2014/04/24

「現プロさくら組」特派員レポート #1 中国で美容院へ!

この《「現プロさくら組」特派員レポート》と題したシリーズでは、中国・天津市の南開大学で行われている「現地プログラム(通称「現プロ」)」で現在留学まっただ中の学生より、留学生活の様子のレポートをお届けします。このシリーズ記事を担当するのは、「現プロさくら組・特派員グループ」のみなさんです。
「現プロさくら組」というのは、「さくら21プロジェクト」の日本理解・日本発信に興味を持ち、現地プログラム期間中にも現地でさまざまな企画を考えたり実行したりしている学生たちのグループです。 当ブログでは、7月7日まで続く現地プログラムの様子を、《現プロさくら組・特派員レポート》と《なまチャイナ》でお伝えてしていきたいと思います。

2014.4.20 中国で美容院へ!

現プロが始まって早1ヶ月、中国での生活にも慣れてきました。
これから現プロさくら組特派員グループのメンバーで
現地での生活を紹介していこうと思います。

今回の記事は田中が担当します~(/・ω・)/
以後よろしくおねがいします!

さて、今日は1日お休みだったということで
南開大学の近くにある美容院へ行ってきました!

気になるお値段ですが…日本で3千、4千円するところ
なんと中国では30元(約400円ちょっと)!!たまらないですね。

日本語のヘアカタログもおいてありましたし、
美容師さんがとても親切で
中国語の拙い田中でもなんとか伝えることができました!
バッチリ希望通りの仕上がりで満足です~(*’ω’*)

日本にいた時よりだいぶ聞き取れるようになってとてもうれしいです(‘ω’)
でも美容師さんともっとスムーズに会話したい、と思った1日でした。
こつこつ頑張りたいです。

(「現プロさくら組」特派員グループ 田中)


留学中の南開大学(中国・天津市)

カテゴリー:「現プロさくら組」特派員レポート, さくら21, 中国, 現地プログラム, 留学

2014/04/21

王所長の中国だより#3 吹糖人(北京の民間工芸 吹糖人)

吹糖人

     吹糖人是旧时北京的一种民间行业,北京话为糖人儿,著名汉族民间手工艺品。祖师爷是明朝宰相刘伯温。民间艺人将麦芽糖用炭火融化后用口吹成各种各样的动物。吹成的糖人儿晶莹剔透,栩栩如生,形象逼真,深受小孩子的喜欢。此照片于今年春节摄于北京天坛庙会。

「吹糖人」は古代北京から伝わる民間工芸の一つです。北京の方言では「糖人儿」(tángrén er)と呼ばれ、明朝時代に名を馳せた軍師である劉伯温から伝わると言われています。糖人儿職人は炭火で麦芽糖を溶かしながら、口でそれを吹き、溶かした麦芽糖から様々な動物を作っていきます。出来上がった糖人儿は透き通って、生き生きとして、動物そのものとそっくりなので、子供の間ではとても人気です。写真は今年の春節、北京天壇公園で開かれた縁日で撮影されたものです。

カテゴリー:中国, 中国語, 王所長の中国だより

2014/04/18

本学のマレーシア・南方大学訪問が現地新聞に掲載されました!

3月上旬、現代中国学部の松岡正子教授と川村亜樹准教授、国際交流センター事務課の村田さんがマレーシアにある南方大学を訪問しました。その時の様子がマレーシアの歴史ある華人向けの新聞「南洋商报」に掲載されました。

南方大学を訪問するのは今回が3回目になります。2015年3月には同大学で「現地プログラム」を実施予定です。また、今後、中国以外の国でも中国語や英語を学べるプログラムを創設する予定です。


 

南方大学が発行する雑誌にも愛知大学が紹介されています!

グローバル人材育成推進事業では学生の皆さんに色々な学習機会を提供できるよう、これからも取り組みを続けていきます!

カテゴリー:中国語, 事務局, 海外出張, 現地プログラム, 留学

2014/04/17

Faculty of Modern Chinese Studies to Begin Double Degree Program in Conjunction With Nankai University from April 2014

As announced previously, the Faculty of Modern Chinese Studies will begin a new double degree program in conjunction with Nankai University in April 2014. Students who successfully complete the program will earn two degrees in the time it takes to usually earn just one (graduates of the program will receive a bachelor’s degree in Modern Chinese Studies from Aichi University, and a bachelor’s degree in Literature from Nankai University).

