2014/02/05
さくら21プロジェクトの教職員勉強会を開催しました / China-based Japanese Teacher Visits Aichi University to Discuss Japanese Language Education Abroad
中国へ向けた日本発信活動の展開を検討するため、1月29日に、中国で日本語教師として活躍されている筒井紀衣先生を招いて、さくら21プロジェクトの教職員勉強会を開催しました。本プロジェクトでは、中国・西安の大学と学生間の交流活動を実施しており、筒井先生には、西安の大学生の日本語学習に関する最新情報等をお話いただきました。勉強会には、本プロジェクトに関わる教職員と国際コミュニケーション研究科で日本語教育を学ぶ大学院生が参加しました。
第一部では、「中国西安における大学生の日本語学習状況について」と題して、筒井先生に講演をしていただきました。筒井先生は、西安交通大学城市学院での日本語教授経験に基づき、最近の学習者の傾向や学習状況について説明してくださいました。中国で日本語を勉強している学生が、日本のどんな側面に興味を持ち、どのような動機で、どのような学習スタイルで勉強しているかという話は、参加者にとってたいへん参考になりました。
また、第二部では、「中国語を学んだ日本人の日本発信とは」という内容で、筒井先生自身の体験より、さくら21プロジェクトの日本発信に対する意見を伺い、座談会形式で、参加者とざっくばらんな意見交換を行いました。
また、筒井先生は、さくら21プロジェクトで行ってきた西安との交流で、西安交通大学城市学院側で交流をとりまとめてくださっていましたので、活動の振り返りと、今後の活動について話し合いもすることができ、有益な時間となりました。
勉強会の様子 |
筒井氏(左)と安部現代中国学部長 |
カテゴリー:さくら21