:3/12 中国報 右:3/12 星洲日報



3/12 中国報 日本語訳

日本の愛知大学と南方大学学院は現地プログラムを本日開講し、愛知大学現代中国学部の12名の学生を迎えました。4か月間の中国語と英語の学習を通じて、我が国の多民族社会の特徴を理解してくれることでしょう。

南方大学学院理事長の張瑞氏は開講式で、愛知大学と南方大学学院には共通点が多くあり、愛知大学の前身が1901年上海に設立された東亜同文書院である点と、南方大学学院の前身が寛柔中学の専門部であった点などを挙げました。
また、南方大学学院は全国700あまりある国立ではない大学のうち、唯一中国語・英語およびマレー語を学ぶことができる良い環境を有しており、愛知大学の学生にとっては最も適した場所であると述べられました。マレーシアは世界において中華文化・マレー文化・インド文化およびヨーロッパ文化を有する国で、愛知大学の12名の学生はこれらの文化を理解できるほか、南方大学は25名の学生を語学パートナーとして手配しています。

愛知大学学長の佐藤元彦氏はマレーシアの社会環境は中国や台湾とは違い、多民族国家であり、3つの言語とふれあうことができると話しました。

また、愛知大学の学生に対して、今回のプログラムはマレー語を勉強し、マレーシア人がいかにして多言語で交流を行っているかを体感する良い機会であるとし、学生を励ましました。

開講式の出席者は以下の通りです。南方大学学院 拿督 張文強董事長、祝家華校長、華人族群与文化研究所 安焕然所長、国際教育交流センター 張竣文主任、人文社会学院 黄良日院長、愛知大学現代中国学部 松岡正子教授、国際交流センター事務課 村田安係長。

カテゴリー:中国, 中国語, 現地プログラム, 留学

2015/03/18

中国労働関係学院の学生と日本社会調査を実施しました

3月1日(日)~3月7日(土)の1週間、中国北京・労働関係学院から学生15名と引率教員3名が来日し、本学学生の同行のもと、日本国内の企業等においてフィールドワークを行う「日本社会調査」を実施しました。

調査1日目には、日本企業の革新的な取組を知るという観点から、エアコン等のコンプレッサーにおける温度・電流センサーとスイッチで世界トップシェアを誇り、名古屋のベンチャー企業の先駆けでもある「株式会社生方製作所」(名古屋市南区)を訪問しました。調査2日目には、日本企業の労使関係という観点から、トヨタ自動車創業以来の歴史・変遷を学ぶ目的のもと、「トヨタ会館」と「トヨタ鞍ヶ池記念館」を見学し、調査3日目には、産業発展と環境被害という観点から、四日市市の公害問題とそこからの再生を学ぶため、「四日市市環境学習センター」や「昭和四日市石油株式会社」等を訪問しました。

中国労働関係学院の学生たちは、各企業担当者からの説明に熱心に耳を傾け、予定時間を超過するほど積極的に質問し、知ろうとする熱意に溢れていました。同行した本学学生もその積極性に大いに刺激を受けて調査に取り組み、内容の濃い3日間となりました。

フィールドワーク最終日の3月6日(金)には、本調査での学びを発表する報告会を開催しました。中国労働関係学院の学生たちは、自信に満ち溢れたプレゼンテーションを披露し、内容も多角的に考察されていました。参加者はその堂々としたプレゼンテーションに引き込まれていました。


カテゴリー:中国, 中国語, 日本社会調査

2015/03/17

JICA中部の「インド人研修員による自主研究発表会」に参加して

3月3日にJICA中部で行われた「インド人研修員による自主研究発表会」に参加した学生の感想をお届けします(関連記事はこちら)。

私が今回この発表会に参加したのは、個人的に、インドの人はどんな人なのか、日本のどんなことに関心を持っているのかを知るのが目的でした。

前半のB紙を用いたプレゼンでは、多くは日本のことに関する発表だったが、インドと日本の比較形式だったプレゼンもあり、インドには紙が無いトイレもあるということに特にびっくりした。後半のクールインディア紹介のプレゼンでは、「スパイス」に関する発表で、インドの人はみんなカレーが作れると聞いて、やっぱり国民的料理なのかなと感じた。その他いろいろ、知らなかったことを知ることができて、楽しかった。

また、最後の交流会では、インドについて知りたい事が沢山聞けたので良かった。そして、ヒンドゥー語を少し教えてもらい、その複雑な文字を目の前で書いてもらって興奮したし、主語、目的語、動詞の順の文法だと知り、驚いた。

 私は今回で大学のこのプロジェクトに参加するのは最後だったが、何度か参加してきて一番感じたのが、どんな人とでも人と人とが意志の疎通をはかるために言葉は大事だということ、そしてなにより世界言語である英語の重要性だった。
参加したのは数回だったが、JICA中部での日本文化体験教室等のボランティアも、参加するたび英語がもっと話せるようになりたいという意欲が湧いた。

学内にも留学生はおり、英語でしゃべろうと思えばできる環境もあるが、留学生も日本語ができるので、自分が英語で言い方などが分からなくなるとつい日本語で言ってしまうこともしばしばあったが、JICA中部では日本語がほとんど分からない人ばかりで、自分の中の少ない語彙の中でいかに相手に伝えることができるか、相手の言葉を理解できるかなど自分自身すごく熱心になれた。