For those individuals who are looking to work with or within East Asia in their future careers, this program offers it all. Students will be put through their paces, expected to complete specialist classes on China and Chinese culture in Japanese at Aichi University (year 1/4), and in Chinese at Nankai University (year 2/3). English classes for non-native speakers will also be carried out throughout the duration of the program, ensuring that students will achieve advanced levels of fluency in all three languages by the time they graduate.

Students interested in enrolling in the program must attain Level 5 of the New HSK exam and a TOEIC score of 600 by the end of the China Study Abroad Program (a compulsory program whereby all students spend the spring term of their second year at Nankai University to undergo intensive Chinese language training). Successful candidates will also be required to submit two dissertations as part of the conditions for graduation. While the program will be highly intellectually demanding, for the dedicated language learner, this is the perfect opportunity to set yourself apart from the crowd.


カテゴリー:ダブルディグリー・プログラム, 事務局, 留学

2014/04/16

西安から今年もビデオレターが届きました

さくら21プロジェクトでは、去年に引き続き、中国・西安市の「西安交通大学城市学院」の学生との交流を行います。

今年も去年同様に、
1. 西安の学生さんから届いた日本に関する質問のビデオレターに、愛大側もビデオレターを作って答える 
2. インターネットを利用して、オンラインで西安の学生さんたちといろいろなテーマで話す
といった活動を行う予定です。

今回は交流のテーマを「COOL JAPAN: アニメと名古屋観光」としていますが、西安の学生さんよりすでに興味深い質問をたくさんいただきました。

一例を紹介すると、


「日本のアニメに出てくる場所は、現実の場所にもとづいていることが多いと聞きました。例えば、『千と千尋の神隠し』の中の温泉は、長野県に本物があるそうです。では、名古屋には、アニメに出てくる建物がありますか。あれば紹介してください(2年生・女子)」


「豊臣秀吉、織田信長、徳川家康はみな愛知県出身で、(ドラゴンボールの作者の)鳥山明も名古屋出身なので、名古屋に興味を持っています。日本で「名古屋の人」と言えば、どんなイメージですか。日本で有名な名古屋の人を紹介してください(2年生・男子)」


 

これ以外にもさまざまな質問をいただいています。

皆さんだったら、このような質問にどのように答えますか。中国の大学生の皆さんは、愛大生からの返事を心待ちにしてくれています。愛大生はどのようなビデオレターを作り、どのような交流が生まれるのでしょうか。今後の活動が楽しみですね。

※本学学生でこの活動に興味がある方、4月22日(火)昼休みの説明会においでください。交流の使用言語は日本語なので、学部を問わず、誰でも楽しく交流できます。
※「さくら21プロジェクト」の活動に参加したい方、興味のある方は、講義棟2階の「さくら21リソースルーム」に一度来てみてください。一緒に活動しましょう。

「さくら21プロジェクト」の活動についてはこちらのページをご覧ください。

カテゴリー:さくら21, 中国, 西安交流

2014/04/14

王所長の中国だより♯2 格格走秀(「格格」ショー)

今回の王所長の中国だよりでは、「格格」ショーについてお伝えします。「格格」と聞いて、皆さんは何を想像しますか?


格格走秀

古时,皇帝之女称为格格。每年岁末,格格们聚在一起,穿上格格服装,头戴红花,以古时格格走秀时的舞台步伐,漫步街头,并用宫廷礼节向天下黎民百姓招式,以示皇家女儿之大美,并从中选出最美的格格。这是今年正月初二,装扮成格格的天津市民,正在表演格格走秀。

かつて、皇帝の娘は「格格」と呼ばれました。毎年年末になると、「格格」たちは集まって、「格格」の装いをし、頭に赤い花を付けて、「格格」ショーをするようなゆっくりとした歩きで街をねり歩きます。また、宮廷のしきたりに則り、民衆に挨拶をし、皇室の娘の美しさを披露します。最後にはこの中から最も美しい「格格」を選びます。
この写真は今年の旧暦1月2日に、「格格」の格好をした天津市民が「格格」ショーを行っている時の写真です。

 

