カテゴリー: 台湾交流プログラム

2015/10/09

さくら21プロジェクト・台湾交流プログラム活動報告(2015年度・夏)

台湾交流プログラムとは、日本と台湾の大学生が、夏季は日本で、春季は台湾で約一週間合宿をしながらグループでフィールドワークを行い交流を深める活動です。
2015年夏季の台湾交流プログラムの活動の報告を参加者よりお届けします。




参加者全員で記念撮影(応援に来てくれたOB・OGも!)

≪参考≫過去の活動の記事はこちら


≪活動の概要について≫

9月1日から6日まで、僕たちは愛知県豊橋市で台湾交流プログラムを行いました。今回は、愛知大学8人、人間環境大学15人、台湾の東海大学15人が参加しました。6グループに分かれて豊橋の文化や歴史、地域おこしなどをテーマに、2日から4日までの3日間フィールドワークを行い、5日にそれぞれのグループが調べたことを PowerPointを使って発表する報告会を愛知大学豊橋校舎で行いました。各グループのテーマは以下の通りです。

・動物保護
・豊橋筆
・祭りと神社
・宗教
・交通
・農業と食文化

約1週間、学生同士で生活を共にしながら、朝から晩までテーマについて話し合い、まとめていくという貴重な経験をすることができました。今後は、報告会で発表した内容を報告書としてまとめていく予定です。(現代中国学部1年・ブル)



左:活動初日。テーマ発表の準備中。
右:活動2日目。全員で「防災」に関する講義を聞く

≪グループ活動≫
5~8名の各大学混成グループで、テーマについてフィールドワークを行います。

・豊橋筆グループ
豊橋市の伝統工芸品である豊橋筆の歴史や現在の状況について調べました。豊橋筆とは、豊橋市近郊で生産されている筆で200年くらい前から職人によって技術が受け継がれているそうです。来日前から台湾の学生たちはテーマについて下調べをしていて、フィールドワーク先である豊橋筆の工房に行った際もさまざまな質問をしていました。日本の学生も、豊橋筆のことを調べるにつれて筆に興味を持つようになりました。フィールドワーク中はずっとグループで行動するので学生同士仲良くなります。国籍や大学の違う学生がグループで一緒に活動するのは言葉の壁や意思の疎通が難しく大変ですが、終わった後は達成感があります!(現代中国学部1年・サムライ)



豊橋筆の工房にてインタビュー調査


・農業と食文化グループ
私のグループは果樹園と製菓会社に行きました。インタビューによって、農家と企業が連携し、豊橋の次郎柿やぶどうを使ったお菓子をつくり、地域で販売していることを知りました。これは地元の食べ物を知ってもらい、興味を持ってもらう活動の一つだということです。地元の食材を使い、地元で商品化・販売することで、地元を巻き込み地域の活性化につなげたいそうです。町おこしには地道な努力が必要だと思いました。また、地元の特産品であると知っていてもそのことを意識して食べることがなかったので、地元の食べ物に目を向ける良い機会となりました。短い時間で発表をまとめるのが大変でしたが、最後までやり遂げることができました。今回の活動に参加することができ良かったです。(現代中国学部1年・かなこ)

≪合宿前の準備活動≫
合宿以前の5月~8月の間には、週に1回、Skypeでグループ会議をしました。
Skype会議ではグループ活動の内容や方向性を決めますが、たわいもないおしゃべりをすることもあります。私のグループは、農業と食文化がテーマだったので、豊橋の農業の歴史や、特産物について各自が調べ、会議でその結果を報告し合いました。また、フィールド調査の許可取り、調査先との連絡、行き方なども事前準備として行いました。台湾の学生は日本語を話せるのでスムーズに会議を行えます。
加えて、週に1回、さくら21リソースルームに集まり、お昼の時間を使って愛大のメンバーで会議をします。この会議では、各グループが今どのような事をしているか情報共有を行ったり、送別会や、食事、移動手段などホスト側としての仕事について相談したりしました。私は、食事係だったので、実際に、宿舎を下見して、台所の設備や食器など確認しました。いつも楽しい雰囲気で、やる時はしっかりやるということができました。(現代中国学部1年・mini)