留学経験のない私にとっては、いろんな人と会って英語で話せたことがすごく面白かった。また、言葉以外にも、普通に日本で生活していたら会うこともないような国の人たちに会えたこともすごく良かった。うまく言えないが自分の中の世界が広がった感じがするし、駅などで今まで肌の色でこの人外人だな・・・みたいな変な(?)目で人を見ることもあまりなくなったような気がする。多様性に触れることはすごく大事なことだなあ、と思った。

(国際コミュニケーション学部 四年)

カテゴリー:JICA, さくら21, 英語

2015/03/17

JICA中部の「インド人研修員による自主研究発表会」に参加しました

3月3日に、JICA中部で「インド人研修員による自主研究発表会」が行われ、本学の学生と教員が発表会に参加しました。
昨年の同発表会に参加したときの記事はこちら

この発表会は、JICA中部が実施する技術協力プロジェクトの一環として約二週間日本に滞在し研修に参加するインドの製造業界の経営幹部38名が、滞在期間中に行った「日本についての自主研究」の成果を発表するというものです。
自主研究というのは、研修員が3人一組になり、来日前にテーマを決め、来日後は短期間でいろいろなところに出向き、データを取り、まとめる、という主体的に学ぶプログラムということです。

発表会会場にはプレゼンテーションボードがいくつも並べられ、その中から好きなテーマのところに行って聞くという「夜店式」のスタイルでした。
13グループの発表テーマは「コミック大好き!~日本vsインド」「ベジタリアンは名古屋で生き残れるか」「日本のトイレバンザイ」など、聞いてみたいと思わせるテーマばかり。テーマだけを見ても、外国人が日本を見る視点をうかがい知ることができます。発表では、内容の興味深さもさることながら、研修員たちがこの研修を将来のビジネスに役立てようとする真剣な姿勢で取り組んでいることがうかがえました。どのパネルの前でも、参加者が興味深くプレゼンを聞き、活発に質問していました。



発表の様子


左:優秀賞に選ばれた発表(「階段とエスカレーター、あなたはどちらを選ぶ?」)の
プレゼンボードの一部
右:第二部のインドの文化紹介「クールインディア」タイム。インドの神様、スパイス、結婚、占い、
インドの映画、インドの観光地が紹介された

発信力を高めたい学生にとっても、この発表会はいろいろなヒントをもらえるものであったと思います。テーマ選び、プレゼン方法、データの使い方、得られた結果をどう次につなげるか。また、研修員の方々が異文化の中で調査を行い発表したという点でも、わたしたちの手本にもなり刺激になるものでした。

関連リンク:インド人研修員による「自主研究発表会」を実施(JICA中部ウェブサイト)

カテゴリー:JICA, さくら21, 英語

2015/03/12

さくら21プロジェクト・2015春の台湾交流プログラムが行われました

以下、参加者からの報告をお届けします。

<台湾交流>

台湾交流とは、夏は日本、春は台湾と1年に2回、愛知大学・人間環境大学(岡崎市)・東海大学(台湾・台中市)の三大学合同で行われており、学生が主体となってフィールドワークをしながら交流を深めていくものです。今年の春は2月9日~2月14日の期間に台湾の宜蘭で行われました。今回は、42名とメンバーもとても多く、愛大からは12名参加し、大規模な交流会となりました。

左:活動場所の最寄り駅「羅東」の駅前  右:宿泊地の近く。のどかなところ

(歓迎会)
歓迎会では、東海大学の学生が中心となり私たち日本からの学生を出迎えてくれました。最初は食事をとりながらも少し緊張ムードでしたが、いざゲームを始めるとお互いに名前を一生懸命覚えたり、一人ひとりが自己紹介をしたりと「いよいよ台湾交流が始まるんだなぁ」という雰囲気でした。そのあとは、グループで集まりポスターを作りました。それぞれのグループがフィールドワークに向け、自分たちのテーマを紹介した個性溢れるポスターでした。

(まよ)


歓迎会では、ゲームで自己紹介



グループ毎にテーマ紹介のポスターを作成し発表

(グループ活動)
現地でのフィールドワークで僕は伝統文化について調査しました。国立伝統芸術センターに行き、布袋戯という人形劇を見たり、歌仔戯という日本の歌舞伎のような伝統文化の劇団にインタビューさせていただき、簡単な舞踊の動きを教えてもらいました。思っていたより若い世代が多く、伝統文化に対して情熱も感じました。夜は羅東夜市に行き様々なおいしいものを食べました。今回の活動で僕の知らない世界を知っている、たくさんの面白い人々に出会うことができました。次回もこの楽しい活動に参加して、新しい人脈を広げていきたいです。

(オジー)



左:フィールドへ移動途中の宜蘭駅で 右:歌仔戯の劇団員にインタビュー



左:歌仔戯の動作を教えてもらう 右:台湾と言えばもちろん屋台にも

(送迎会)
送迎会では、それぞれのグループが3日間のフィールドワークの成果を発表しました。一人一人が真剣に質問をしたり、答えたりと中身の濃い発表となりました。また、全員が食事をとりながら会話をし、活動について振り返りました。今回は、この交流会への参加が最後となるメンバーも多く、送迎会の一大イベントであるゲームやプレゼント交換、一人ひとりの感想と「笑いありさみしさあり」といろんな気持ちがこみ上げてくる一日でした。

(まよ)




左:発表準備。各グループ真剣!左:発表会。質疑応答も活発でした



左:発表にも熱が入ります 右:送別会では楽しくゲーム


参加者全員での記念撮影。お疲れさまでした

(文:現代中国学部2年オジー、1年まよ)

カテゴリー:さくら21, 台湾, 台湾交流プログラム

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