2016/12/14

さくら21プロジェクト「留学生と行く!」― 初めてのカルタ遊び

学内の留学生と日本人学生が協働で交流イベント企画、実施しました。企画した学生から報告します。


11月17日と24日に、2週連続で「言葉や文化を知っていろいろな国の友達と仲良くなろう!」というテーマで留学生と日本人学生との交流会を行いました。このイベントは日本の学生2人と留学生2人が中心になり企画・実施しました。

1回目の17日は、中国からの協定留学生2人、タイからの協定留学生1人、日本人学生2人が参加してくれ、言語学習や日本の伝統文化を知るためにカルタと絵しりとりをしました。留学生はカルタをするのが初めてということで、カルタの歴史や由来についても紹介しました。カルタは思っていた以上に盛り上がり、特に留学生がたくさん札を取っていたのが印象的でした。絵しりとりは留学生にとって少し難しかったようですが、それぞれ個性のある絵を描き、みんなが何を描いたのか想像するのが楽しかったです。
また、参加者に次週の2回目のイベント内容について提案してもらい、参加者の意見を参考にカルタ大会をすることにしました。




左:留学生と日本人学生でいろはカルタをしている様子
右:絵しりとり(言葉を使わず、絵を描いてしりとりをする遊び)の答え合わせをしている様子


2回目の24日は、中国からの協定留学生2人、韓国からの協定留学生1人、学部留学生1人、日本人学生4人が参加してくれました。留学生と日本人学生混合の2チームに分かれてカルタの対戦をしました。今回のカルタもとても盛り上がり、初めてカルタをしたという留学生が優勝しました。カルタに書いてある言葉の意味をみんなで考え、中国語、韓国語、インドネシア語ではどのように表現するのか、日本語も含め4か国語で比較してみました。




左:いろはカルタ大会の様子
右:「楽あれば苦あり」ということわざは日本だけでなく、
韓国、中国、インドネシアにもあるそうです!




カルタを通じてたくさんの国の言語を知ったり、カルタに書いてある言葉の意味を一緒に勉強したりと、いろいろな形で交流ができたのでとても良かったです。留学生と日本人学生が一緒になってカルタに取り組むだけでなく、お互いに気軽に会話をしていたのも印象的でした。普段はなかなか交流することができない学生たちとも、学部を問わず積極的に交流を深めることができて良かったです。
今回のイベントは言語学習や文化体験だけでなく、その機会を利用してコミュニケーションを取っていた人が多くて良かったです。
イベント後、参加した人同士で連絡先を交換したり、楽しく会話したりしている様子が見られ、これをきっかけに継続的な対人関係をつくることができたと思います。




最後に、絵しりとりで自分たちが描いた絵の前で集合写真!



報告:川瀬(現代中国学部)・唐(現代中国学部)・小島(国際コミュニケーション学部)・張(経営学部)

カテゴリー:さくら21, 留学生

2016/12/06

12月3日(土)“江蘇杯”中国語スピーチコンテストを開催しました!

12月3日(土)に車道校舎で「江蘇杯中国語スピーチコンテスト」を開催しました。
江蘇杯についてはこちらの記事をご参考ください。

昨年に続き2回目となる今回は、高等学校の部(東海4県)、大学の部(中部9県:初級/中上級班)の3部門に分かれ、開催されました。
新たに高等学校と、南京大学の提携校3校(京都大学/奈良女子大学/津田塾大学)が加わり、さらに盛大な大会となり、高等学校からは計22名、大学生からは計42名もの応募をいただきました。

そのうち、大学の部(初級班)は、南京大学による事前音声審査を経て16名が、大学の部(中上級班)は、当日午前の予選を経た8名が午後の決勝に進み、高等学校と大学の部あわせて、計50名が参加しました。

特に、2回目となる大学の部の参加者レベルは、昨年度よりも非常に高く、檀上では身振り手振りを交えたスピーチに、熱戦が繰り広げられました。

厳正なる審査の結果、以下の皆さんが受賞されました。
・大学の部 特等賞:今村淳暉さん(京都大学)
・大学の部 1等賞:11名(うち本学学生は土屋友作さん(現代中国学部4年)、
          青島健悟さん(現代中国学部2年)、内田百香さん(現代中国学部1年)の3名)
・大学の部 2等賞:16名(うち本学学生8名)
・高等学校の部 1等賞:3名
・高等学校の部 2等賞:7名

