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2021/02/26

コロナに負けず、国際交流! (2)台湾の大学生とオンライングループ活動


2020年度は、相互訪問型台湾交流プログラムを実施することはできませんでしたが、「今できること」を探し、台湾の大学生とオンライングループ活動を実施しました。
現代中国学部のさくら21科目「相互交流入門Ⅱ」では、LINEやZoomを使い、台湾の2つの大学と3つの交流活動(ビデオレター交換・インタビュー調査・タンデム学習)を行いました。ここでは、致理科技大学とともに行ったインタビュー調査について報告します。
いきなりインタビュー調査ではやりにくいので、まず、参加者全員の「自己紹介」や「私のまち紹介」などの動画を制作し、ビデオレターとして交換しました。動画は、基本的には日本語ですが、中国語字幕を入れるなど、よりよく伝わるように工夫します。
互いに動画を見て、コメントしたり、質問したりして、少し親しくなったら、いよいよグループ活動です。愛大生と致理大生で5~6人の混成グループを作り、「日本と台湾の大学生を比較するインタビュー調査」という課題に沿って、各グループが調査テーマや調査項目を決め、インタビューを行います。

 「大学生のお昼ごはん」by愛致午餐隊




  Q.冷たいご飯は体に悪いという考えが台湾にはあるけど、
       台湾の学生は日本のお弁当をどう思っている?
  A.インタビュー結果は、この動画でチェック!

 「大学生の時間とお金の使い方」by櫻桃隊




  Q.台湾の致理大生と日本の愛大生、暇なとき何してる?バイト代は何に使う?
  A.インタビュー結果は、この動画でチェック!

【参加者の声】
★台湾を知ることや言語交換だけではなく、自分のことについて、ビデオレターを制作して発信する機会があり、とても新鮮でした。今回は、オンライン上での交流でしたが、自己紹介や地元紹介のビデオレターを通じて、たくさんの情報を交換したり、共同制作ではチームのメンバーとより深い交流ができたので、楽しかったです。困ったときは、先生方が優しくサポートしてくださるので、誰でも気軽に楽しく参加できると思います。コロナ禍で先の見えない状況ですが、海外の学生と一緒に乗り越えてみてはどうでしょうか!(りこ)

★私は今回初めて台湾人学生と交流しました。海外渡航禁止という状況の中でも、台湾の学生と交流し、台湾の文化を知ることができて、楽しかったです。オンラインでの交流となりましたが、共同制作ビデオレターを作るために何度かビデオ電話でミーティングをする中で、メンバー間の心の距離が縮まっていくのを感じました。今回さくら21のプログラムに参加して、留学以外にも文化交流をする方法があるということを学びました。外国人と関わることが好きな人や日本発信に興味がある人はぜひ参加してみてくださいね!(あきら)

★現地プログラムが中止になり、現地の方と直接関わる方法がほぼ無かった私にとって、台湾の学生との動画交換はとても良い機会になりました。
言語学習は勿論のこと、動画越しではありましたが、台湾現地の文化にしっかり触れることができました。例えば、台湾の学生のおススメのお店やお昼ご飯事情、現地で今流行っている物など。教科書や授業では学ぶことのできない現地文化を直接学べたことが、留学に行けなかった私にとって一番嬉しかったものです。
国を跨いでチームを組み、一つのものを作り上げる、という作業も生まれて初めての経験で、難しいところもありましたが、楽しく達成することができました。(こころ)

★台湾交流にはこれまで参加したことが無く、さらに今回はオンラインでの交流ということで、参加を決める際には不安に思うことも多かったです。実際に、制作を行う中で、オンラインで作業を進めていく大変さにぶつかりましたし、本当に完成できるだろうかとすら思ったこともありました。しかし、そういったことを経験する中で、メンバーをどう巻き込んでいくか、困った時にどう対処するか、といったことを学びましたし、それが自分のスキルにもなったように思います。完成した時には達成感がありましたし、自信にもなりました。
私はこれまで台湾には現地プログラムも含め何度か行ったことがあり、元々台湾に興味を持っていましたが、この活動を通じてよりその興味が大きくなりましたし、理解も深まったと思います。
現地へ行くということも大事ですが、オンラインでの交流にも魅力があると思います。迷っている方は、ぜひともチャレンジしてほしいです!(あっくん)

こうした活動は、すべて授業時間外にLINE等で行うため、ミーティング時間をすり合わせるのも一苦労ですし、言葉や文化や価値観の違いを踏まえたコミュニケーションにも慣れが必要です。しかし、一歩前に踏み出せば、留学以外の国際交流があなたを待っています。オンラインで日本発信してみませんか。