愛大メンバーでの会議

≪係の仕事について≫
春の活動は日本で実施するため、愛知大学と人間環境大学が分担してホスト側としてのさまざまな準備を行います。

自分は交通係と発表会係を担当しました。交通係は、台湾の学生の空港への出迎えから始まり、ホテルまでのアテンド、ホテルから豊橋までの移動、豊橋市内の移動、最後に宿舎から名古屋市内のホテルへ送り届けるまで、経路や時間、費用など全て計画しました。40名の団体なので、先発・後発に分け、それを参加者に周知することも必要です。団体行動については総指揮をする役割でした。一方、発表会係は、その名の通り発表会に関することすべてが仕事です。例えば、会場の事前の下見、パソコン等機材の準備、発表スケジュールの作成、当日の司会進行などを担当しました。発表会当日には予め全ての班の発表用データを集めたり、タイムキーパーを設けたりし、スムーズに進められるよう努めました。〈国際コミュニケーション学部2年・バチ〉

私は今回の交流で食事係担当でした。主な仕事は献立作り、食材の調達、調理の分担決めと担当グループへの指示です。初めて経験することが多く、大変でしたが、勉強になりました。特に、素食(ベジタリアン)の参加者のための献立作りは、いろいろなことを考えるきっかけになりました。夏の活動は初参加だったため至らない点も多かったと思いますが、みなが協力し合ってやり遂げることができたので良かったです。的確なアドバイス、お手伝いをしてくださった先生方、先輩方に感謝します(現代中国学部3年・みらい)。

≪交流した感想≫
食事係の仕事に追われて、なかなかグループの調査活動に取り組むことができない面もあった生活の中でしたが、合宿中、皆と一緒にたくさんおしゃべりをして、たくさん笑いました。
ほぼ初めて会う約40人との共同生活は、色々な感情、喜怒哀楽がありました。
その中で、自分の改善点を見つけることできたことは、私にとって大きな経験だと思います。また、最後には多くの参加者から「楽しかった」という言葉を聞くことができて、本当に良かったです。(国際コミュニケーション学部1年・おだんご)

≪まとめ≫
今回、僕は2度目の参加で愛知大学リーダーを務めました。リーダーの仕事は、皆に動いてもらうために背中を見せること、そして、様々な変化に迅速に対応することではないかと思います。やってみて、それは大変でしたが、自分自身の在り方を大きく変えるきっかけになりました。立場が人を作るということを実感し、これから先もどんどん挑戦していこうと思いました。初めてのホスト側でわからないことだらけでしたが、先生方や先輩方に助けていただき何とかやりきることができました。
台湾と人間環境大学の学生たちと共に過ごす、厳しくて辛くて眠いけれど楽しくて充実した一週間。
自己成長と何より生涯の友を得ることができました。この繋がりを与えてくれた台湾交流プログラムに心から感謝しています。(現代中国学部3年・オジー)



発表会の様子


送別会ではゲームなどもして楽しみました!


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2015/03/12

さくら21プロジェクト・2015春の台湾交流プログラムが行われました

以下、参加者からの報告をお届けします。

<台湾交流>

台湾交流とは、夏は日本、春は台湾と1年に2回、愛知大学・人間環境大学(岡崎市)・東海大学(台湾・台中市)の三大学合同で行われており、学生が主体となってフィールドワークをしながら交流を深めていくものです。今年の春は2月9日~2月14日の期間に台湾の宜蘭で行われました。今回は、42名とメンバーもとても多く、愛大からは12名参加し、大規模な交流会となりました。

左:活動場所の最寄り駅「羅東」の駅前  右:宿泊地の近く。のどかなところ

(歓迎会)
歓迎会では、東海大学の学生が中心となり私たち日本からの学生を出迎えてくれました。最初は食事をとりながらも少し緊張ムードでしたが、いざゲームを始めるとお互いに名前を一生懸命覚えたり、一人ひとりが自己紹介をしたりと「いよいよ台湾交流が始まるんだなぁ」という雰囲気でした。そのあとは、グループで集まりポスターを作りました。それぞれのグループがフィールドワークに向け、自分たちのテーマを紹介した個性溢れるポスターでした。

(まよ)


