2016/03/03

さくら21プロジェクト×JICA中部 1月のおもてなしTRIP報告(トヨタ産業技術記念館・大須)



1月30日に、今年度最後となる「おもてなしTRIP」を行いました。
今回は期末試験直後の実施にもかかわらず学生20名、研修員の方12名と大人数が参加しました。当日は班ごとに分かれてJICAの研修員の方々をトヨタ産業技術記念館と大須商店街を案内しました。今回は4年生にとっては最後のトリップとなりますが、どのようなトリップとなったのでしょうか。
各班からの報告をお届けします。


≪1班≫



私たちの班は、フィリピンとネパールの研修員の方を案内しました。日本に来たばかりでまだ日本食を食べたことがないと言っていたので、昼食は天ぷらのお店に行きました。研修員の方は天丼や手羽先、味噌汁を注文し、おいしいと言って食べてくださいました。トヨタ産業技術記念館では、研修員の方は展示品や説明を熱心に見て、写真をたくさん撮っていました。タイミング良くロボットのバイオリン演奏を見ることもできて良かったです!大須では、大須観音を案内したり、100円ショップなどで買い物のお手伝いをしたりしました。研修員の方がトリップを楽しんでくださって、私たちもとても嬉しかったです!
(1班 徳永)


≪2班≫




自分自身は今回が初めての参加で、インドネシアとカンボジアの方を案内しました。昼食を食べたあと、トヨタ産業技術記念館に行きました。2人とも車や産業に興味があったようで、熱心に説明を見たり写真を撮ったりしていました。私は特別英語ができるわけではないので、会話に苦労することもありましたが、日本の食べ物や季節についてなんとか話すことができました。今回のおもてなしTRIPで、自分も名古屋や日本の文化や歴史により興味を持つきっかけになりました。次回も是非参加したいと思います。
(2班 柘植)


≪3班≫



私達の班はバングラデシュとネパールから来たお二人を案内しました。
まず、お昼ご飯を食べようとしましたが、彼らは普段2時頃に食べるのでお腹は空いていないとのことでそのままトヨタ産業技術記念館に行きました。
その道のりでは、変わった模様の建物があり、研修員の方は珍しそうに写真を撮っていました。また、小さな神社があったので、少しではありましたが説明をしました!

記念館では研修員の方は興味深そうに展示品を写真に撮ったりじっくりと見たりしていました。楽器を演奏できるロボットのところでは、弾いている様子を動画に撮っていました。

記念館を出てから、大須商店街に向かい、お昼に研修員さんから「何かおもしろいものが食べたい」と依頼があり、ケバブを食べました!アルメニア人の店員さんとも英語で仲良く話ができました。そのあとは大須商店街内で買い物をしました。
中古携帯電話を扱うお店でタブレットを見ましたが研修員さんの希望に合うものがなく購入には至りませんでした。ネパールの方は手頃なお値段で時計が売られているお店で娘さんのための時計を探し、バングラデシュの方は財布を購入していました。
その後、招き猫がほしいとのことだったので、時計店の方に骨董品店を教えてもらい、研修員の方はそこで小さな招き猫を購入することができました。
お2人とも納得できるお買い物ができたようで良かったです。

今回のtripはいつも名古屋城にいくルートとは違い新鮮でした。私たちははじめてトヨタ産業技術記念館に行きましたが、日本人の私たちにも興味深いところが多かったです。また、お子さんの話や自国の事など、研修員の方とたくさんの話をすることができ、雰囲気もよく、楽しく回ることができたと思います!!
(3班 あい、みほ、ミラン)


