2021/02/25
コロナに負けず、国際交流! (1)留学生とグループ活動
2020年度は、相互訪問型台湾交流プログラムを実施することはできませんでしたが、「今できること」を探し、学内での国際交流を進めました。
春学期、すべての授業は、オンラインで行うことに…。現代中国学部のさくら21科目「相互交流入門Ⅰ」は、入学早々の留学生をサポートするため、留学生が履修する「相互交流基礎」とムードル(LMS)上で交流を重ね、大学生活に対する質問に答えたり、大学周辺を紹介する動画を作成したりしました。留学生も鮮やかな写真や動画を使って、自分の故郷を紹介するプレゼンを作成し、参加者みんなでコメントを出し合いました。
数回の交流を経て、最後には、5グループに分かれ、それぞれテーマを決めて、「日本と中国を比べてみる」プレゼンを留学生と一緒に作成しました。
左:「イベントと衣装」byお祭り大好きグループ
右:「日本と中国の通販」by土田・陳・QU・FENG
左:「日本と中国の祝日」by祝日組
右:「日本と中国のスポーツ」by恒川・李・黄・趙
【参加者の感想】
★調べる上で参考資料が少ないという問題にもぶつかりましたが、なんとか調べ上げることに成功、作る上で留学生の地元衣装や伝統行事など、今まで知らない事を沢山紹介してくれて楽しく作成できました!
★LINEやWeChatというアプリを使い、連絡を取りながら作成した。なかなか言語の壁があってお互い伝わらないところがありながらも国境を超えて一つのものを作り上げていくやりがいを感じれたし、初めての経験ができてよかった。
★私たちは主に「WeChat」で交流を行っていました。文のやりとりをしたり、時には電話をしたりととても楽しかったです。私の班の留学生の1年生は日本語がとても上手で、私自身驚きました。
★初めは、留学生とうまく通じ合えることができるかな、など不安がたくさんでした。しかし、そんな心配も全く要らず、まとまって1つの作品を作ることができました!
★作っている途中で、日本側の情報を手に入れられなかった時もありました。土田君との助け合いで、何とか乗り越えました。先生たちとみんなのコメントは本当に役に立って、大変助かりました。
★スライドは個々でつくって最後に私がまとめるという形をとりました。作成するにあたって個々で主張したい部分とグループでまとめる意見の調和をとるのに苦労しました。
★wechatは中国版のLINEです!中国人留学生と友達になりたい人はこのアプリをいれておきましょう!
★3人で作業をするのはほんとに大変だと感じました。祝日について調べることによって自分が知らないことも知ることができました。
※さらに詳しい参加者の声は、プレゼン作品とともに掲載しています。
オンラインでの話し合いは、なかなか難しいこともあったようですが、作品が完成したときの達成感も大きいものだったでしょう。また、交流を通して、日本理解も深まったようです。
2021年度は、「相互交流応用」(現中さくら21科目)でこの活動を行う予定です。また、「日本発信基礎」「日本発信応用」も留学生と国際共修を行います。学内の留学生との交流に、あなたも参加してみませんか。