歓迎会では、ゲームで自己紹介



グループ毎にテーマ紹介のポスターを作成し発表

(グループ活動)
現地でのフィールドワークで僕は伝統文化について調査しました。国立伝統芸術センターに行き、布袋戯という人形劇を見たり、歌仔戯という日本の歌舞伎のような伝統文化の劇団にインタビューさせていただき、簡単な舞踊の動きを教えてもらいました。思っていたより若い世代が多く、伝統文化に対して情熱も感じました。夜は羅東夜市に行き様々なおいしいものを食べました。今回の活動で僕の知らない世界を知っている、たくさんの面白い人々に出会うことができました。次回もこの楽しい活動に参加して、新しい人脈を広げていきたいです。

(オジー)



左:フィールドへ移動途中の宜蘭駅で 右:歌仔戯の劇団員にインタビュー



左:歌仔戯の動作を教えてもらう 右:台湾と言えばもちろん屋台にも

(送迎会)
送迎会では、それぞれのグループが3日間のフィールドワークの成果を発表しました。一人一人が真剣に質問をしたり、答えたりと中身の濃い発表となりました。また、全員が食事をとりながら会話をし、活動について振り返りました。今回は、この交流会への参加が最後となるメンバーも多く、送迎会の一大イベントであるゲームやプレゼント交換、一人ひとりの感想と「笑いありさみしさあり」といろんな気持ちがこみ上げてくる一日でした。

(まよ)




左:発表準備。各グループ真剣!左:発表会。質疑応答も活発でした



左:発表にも熱が入ります 右:送別会では楽しくゲーム


参加者全員での記念撮影。お疲れさまでした

(文:現代中国学部2年オジー、1年まよ)

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2015/02/04

2015年春季の台湾交流にまもなく出発します!

日本と台湾の大学生が、夏季は日本で、春季は台湾で約10日間ずつ合宿をしながらグループでフィールドワークを行う「台湾交流プログラム」。今年の春の交流は2015年2月9日から2月14日の日程で行われますが、台湾に向けて出発する日もいよいよ迫ってきました。

今回の行先は、台湾の宜蘭というところです。宜蘭という地方都市は、「雪山トンネル(雪山隧道:台湾にある北宜高速公路のトンネル)」の完成により、さまざまな影響を受けたそうです。そこで今回は、地方都市の都市開発の前と後を学ぶ、をテーマに、宜蘭をフィールドとして小グループに分かれて地方都市のコミュニティの生活や文化を調べます。

今回、愛大からは、12名が台湾交流プログラムに参加します。今回も、12月頃から約二か月間、東海大学(台湾・台中市)、人間環境大学(日本・岡崎市)からの参加メンバーとスカイプやフェイスブックを通じてグループミーティングを重ね、事前調査を行ってきました。

また、愛大では週に一回、定例会を行い、愛大の参加者全員が顔を合わせて、各グループの進捗状況を確認しあったり、事前学習で調べたことをシェアしたりしてきました。こうした事前学習や、準備が必要な事柄は、学生が主体的に進めてきましたが、参加者は、みな協力的にチームワーク良く進めていました。

先日1月28日(水)には、出発前の最後の定例会を行いました。
試験期間が終わってからの短い時間に、分担執筆した「台湾交流のしおり(愛大用)」も完成、しおり責任者から各自に手渡されました。
最後に、全員が台湾交流に向けての抱負を述べましたが、参加者はそれぞれに、目標を持って参加していることがうかがえました。



左:最終の定例会にて。担当教員からも注意と励まし
右:みんなで協力して作った愛大用のしおり

参加者の皆さん、ぜひ、安全に十分留意しながら、たくさんの収穫を得られるように頑張ってきてください。

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2014/09/19

さくら21プロジェクト 台湾交流プログラム ’14・夏<豊橋>

2014年の夏の台湾交流プログラムが9月2日から7日まで、愛知県豊橋市にて実施されました。

【台湾交流プログラムとは】
日本と台湾の大学生が、夏季は日本、春季は台湾で一週間程度合宿をしながらグループごとにテーマを決めフィールドワークをするというプログラムです。参考:過去の記事