カテゴリー:中国, 中国語, 王所長の中国だより

2014/04/09

「なまチャイナ」 愛大生のリアル留学レポート

愛大生の日本理解・日本発信活動は、中国(天津市)の南開大学で行われている現地プログラムでも展開中。その名も「なまチャイナ」。

「なまチャイナ」とは、留学の日々の中での「日本・日本文化の紹介」や「日本・日本文化に対する気づき」をどんどんレポートする、というもので、《交流なう》、《写真なう》、《企画モノ》の3部門があります。
現地プログラムが始まって3週間足らずですが、「なまチャイナ」のレポートがぞくぞくと届き始めました。このブログでもその一部を紹介していきますので、リアルな留学生活をぜひ共に感じてください。

今回は語学パートナー*との交流をレポートした《交流なう》の紹介です。
(*語学パートナーとは、現地プログラム中の学生が中国語力向上のため、会話をしたり、一緒に遊んだり、学習の助言をもらったりする2人1組の活動で、パートナーとなるのは南開大学の学部生や大学院生です。)

2014.3.21 語学パートナーとの面会!!!

好きな(日本の)アーティストや俳優について話した。
自分の語学パートナーの子は、”新垣結衣”がとても好きで、新垣結衣の出演しているドラマ”恋空”や最近のものでは”リーガルハイ”も見ているそうです。

他にも日本の歌手”いきのもがかり”や”宇多田ヒカル””コブクロ””椎名林檎”etc……..
などのアーティストの曲を聴いているそうです。
正直、ここまで日本のアーティストを知っているとは思いませんでした。
もしかしたら自分より詳しいかもしれません。

そこで….
自分が愛してやまない日本のアーティスト”LiSA”を知ってもらいたいと思い日本から持参したLiSAのCDとDVDをプレゼントしました。
とても喜んでもらえたのでうれしいです。

彼もLiSAっ子(LiSAファンの通称)となって、日本のアーティストLiSAの魅力を中国にいる友人や家族に広めてくれたらいいと思います。
また、将来的には彼が日本に来てくれれば、一緒にバンドのLIVEを見たり、有名所を見ながら日本をより知ってもらえるし、自分も日本発信に貢献することができます。

 

カテゴリー:さくら21, なまチャイナ, 中国, 現地プログラム

2014/04/07

韓国で見た日本発信、2つの拠点

※海外での日本発信レポートの第二弾として「韓国編」をお送りします。第一弾(北京編)の記事はこちらからご覧いただけます。

韓国から来た留学生から「あまり外国に来た気がしない」ということばを聞くことがあります。確かに、他の国と比べると日本と韓国は類似点も多いし、若者層には日本のポップカルチャーも浸透していますね。
そんな韓国との交流を深めるため、愛大の国際交流センターの関係者でソウルへ行き、いろいろな機関を訪問しました(12年7月)。
この記事では、その時訪れたソウルで日本を発信する公的機関を2つ紹介します。

在大韓民国日本国大使館   公報文化院
日本国大使館の付属館として日本文化の紹介をする施設です。大使館というと敷居が高いイメージがありますが、公報文化院は、大使館領事部とは少し離れたところにあり、駅近でアクセスが良く、利用しやすくなっています。

・図書館
1Fには様々な分野の日本関係の資料を集めた図書館があります。
地域情報コーナーもあり、資料が都道府県別に丁寧にファイリングされています。
愛知県の情報もちゃんとありました。




図書館入口
地域情報コーナー

3Fには留学相談室、日本音楽情報センターなどがあります。

・留学相談室
留学アドバイザーが月200名ほどの来訪者に対応しているそうです。
棚には、日本の各大学から送られてきた案内が五十音順に整理されています。私たちもさっそく愛大の最新版案内をお渡ししました。
韓国では、「日本留学試験」が行われており、日本に来なくても日本の大学が受験できます。韓国の高校生のみなさん、愛大をチェックしてくださいね。



約200校分の大学案内
受験関連資料も充実

・日本音楽情報センター(JMIC)
音楽産業・文化振興財団の協力で作られた日本の最新音楽情報を発信する拠点です。
J-POPを中心にCD・DVD・ミュージックビデオ・雑誌などがあります。
担当の方によると、今、一番人気なのは「嵐」ということです。この日も2人の女子高生が大型モニターで嵐のコンサートDVDを鑑賞していました。




日本音楽情報センター入り口
中にはCDやDVDがいっぱい

国際交流基金   ソウル日本文化センター
国際交流基金とは、1972年に設立された日本の国際文化交流事業を推進する機関です。
ソウル日本文化センターは、国際交流基金の19番目の海外事務所として2002年に設立されました。

