2015/03/18
中国労働関係学院の学生と日本社会調査を実施しました
3月1日(日)~3月7日(土)の1週間、中国北京・労働関係学院から学生15名と引率教員3名が来日し、本学学生の同行のもと、日本国内の企業等においてフィールドワークを行う「日本社会調査」を実施しました。
調査1日目には、日本企業の革新的な取組を知るという観点から、エアコン等のコンプレッサーにおける温度・電流センサーとスイッチで世界トップシェアを誇り、名古屋のベンチャー企業の先駆けでもある「株式会社生方製作所」(名古屋市南区)を訪問しました。調査2日目には、日本企業の労使関係という観点から、トヨタ自動車創業以来の歴史・変遷を学ぶ目的のもと、「トヨタ会館」と「トヨタ鞍ヶ池記念館」を見学し、調査3日目には、産業発展と環境被害という観点から、四日市市の公害問題とそこからの再生を学ぶため、「四日市市環境学習センター」や「昭和四日市石油株式会社」等を訪問しました。
中国労働関係学院の学生たちは、各企業担当者からの説明に熱心に耳を傾け、予定時間を超過するほど積極的に質問し、知ろうとする熱意に溢れていました。同行した本学学生もその積極性に大いに刺激を受けて調査に取り組み、内容の濃い3日間となりました。
フィールドワーク最終日の3月6日(金)には、本調査での学びを発表する報告会を開催しました。中国労働関係学院の学生たちは、自信に満ち溢れたプレゼンテーションを披露し、内容も多角的に考察されていました。参加者はその堂々としたプレゼンテーションに引き込まれていました。