カテゴリー:さくら21, さくら21科目, 台湾, 台湾交流プログラム, 日台交流プログラム

2021/02/25

コロナに負けず、国際交流! (1)留学生とグループ活動


2020年度は、相互訪問型台湾交流プログラムを実施することはできませんでしたが、「今できること」を探し、学内での国際交流を進めました。
春学期、すべての授業は、オンラインで行うことに…。現代中国学部のさくら21科目「相互交流入門Ⅰ」は、入学早々の留学生をサポートするため、留学生が履修する「相互交流基礎」とムードル(LMS)上で交流を重ね、大学生活に対する質問に答えたり、大学周辺を紹介する動画を作成したりしました。留学生も鮮やかな写真や動画を使って、自分の故郷を紹介するプレゼンを作成し、参加者みんなでコメントを出し合いました。
数回の交流を経て、最後には、5グループに分かれ、それぞれテーマを決めて、「日本と中国を比べてみる」プレゼンを留学生と一緒に作成しました。




  左:「イベントと衣装」byお祭り大好きグループ

  右:「日本と中国の通販」by土田・陳・QU・FENG




  左:「日本と中国の祝日」by祝日組

  右:「日本と中国のスポーツ」by恒川・李・黄・趙

 

 「日中のSNSの使い方」by恋愛初心者グループ

【参加者の感想】
★調べる上で参考資料が少ないという問題にもぶつかりましたが、なんとか調べ上げることに成功、作る上で留学生の地元衣装や伝統行事など、今まで知らない事を沢山紹介してくれて楽しく作成できました!
★LINEやWeChatというアプリを使い、連絡を取りながら作成した。なかなか言語の壁があってお互い伝わらないところがありながらも国境を超えて一つのものを作り上げていくやりがいを感じれたし、初めての経験ができてよかった。
★私たちは主に「WeChat」で交流を行っていました。文のやりとりをしたり、時には電話をしたりととても楽しかったです。私の班の留学生の1年生は日本語がとても上手で、私自身驚きました。
★初めは、留学生とうまく通じ合えることができるかな、など不安がたくさんでした。しかし、そんな心配も全く要らず、まとまって1つの作品を作ることができました!
★作っている途中で、日本側の情報を手に入れられなかった時もありました。土田君との助け合いで、何とか乗り越えました。先生たちとみんなのコメントは本当に役に立って、大変助かりました。
★スライドは個々でつくって最後に私がまとめるという形をとりました。作成するにあたって個々で主張したい部分とグループでまとめる意見の調和をとるのに苦労しました。
★wechatは中国版のLINEです!中国人留学生と友達になりたい人はこのアプリをいれておきましょう!
★3人で作業をするのはほんとに大変だと感じました。祝日について調べることによって自分が知らないことも知ることができました。
※さらに詳しい参加者の声は、プレゼン作品とともに掲載しています。

オンラインでの話し合いは、なかなか難しいこともあったようですが、作品が完成したときの達成感も大きいものだったでしょう。また、交流を通して、日本理解も深まったようです。
2021年度は、「相互交流応用」(現中さくら21科目)でこの活動を行う予定です。また、「日本発信基礎」「日本発信応用」も留学生と国際共修を行います。学内の留学生との交流に、あなたも参加してみませんか。

カテゴリー:さくら21, さくら21科目, 留学生

2021/02/24

Leeward Community College(ハワイ)へビデオレターをお送りしました


さくら21プロジェクトでは「海外の大学生とのオンライン交流」活動の1つとして、秋学期に Leeward Community College(ハワイ)との交流を開始しました。

しかし、ハワイと日本は大幅な時差があり、リアルタイムの交流は難しく、ビデオレター(動画の送信)を活用することになりました。

今回は10名が4グループに分かれ、愛知大学が位置する名古屋に関することや日本が発祥のプリクラ等、紹介したいテーマに基づいて作成に取り組みました(国際コミュニケーション学部、現代中国語学部、法学部、経営学部)。Leeward Community Collegeの皆さんに伝わるよう、英語の字幕を付けたり、英語で説明を行うなど、工夫がなされています。

このビデレオレターは、先週、Leeward Community Collegeにお送りしました。

緊急事態宣言下で、現地に撮影にいくこともままならず、集まって作業することも困難な中、オンライン上でアイディアを持ち寄り、写真、PPT等を多用したりと知恵を絞り、約2ヶ月で各種動画を完成させました。

COVID-19の影響で、世界中で人の移動に制限がありますが、時差や空間を超えて交流できる点がビデオレターのメリットです。以下に一部、キャプションでご紹介します。ご覧ください。

 ■名古屋の紹介:「ものづくりの文化」や「歴史」、「行事」について、紹介しています。


 ■愛知大学の紹介:「大学での一日の過ごし方」や「学食」などについて、紹介しています。


 ■日本食の紹介:「鍋」や「すきやき」について、すべて英語(音声)で紹介しています。


 ■プリクラの紹介:クイズ付きです。撮影の仕方やおすすめのポーズなどを紹介しています。



カテゴリー:オンライン交流, さくら21

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