今回のプログラムに参加した学生から日誌形式で活動報告をお届けします。

≪9月2日≫
・歓迎会
初めてメンバー全員が顔を合わせました。歓迎会では、自己紹介ゲームをやり、お互いのことを知ることができました。夜は、skype会議(注)以降初めてのグループミーティングをやりました。メンバー全員と関わることができてよかったです。
(注)台湾交流プログラムでは合宿の前の2~3か月前よりskypeを利用しグループ会議を行っている。

初めての顔合わせ!みんな、緊張したムードの中歓迎会突入!
お互いに自己紹介し、ゲームを楽しむ交流メンバー

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2014/03/31

「Global A TV」(YouTubeチャンネル) 開局! 「台湾との交流プログラム」参加者インタビュー発信中 / Global A TV Now Available to Stream via YouTube! Interviews with Japan-Taiwan Exchange Program Participants Now Streaming!

GGJ(グローバル人材育成推進事業)では、先日のホームページのリニューアルを機に、YouTubeチャンネル「Global A TV」を立ち上げています。

現在、「Global A TV」では、先日2月11日~16日に台湾・台南市で行われた「台湾との交流プログラム」に参加者した愛大生6人のインタビューがアップされています。

また、東海大学(台湾・台中市)と人間環境大学からの参加者にもインタビューしています。この活動に初めて参加した学生には、参加した感想を、二回以上参加している学生には、初めての時と比べ、活動に対する取り組み方が変化したか、等を語ってもらいました。その動画も、「Global A TV」(こちらから)で発信中です。

いかがでしたか。「台湾との交流プログラム」の活動の雰囲気や参加者の思いが伝わりましたか。「Global A TV」では、GGJで行ったさまざまなイベントを、今後、動画でも発信していきます!

カテゴリー:Global A TV, 台湾交流プログラム

2014/03/26

台湾交流プログラム参加者からの報告 / Japan-Taiwan Exchange Program Participants Share Their Experiences

2月11日から2月16日まで、台湾・台南市にて、台湾交流プログラムが行われました(関連記事はこちらでご覧いただけます)。以下は当プログラムに参加した学生からの報告です。


私が、この台湾交流プログラムに参加した理由は、春休みに海外に行きたかったからです。また、今回のプログラムは、旅行ではなかなか行くことができない台湾・台南市での活動だということも大きかったです。参加した理由は、お世辞にもいいとは言えないものの、参加してみて、今はこのような機会を作ってくださった人たちに感謝の気持ちでいっぱいです。 私は、農業グループで、有機農法について調査しました。日本でも、なかなか聞くことができない専門家へのインタビューや街の人へのアンケート、博物館への訪問など、普段から農業について真剣に考えることがなかったので、とても勉強になりました。私は、今まで店で売っている野菜を買って、料理して食べるという消費者側の視点でしかものを考えることが出来ませんでした。しかし、今回の調査を通し、生産者側の視点からも少しだけ考えられるようになり、視野が広がったように思います。台湾と日本は、それぞれの文化を持ちます。私たちは、それでも違う文化を理解し、お互い尊敬することができました。私は、こういった国際交流をこれからも続けていきたいです。そして、台湾交流プログラムにまたぜひ参加したいです。

(現代中国学部2年 岡田実緒理)

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農業グループで初めて外へお出かけしました
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有機農法を調査

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街の人にアンケート
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淳子が習字の筆で綺麗に「台日交流」と書いてくれました


今回の台日交流会に参加できて、とても幸せだったと思います。私はお茶が大好きで、お茶グループを選びました。一番印象に残ったことは、茶芸館に行って、そこの人が話してくれたことです。国によって、お茶の楽しみ方が違うことやお茶の入れ方によって美味しさに差が出ることなどを教えてくれました。 国に関係なくみんなすごく団結し活動できてとても感動しました。たった一週間で勉強もできたし、いっぱい友達もできたし、楽しく過ごしました。もう一つ気づいたことは自分の日本語がまだまだダメと言うことです。もっと通訳ができたらいいなと思いました。今回の活動で自分の視野も広くなりました。私にとって宝物です。もし、次回チャンスと時間があれば、また参加したいです。

(現代中国学部2年 樊文文(中国出身留学生))

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グループのメンバーと
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フィールド調査の取材先で記念撮影

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茶芸館の方の実演を見ました
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フィールド調査・「お茶グループ」発表会