この他にも、応募条件に合わず、惜しくも本選への出場がかないませんでしたが、その熱心な学習意欲が評価されたインドネシア人留学生のRISQIK ANNISAさん(本学国際コミュニケーション学部1年)、全日本中国語スピーチコンテスト愛知県大会(スピーチ部門)で優秀な成績を収めた石川静華さん(本学現代中国学部2年)に、それぞれ特別発表いただきました。

また今回から中華人民共和国駐名古屋総領事より、各部門の最優秀者に総領事賞が授与されることになりました。総領事賞を受賞されたのは以下の皆さんです。
・大学の部(中上級班):今村淳暉さん(京都大学)
・大学の部(初級班):伊藤奏絵さん(愛知県立大学)
・高等学校の部:黒須朝陽さん(愛知県立千種高等学校)

江蘇国際文化交流センターの劉翎秘書長からは「本コンテストを通じた語学学習、文化交流は、きっと両国の相互理解、友好と平和を促進することとなるでしょう」と祝辞をいただきました。

大学の部の全ての受賞者には、2017年夏、南京大学への1か月留学や、江蘇省文化ツアーに参加する機会等が待っています。

以下、当日の様子を合わせてご覧ください。






(左上:高等学校の部 1等賞表彰、右上:大学の部 特等賞 今村淳暉さん、
下:終了後の集合写真)


(左:特別発表 石川静華さん、中央:大学の部 2等賞表彰、右:大学の部 1等賞表彰)

カテゴリー:事務局, 江蘇杯, 過去のイベント開催情報

2016/11/30

第7回グローバル⼈材育成事業講演会を開催します!

本学の現代中国学部が⽂部科学省補助事業「経済社会の発展を牽引するグローバル⼈材育成⽀援」事業に採択され、5年が経過しました。
このたび、記念講演を交えながら、当該事業の5年間の経験・総括・課題等について報告し、学⽣、各⼤学および産業界等、広く学内外に認知いただき、この地域のグローバル化への貢献、普及を図ることを⽬的に、講演会を開催いたします。

一般の方は下記アドレスよりお申し込みください。
定員になり次第締め切りさせていただきます。(※本学学生及び教職員は申込不要)

皆様のご来場をお待ち申し上げております。

日 時:2017年1⽉7⽇(⼟) 10:00~12:00
場 所:名古屋校舎 講義棟9階 L901教室
申 込:https://goo.gl/forms/eXF8rsZ5d8wxsjPe2
概 要:
1.中国で活躍できるグローバル⼈材とは〜グローバル⼈材育成推進事業成果報告〜
2.さくら21プロジェクト表彰式
3.記念講演 『”⼤陸俳優”の⽣き⽅-⽇本⼈俳優が中国で成功するまで-』
       ⽮野浩⼆⽒(所属:オスカープロモーション)

※プログラム構成は今後変更となる場合がございます。ご了承ください。

問合先:愛知大学 名古屋教務課 グローバル人材育成推進事業担当
TEL:052-564-6156
E-mail:stglobal@ml.aichi-u.ac.jp



カテゴリー:中国, 事務局, 過去のイベント開催情報

2016/10/28

さくら21プロジェクト×JICA中部・10月のおもてなしトリップ報告 ②名古屋まつり編

記事①に続き、10月15日に実施した「おもてなしone day trip」の様子を参加した学生から報告します。


おもてなしプロジェクトのメンバーが、10月15日にトリップを行いました。




世界各国から来日したJICA研修員のみなさんと記念撮影@名古屋テレビ塔。


今回は10月初めに来日したアジア地域を中心とした研修員の方々を大須商店街と名古屋まつりに案内しました。今回も前回と同様1つの班に学生2人、研修員2人の少人数グループで行動しました。

≪オリエンテーション≫
まず私たちはJICA中部でオリエンテーションを行いました。パワーポイントを使い、1日のタイムスケジュール、目的地の説明、迷子になった時の集合場所などを話しました。研修員さんは武将にすごく興味を持っていました。土日エコ切符や買い方について質問されたので、次回はしっかりと伝えたいと思います。オリエンテーションの間、研修員さんが盛り上げてくれたのはとても嬉しかったです。
(1班・りお)