≪4班≫



私たちの班ではネパール、ラオスからの研修員さんをアテンドしました。昼食は名駅付近にてラーメンを食べました。
アイスブレイク(※)で日本の食事マナーのクイズで学んだ食事前の「いただきます」や食事後の「ごちそうさま」を一緒にやってくださいました。両国にも似たような麺類の食事があるそうですが日本のようにトッピングはあまりないそうです。
トヨタ産業技術記念館で車の話をしていたのですが日本が誇るTOYOTAは研修員の方々の国でも走っているそうです。 日本文化を伝える中で向こうの国と比較しながら会話を楽しむことができました。
大須では一緒にプリクラを撮ったりメイドの顔ハメパネルで写真を撮ったりと 班員全員で笑いあっていたのが印象的です。東南アジアの方の使用する英語はクセがあり普段大学で習うものとアクセントが違うので聞き取れない部分も多かったのですがボディランゲージも交えながら心を通わすことができたのではないかと感じました。
(4班 横井)

(※)アイスブレイクとは、初対面の参加者同士の緊張をほぐすためにするゲームなどのアクティビティを指します。


≪5班≫



トヨタ産業技術記念館は、私も初めてでとてもわくわくしていましたが、研修員のみなさんはもっと興味を持って回ってくださいました。写真をたくさん撮ったり、説明文をじっくり読みながら回ったりされていましたが、私自身がもっとトヨタのことを調べ、研修員の方に説明してあげられたらよかったと思いました。ですが、楽しんでいただけたので、とてもよかったです。
(5班 えみり)

The one day trip with JICA Knowledge Co-Creation program participants was very good. We went to Osu to shop around, eat some snacks such as fried chicken. When the participants asked us about Japan, we introduced the Japanese culture, history and so on. We took them to the 100 yen shop. They were very happy to see some cheap, interesting goods, and bought some souvenirs for their family or friends. During the trip, the participants also introduced the culture of their countries to us. At last, we became friends with each other on Facebook.
(5班 SHAO SHUAIしょう すい)

おもてなしtripはここ数回、30人近い人数を数班に分けて行っています。回を重ねるにつれ、研修員の方を名古屋の観光地に案内することにだいぶ慣れてきました。おもてなしtripでは、スケジュールのずれを合わせたり、研修員の希望を叶えるために班ではなく、個別に対応したりするなど想定しないことが起きることもあります。こういった場合でも、名古屋の街を知っていると臨機応変に対応できることがわかってきました。これからも研修員の方に名古屋のことを知ってもらえるように名古屋に対する理解を深めていきたいと思います。
(5班 のがみ)


≪6班≫



ラオスとカンボジアの方と1日行動しました。昼食にピザを食べたのですが、研修員の方が宗教上豚肉が食べられないということだったので注文の際には注意しました。日本ではメニューを選ぶ際、宗教の規律を気にかけることは少ないですが、海外の方と接する際は気を付けなければと思いました。
日本の自動車産業はラオスやカンボジアでも有名らしく、トヨタ産業技術記念館を楽しんで頂けたようです。私が今まで参加したトリップは全て名古屋城だったので、今回訪れた記念館は初めて行く場所でした。次に訪れるときは今回より詳しく解説できればと思います。
今回のトリップを通し気づいたことは、研修員の方に楽しんで頂くためには事前の準備はもちろんですが、案内する私たち自身も楽しむことも大切だと思いました。
(6班 石川)

≪おもてなしTRIPとは≫
さくら21プロジェクトの「おもてなしプロジェクト」では、JICA中部で研修に参加する多様な国籍の研修員の方々を名古屋の見どころに案内し、英語でおもてなしをするという活動を行っています。
(参考:過去の活動はこちら)

≪JICA(独立行政法人国際協力機構)研修事業とは≫
JICA(独立行政法人国際協力機構)は、日本のODA(政府開発援助)の実施機関として、開発途上国への国際協力を行う組織です。JICAの国内拠点の一つであるJICA中部ではODAの技術協力である研修事業を実施しております。研修員受入れ事業では、開発途上国から各分野の開発の中核を担う行政官や 技術者、研究者等を日本に招き、それぞれの国が必要とする日本のノウハウや知識、技術を学んでいただき、各国の課題解決に役立ててもらっています。
http://www.jica.go.jp/chubu/enterprise/kenshu/index.html

カテゴリー:JICA, おもてなしプロジェクト, さくら21

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