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送別会で愛大メンバーと。みんな、がんばりました!
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お茶グループの仲間(うーちゃん作)

カテゴリー:台湾, 台湾交流プログラム

2014/03/05

2014年春の台湾交流プログラムが終了しました / Spring 2014 Taiwan Exchange Program Draws to a Close

2月11日から2月16日まで、台湾・台南市にて、台湾交流プログラムが行われました(関連記事はこちら)。

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(宿舎近くにある「孔子廟」。台南市は台湾の古都。)

11日は、歓迎会から始まり、その後は各グループが調査の目的、目標などを発表する全体での活動、12日から14日までは、各グループ(塩、砂糖、農業、お菓子、お茶)に分かれてフィールドワークを行いました。15日は発表資料のまとめと、発表会を行いました。

フィールドワークでは、砂糖グループは製糖工場、塩グループは塩田、などといった、日本の人が観光であまり行かないような場所に行き、貴重な体験をしたり話を聞いたりすることができました。

プログラムの期間を通して、受け入れ側である台湾の東海大学の学生の皆さんが、活動のために一生懸命考えたり準備してくれたりしたことが随所に感じられ、それが、日本の学生にとってはたいへん刺激となったようです。こうして、各グループともに充実したフィールドワークを行うことができました。フィールドワークを通じて学ぶことができたのはもちろんですが、日本の学生にとっては、言葉があまり通じない、よく知らない場所で、困ったり、助けてもらったりしたことも良い経験になったようでした。

活動の様子

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砂糖グループ(かつての製糖工場で現在はレジャー施設になっている場所を取材)

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塩グループ(「寒い…」塩田にて塩づくり体験。塩づくりの大変さを体感)

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お茶グループ(烏龍茶をいただきながら茶葉を売る人へインタビュー)

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農業グループ(有機農業関係者に取材)

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お菓子グループ(昔ながらのお菓子の作り方を取材)

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全体ミーティングは毎日行う。その日の各グループの成果を報告

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フィールド調査発表会
PPTを使ってみんなの前で発表しました。

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発表会後、記念撮影でホッと一息。おつかれさまでした。

台湾の学生も日本の学生も、期間中、朝から晩まで一緒にいて、よく話し、よく笑い、互いのことをより知り合っただけでなく、誰もがとても楽しむことができました。人生の大きな思い出にもなり、今後につながる経験となったことでしょう。

カテゴリー:台湾, 台湾交流プログラム

2014/02/07

さくら21プロジェクト「台湾交流プログラム」2014春、出発迫る! / Japan-Taiwan Exchange Program for Spring 2014 Soon to Begin!

日本と台湾の大学生が夏季と春季に約10日間ずつ日本および台湾で合宿をしながらグループでフィールドワークを行う「台湾交流プログラム」が、この春にも行われます。2013年8月には、愛知県岡崎市で夏のプログラムが実施され、さくら21プロジェクトの一環として愛大の学生も参加しました(関連記事はこちら)。

2014年春のフィールドワークは、2月11日から2月16日まで、台湾・台南市で実施します。

今回は、「昔の歴史を調べ、今の考え方を学び、未来の方向性を考える」をテーマとしています。というのも、台南市は、外国から来たさまざまな文化や産業が残る街。そんな歴史のある場所でフィールドワークを行い、各産業の変遷と現状を探ります。

 プログラム参加者は、東海大学(Tunghai University 台湾・台中市)、人間環境大学と愛知大学の3校の学生で、愛大からは7名が参加します。

参加者は、台南の地場産業である「塩」「砂糖」「お菓子」「お茶」「農業」の中から興味のあるテーマを選び、3大学混成の小グループを作り、2か月前から情報収集や調査方法の決定等、インターネットでオンライン・ミーティングをしながら準備を行ってきました。

フィールドワーク期間中は、台南市内の宿泊施設で寝食を共にし、グループ活動と全体ミーティングを繰り返します。そして、合宿最終日に、それぞれ調査の成果を発表する予定です!

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参加希望者への説明会(2013年11月6日)

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「ぐぐたす」でミーティング。本学と人間環境大学と東海大学(台湾・台中市)をつなぐ(2014年1月15日)

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「は、はじめまして!」台湾の学生と初対面!