≪アイスブレイク≫
アイスブレイクでは、トースト、ナポリタンなどの名古屋めしが描かれたカードを研修員、学生がそれぞれ持ち、同じ絵柄の人を探し、見つけたら会話するというゲームをしました。私が話す内容に困っていると、研修員の方々がたくさん質問をしてくれて、緊張をほぐしてくれました。
(4班・みゆ)

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カテゴリー:JICA, おもてなしプロジェクト, さくら21

2016/10/24

さくら21プロジェクト×JICA中部・10月のおもてなしトリップ報告 ①名古屋城・大須編

さくら21プロジェクトでは、10月に2回の「おもてなしトリップ」を実施しました。
10月のトリップの様子を2回にわけて報告します。この記事では、10月8日(土)のトリップの様子をお届けします。






10月8日(土)に実施したトリップでは、10月6日に来日したばかりでJICA中部に滞在して研修するケニア、インドネシア、カザフスタン、ベトナム、メキシコの8名の研修員の方々を、10名の愛大生が名古屋城と大須に案内しました。

「おもてなしトリップ」では、毎回トリップに出発する前、参加者全体でオリエンテーションを行いトリップについての説明を英語で行っています。


<オリエンテーションとアイスブレイク※>
オリエンテーションではパワーポイントで今日の日程、名古屋城と大須商店街の説明、迷子になったときの集合場所について話しました。

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カテゴリー:JICA, おもてなしプロジェクト, さくら21

2016/10/24

第34回全日本中国語スピーチコンテスト愛知県大会にて入賞しました!

10月22日(土)に開催された「第34回全日本中国語スピーチコンテスト愛知県大会(主催:特定非営利活動法人 愛知県日本中国友好協会/江蘇省人民対外友好協会)」に現代中国学部生と国際コミュニケーション学部生が参加しました。朗読部門、スピーチ部門の両部門において見事入賞を果たしました!

【スピーチ部門 大学生の部】
第1位 石川 静華さん    (現代中国学部2年生)
第2位 青島 健悟さん    (現代中国学部2年生)

【朗読部門 大学生の部】
奨励賞 石川 春花さん   (国際コミュニケーション学部2年生)
奨励賞 坂野 果穂さん   (国際コミュニケーション学部2年生)

どの学生も大会当日に向けて必死に練習を重ねてきました。大会では日頃の成果を出し切り、素晴らしい発表を披露してくれました。
おめでとうございます!



カテゴリー:スピーチコンテスト, 中国語, 朗読スピーチサークル

2016/10/22

“江蘇杯”中国語スピーチコンテスト入賞者の「8日間文化旅行」の様子が江蘇省のHPに掲載されています!

8月19日から26日に、昨年12月に開催した「“江蘇杯”中国語スピーチコンテスト」で 入賞した学生が「8日間文化旅行」に参加しました。

その様子が江蘇国際文化交流センターのホームページに掲載されています。
下記アドレスより、是非ご覧ください。

————————————————-
http://www.jicec.org/jldt/detail.asp?ID=849

<概要>
8月19日から26日、2015年に江蘇国際文化交流センターと南京大学が共同で開催した「“江蘇杯”中国語スピーチコンテスト」において入賞した日本の学生7名が来中し、8日間の“江蘇文化旅行”に参加しました。“江蘇文化旅行”に参加した学生はスピーチコンテストで入賞した優秀な学生であり、“江蘇センター”が初めて日本の学生に向けて行った活動です。

7名の学生は愛知大学・名古屋大学・愛知県立大学・中央大学の学生で、専攻は中国語・中国古典文学、理工学部所属で中国語を独学で習得した学生など、様々なバックグラウンドがあります。

滞在中は中山陵・霛谷寺・美齢宮・中華門などを巡り、南京の長い歴史を感じることができました。また、揚州・蘇州・上海を巡りました。

また、日本の学生は南京大学日本語専攻の学生と交流し、写真を撮ったり、連絡先を交換するなどし、再会の約束をしていました。

8日間の充実した“江蘇文化旅行”はあっという間に終わりを迎え、参加学生は来年も江蘇省に来られよう、また、中国留学の夢をつかめるよう、中国語の勉強に励むようです。



カテゴリー:中国, 江蘇杯

2016/10/11

さくら21プロジェクト ~JICA中部の外国人研修員と「クールジャパン」を学ぶ~

JICA中部では、来日した外国人研修員に対し「ジェネラルオリエンテーション」という、さまざまなテーマで日本を理解するための講義が行われています。講義は、英語等で実施され、JICA中部の外国人研修員を対象にしていますが、本学の学生も一緒に聴講する機会をいただいています。テーマは「クールジャパン」、「日本の政治行政」、「日本の経済」等がありますが、中でも日本のアニメ・マンガ等を切り口とした日本文化についての講義「クールジャパン」は大学生に人気です。
学生にとっては英語に触れるのはもちろんのこと、日本のさまざまな事柄について外国人に英語でどのように説明するか知る良い機会となっています。