・文化芸術交流、日本研究/知的交流
人と人との交流を創り出し、日本の文化や芸術を紹介・推進しています。それは、アーティストや専門家だけでなく、一般市民や青少年の交流も推進しています。
愛知大学の「さくら21プロジェクト」についても「日本を発信していくことは極めて重要」と、高い関心を持っていただきました。

・文化情報室(図書館)
 2万冊の図書、新聞、雑誌、映像資料などが揃っています。
 ここ1か月の人気貸出資料は、以下の通り。やはり漫画が人気のようですね。

1 末次由紀著 『ちはやふる』
2 池田理代子著 『ベルサイユのばら』完全版
3 浦沢直樹著 『20世紀少年』
4 朝日新聞社編 『AERA』




広くておしゃれな図書室

漫画は貸出を始めたばかりということで特に人気を集めています。雑誌では、ほかに『Casa BRUTUS』『オレンジページ』『週刊エコノミスト』『月刊モエ』など様々な分野のものが借りられています。

・日本語教育
高校の第二外国語の扱いが変わり、韓国では日本語を学ぶ高校生が減少しています。国際交流基金が3年ごとに行っている調査では、2009年には96万4千人で世界一の学習者数でしたが、2012年には84万人で第三位となりました。しかし、人口比でいけばやはり世界一に変わりはありません。センターでは、これからも日本語学習者の支援に力を入れていくそうです。


小島所長はじめ、センターの皆様、貴重なお話をありがとうございました。

カテゴリー:さくら21, 韓国

2014/04/04

日本を世界に伝えるおシゴト! feat. 国際交流基金 北京日本文化センター

3月11日(火)に国際交流基金 北京日本文化センターを訪問しました。国際交流基金とは、文化芸術や日本語教育、日本研究・知的交流などの分野で、日本の諸外国との間の文化交流事業を実施する専門機関です。国内には、東京本部と京都支部、附属機関として日本語国際センターと関西国際センターの2つがあります。海外には、21カ国に22の海外拠点を持ち、北京日本文化センターは、その海外拠点の1つです。
北京日本文化センターでは、伝統から現代までの日本の文化芸術を総合的に紹介しています。プロの現場では、どのように日本の文化が紹介されているのでしょうか。 今回は、その北京日本文化センター内の施設、図書館をレポートしたいと思います。

 



国際交流基金北京日本文化センター入口。看板がポップでかわいい。右の写真はセンター内の図書館。




センターでは「クールジャパン(酷・日本)」も紹介。



左:太宰治の企画展(訪問時)。
中央:ドラえもん、コナン、ちはやぶる、などなど。
右:「へぇ~。漫画もあるんだ。」北京に長期留学中の愛大生も興味津々。


経済から日本語、ファッション、アニメ、アイドルまで幅広く日本を発信。

この図書館には、日本語や中国語で書かれた日本関連書籍や日本語教材、日本の新聞、雑誌、漫画が所蔵されています。また、日本映画のAV資料もあります。所蔵物は1万7千点あるといいます。さくら21プロジェクトも旬な日本を世界に発信していきたいと思います。
国際交流基金 北京日本文化センターのみなさん、ありがとうございました!

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3月の北京の空。青い!

カテゴリー:さくら21, 中国

2014/04/02

王所長の中国だより#1 感恩节(感謝祭)

王所長の中国だよりでは、天津事務所の王所長から、現地ならではの話題をお送りします。これから4回にわたり、旧正月の様子をお伝えします。今回の話題は「感謝祭」です。

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感恩节

    每年的腊月二十九,众多民间艺技能者,按照老祖宗留下来的传统,都要身着代表行业的服装,身背工具,集体上街头向过路的行人抱拳行礼,以示一年来承蒙各位父老乡亲的关照,得以生计。过路行人见此均对他们施以礼钱。此民俗自明清以来一直延续至今,年年如此。

毎年旧暦の12月29日になると、多くの民間技術者が祖先から伝わってきた伝統に従い、それぞれの仕事着を着て、仕事道具を背負った状態で、街に集まり、道行く人に中国式のお辞儀をします。これは、この一年皆様のおかげで暮らすことができたという感謝の意を表しています。道行く人は、この様子を見て、彼らにいくらかのお金を渡します。この民俗習慣は明・清の時代から今日まで続いており、毎年春節の前に行われています。

 

カテゴリー:中国, 中国語, 王所長の中国だより

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