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タブレットで台湾にアクセス(2014年1月15日)

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2013/09/12

日台交流プログラム参加者からの報告(2)/ Faculty of Modern Chinese Studies Student Shares Their Views on Summer Japan-Taiwan Exchange Program (2)

夏休みに岡崎市で行われた日台交流プログラムに参加しました。このプログラムは、台湾で日本語を学ぶ学生と日本の複数の大学から参加した学生とが交流することを目的としたものです。1週間ともに生活をしながら、グループに分かれフィールド調査を行い、発表をしました。

私は「地域と歴史」のグループで、岡崎市の歴史と観光について調べました。特に、海外からの観光客への対応について詳しく調べました。

同じ班の台湾の学生は、ゲームで知った徳川家康や織田信長などの武将が大好きでした。調査のために訪れた岡崎城では、甲冑を着て姿でかっこよくポーズを決めてくれました。しかし、城内の展示物には中国語での説明が少なく、台湾の学生が理解に困ることもありました。そこで私は、簡単な日本語と中国語を使って台湾の学生に展示物を紹介しました。台湾の学生は、私の説明を聞いて理解ができたようでとても喜んでくれました。

調査の次の日には、岡崎市役所の観光課を訪問しました。ここでは、岡崎市が海外からの観光客にどのように対応しているかについて、実際に海外で岡崎市の紹介をしている職員の方にインタビューしました。また、私たちからは、前日の岡崎市の観光地調査で感じた海外からの観光客への対応の問題点を伝え、改善案や新しい観光コースの提案をしました。意見交換は、とても盛り上がり、観光課の方から、台湾の学生たちに「台湾の人はどのようなおみやげが欲しいのか」といった質問を投げかけられもしました。

最後には、フィールド調査の発表会をしました。発表は、プログラムに参加した学生全員が聴きます。もちろん、台湾の学生もいます。そのため、発表の原稿やスライドも台湾の学生でも分かりやすいように、簡単な日本語を使ったり、写真や表を多くしたりました。また、発表のときにも身振り手振りを使ったり、ゆっくり話すことを心がけました。発表のあとで「日本語がとても分かりやすかった」と言われて、うれしかったです。

このプログラムに参加する前は、日本文化を紹介するためには、外国語と日本文化の勉強さえしていればよいと考えていました。しかし、このプログラムを通して、それ以外に、ゆっくり話す、身ぶり手ぶりで示す、何度も話すといった「伝えるための工夫」が必要なのだと気づきました。(台湾の学生とは、今もSNSを使って、お互いに語学を教えあったり、共通の好きなものの話題で会話をしています。その際も、分からない単語が出てくると写真を見せたり、翻訳を一緒に考えたり工夫をしています。)

この春には、台湾へ遊びに行く計画もしています。そのときには、今よりもっと日本について紹介できるように、日本文化や中国語の勉強を頑張りたいです。

現代中国学部2年 H.M.



岡崎城でのフィールド調査

岡崎市役所観光課訪問の様子

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2013/09/11

日台交流プログラム参加者からの報告(1)/ Faculty of Modern Chinese Studies Student Shares Her Views on Summer Japan-Taiwan Exchange Program

8月上旬、台湾の東海大学の学生とフィールド調査を岡崎市(愛知県)で行いました。

愛知大学や東海大学(台湾・台中市)だけでなく、人間環境大学・東京女子大学・九州産業大学など様々な国内外の大学生が岡崎市の「龍渓院」で合宿をし、各グループが決めたテーマについて台湾の学生達と一緒にフィールド調査を行いました。様々なテーマについて学び、発表することによって、知識を深められるのと同時に、台湾と日本の相違点・類似点などを知るきっかけにもなりました。

また、この合宿は学生主体のものです。自分たちで食事を作り、グループ活動の計画をします。また、合宿中はフィールド調査だけでなく、台湾の学生に日本語を教えたり、中国語を教えてもらったりするなど、お互い支え合って生活しました。この合宿を通し、学生同士の仲も一層深まり和気あいあいとやっていくことができました。

「コミュニケーションを取ることに国籍や言語は関係ない」。この合宿で学んだことを、来年に控える現地プログラムでも活かしていきたいと考えています。

現代中国学部1年 まいまい



フィールド調査発表会の様子

食事の様子

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