下記に、先日(9月27日)行われた「クールジャパン」講義(講師:愛知県立大学 秋田貴美子准教授)に参加した学生の感想を紹介します。


20年間アメリカに住み外国人目線で日本を見ることのできる先生ならではの工夫が多く見られ、とても興味深い授業でした。
日本人にとっては知っていることも多かったですが、これから自分が外国人に対してどのように日本文化を発信したらいいのか、模範となる体験型の素晴らしい内容でとても参考になりました。折り紙やゲームを通して楽しく周りの研修員の方と交流することができ、とても貴重な時間を過ごすことができました。
「ひりひり」や「しくしく」などの状態を表す言葉で、スワヒリ語に由来する日本語があることを初めて知りました。これらの言葉も、みんな席を立ってジェスチャーを交えて発音することでとても楽しく学んでいました。

日本のかわいい文化が外国の方に自然に馴染んでいることがとても不思議に感じたし、相手の想像に任せる日本の文化が自分には自然に身についており、自分が日本人であることを強く実感しました。
日本で当り前だと思っていたことがある国では普通でないという文化の違いを感じとることができ、改めて日本の文化について理解する非常にいい機会になりました。自分の国について理解することは、とても大切なことだと思いますし、日本の教育ではそういった教育が不足していると考えられます。海外の友達に日本を紹介するのは、とても楽しいことなので、近い将来今回学んだことを少しでも伝えられるように頑張ろうと思います。またこのような授業や活動に参加する機会があれば参加してみたいと思います。
(現代中国学部4年・伊藤)

カテゴリー:JICA, さくら21

2016/10/03

「大学生って大学で何してるのかな?」  ~外国人児童生徒向け体験授業を実施しました~

NPO法人東海外国人生活サポートセンターが主催する外国にルーツを持つ子どもたちのための体験プログラム「たぶんかキッズクラブ」が9月22日(木)に本学の名古屋キャンパスで開催されました。当日はペルー、中国、カナダ等、外国にルーツを持つ小中高生と保護者合わせて約30名が本学を訪れ、キャンパス内の見学や、生協キャンパスレストランでの学食体験、学内の外国籍学生との質疑応答のほか、授業体験を行いました。

そのうち、授業体験の部分は佐藤ゼミ(さくら21科目・総合演習)の学生が担当し、大学の授業を実践的に体感してもらう授業を実施しました。下記に、授業を担当した学生からの報告をお届けします。


<準備段階>
事前ミーティングでは、ゼミ生同士で、やさしい日本語(※注)を使って、子どもたちにどう説明するのか、また、楽しく自己紹介ができる方法を考えるなど、子どもの立場に立って考え、何度もリハーサルをしながら本番に向けて内容をつめていきました。



左:事前打ち合わせ。授業のタイムスケジュールを確認
右:子どもたちが使う名札の台紙も作りました!


自己紹介ゲームの練習。楽しんでくれるかな




<本番> 続きを読む »

カテゴリー:さくら21

2016/09/26

2015年度“江蘇杯”中国語スピーチコンテスト入賞者 南京大学に短期語学留学!

「“江蘇杯”中国語スピーチコンテスト(2015年12月)」の入賞者が2016年8月中旬から1ヶ月間、南京大学に語学留学しました。

毎日、朝8時から中国語を学ぶほか土曜日は、同大学生と交流活動等を行いました。

このプログラムには、京都大学、筑波大学、奈良女子大学等も参加しています。中国語を学習する上で、よい刺激になったようです。

今回の留学を経て、将来、中国に長期留学を希望する学生もいます。
南京大学で留学をしてみたい皆さん、ぜひ、今年12月のコンテストにご応募ください!

(同コンテストは、南京大学と江蘇国際文化交流センター、本学の共催で実施しています)

カテゴリー:中国, 江蘇杯, 留学

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