2013/06/25

さくら21プロジェクトメンバーの活動報告(JICA中部研修員との交流会に参加した感想)/ Student Shares Her Thoughts After Participating in Exchange Activity With Foreign Trainees at JICA Chubu

私は5月19日(日)にJICA中部で開かれた交流会(お茶・居合抜き)のイベントに参加し、研修員と一緒に日本の伝統文化を楽しみました。まず、居合いの実演では、畳表を切り落とす”試し斬り”を目の前で見ました。とても迫力がありました。また、琴と尺八の演奏では日本独特の趣が感じられました。演奏後、琴爪をつけたり、琴を弾いたりする体験があり、研修員にとても人気でした。研修員は先生に教わりながら日本の伝統的な歌曲である「さくら」の演奏を楽しんでいました。茶道体験では、目の前で実際にお茶を立ててもらい、お茶菓子と一緒にいただきました。抹茶の独特の苦味に少し驚きながらも、みなさん進んでお茶を飲んでいました。 このように研修員と一緒に日本の伝統文化に触れることで、私は改めて日本文化の素晴らしさを実感しました。一方で、こうした伝統文化を研修員に説明するには事前準備が必要だと思いました。例えば、英語での独特の言い回しや表現を把握しておけば、この交流もより充実したものになると思いました。次の活動ではこれらを踏まえて交流を深めたいと思います。

rsz_dsc00306 DSC00316

カテゴリー:JICA, さくら21

2013/06/18

本学国際中国学研究センター(ICCS)が「日中経済関係の構造的変化と今後の課題」のワークショップを開催 / International Center for Chinese Studies Invites Peking University Scholars to Participate in Workshop on “Structural Change and Future Challenges in the Context of Sino-Japanese Economic Relations”

6月6日、ICCSは中国より、北京大学経済学院の章政副学院長と周建波教授をお招きし、「日中経済関係の構造的変化と今後の課題」についてのワークショップを行いました。

章先生は「中国経済の構造変化と諸問題」について講演され、中国経済が抱えている主たる問題を長期(改革路線と実行政策の調和)、中期(成長モデル転換に伴うリスク)、短期(市場に関わる諸問題の対処)という多角度からの分析をしてくださいました。

また、周先生は「新体制下の中国経済の展望と今後の挑戦」について講演され、中国で昨今話題沸騰となっている “中国梦”(チャイニーズドリーム)というスローガンが持つ意義の重要性を解説し、中国における経済発展の長期的、及び中期的展望についての考えを発表されました。

本学ICCS所長兼現代中国学部教授の高橋五郎先生とICCS運営委員兼経済学部教授の李春利先生も研究報告を行い、参加された聴講者の皆様にとって中国経済の「今」を知るのに非常に良い機会となりました。

ICCSは2002年、文部科学省「21世紀COEプログラム」によって設立され、現在、中国人民大学(北京市)と南開大学(天津市)の2大学内に研究教育拠点を設置していますが、将来的には、さらに拡大することを視野に入れています。去年、ICCSは北京大学と「日中韓による自由貿易協定の経済効果」についての共同研究を始めた等、中国の大学との研究ネットワークを一層強めてきました。

iccs1    iccs2

カテゴリー:ICCS, 中国

2013/06/18

さくら21プロジェクトが新聞の取材を受けました / Sakura 21 Project to be Featured in Chunichi Shimbun

6月17日(月)に、さくら21プロジェクトが中日新聞の取材を受けました。さくら21プロジェクト委員会と学生から活動の内容や感想についてお話ししました。大学特集の記事として7月2日または3日に中日新聞に掲載される予定です。

6月17日(月)さくら21リソースルームにて、取材を受ける学生

カテゴリー:さくら21

2013/06/14

JICAでのジェネラルオリエンテーションに参加 / Aichi University Students Participate in JICA Lecture

5月17日、JICA中部で開催された、ジェネラルオリエンテーションに参加させて頂きました。ジェネラルオリエンテーションとは、日本社会をさまざまな角度から外国人研修員に向けて発信する講義で、英語で行われます。今回は、戦後から現在にいたる日本経済に関する講義を、スリランカ、ミャンマー、カンボジア、ラオスからの研修員の方々とともに受けました。

研修員の方々は、とても熱心に聴いておられ、疑問が浮かぶごとに質問されていました。経済に関する英語での講義ということで、参加した学生はなかなか思うように質問したり、議論したりできませんでしたが、この日本発信の場に身を置いて、日本理解が深まっていく研修員の様子を目の当たりにしたことで、さらに英語力を磨いていく決心を固くしたようです。

就職活動を控え、今後の日本経済を考えるうえで、大変有益な機会であり、グローバルな議論に加わることの楽しさと難しさを体験した貴重な機会でもありました。

参加した学生の感想をご紹介します。

rsz_dsc00050


・改めて日本のすばらしさに気づかされました。ただ英語力がなくて聴き取りに精いっぱいになっていたので、たくさん勉強し、質問などができるよう努力したいです。英語をがんばる気になれました。

・自分の英語力の欠乏を再確認する良い機会となった。語学は交流するためのツールであるから、もう少し勉強してリスニング、スピーキング共にのばしたい。またそのツールを活かすためには自国の文化をもっと知り、伝えていくことが大切だと思いました。

カテゴリー:JICA, さくら21

2013/06/07

旅館女将が話す「おもてなしの心」とは? / Japanese Inn Owner Gives Talk to Students on the Spirit of Hospitality

5月28日(火)に、さくら21科目である「総合科目(日本を知る)」の授業にて、三重県鳥羽市の旅館「海月」の女将兼代表取締役である江崎貴久さんをゲストスピーカーとしてお迎えし「おもてなしの心」をテーマに講義をしていただきました。

江崎さんは、旅館の女将業にとどまらず、「海島遊民くらぶ」を立ち上げ、観光と環境保護とを両立する活動に取り組まれています。この日は、海外の観光客に向けたさまざまな取り組みや、どのように観光のまちづくりをしていくのか、などについて話されました。「(その地域・その人)らしさ、ならでは」を取り入れること、また、町の人・自然や他の産業との循環・連携が大切であることをさまざまな具体例を挙げながらお話され、講義後の学生の「仕事を通じて学んだことは何か」という質問にも「人に頼り、自分がそれにお返しをするという繰り返しが自分も周りも成長させる」と答えていらっしゃいました。

学生たちは、この講義をどのように感じたのでしょうか?講義を聞いた学生の感想を以下に紹介します。

・最も印象に残ったことは、外国人に地域ならではの文化、産業を知ってもらうのは言葉を使ってではなく、その町の雰囲気である、ということです。

・「(その地域)らしさ」「ならでは」を引き出すアイデアはすごいと思った。地域・地元の人との連携でかなり経済効果があるし、どこにも損がないことだと思いました。

・私自身も昨年答志島に旅行し鳥羽の良さやお話の中であった人の温かみを肌で感じた経験があるのでとても説得力がありました。人を巻き込み事業をし、町に貢献していく姿勢にとても共感しました。

・現代中国学部で海外について学んでいると、やはりもっと日本の良さをわかってもらいたい!と感じることが多い。本日の講義で、地域とどれだけ密着して、お客様の潜在的欲求に応えて満たすことが、おもてなしの心を伝える鍵となるんだなと感じました。

・自分の街を誇らしく話せるってすてきだなと思いました。私も名古屋の勉強します!まずは愛大もある中村区から!そして中国の留学生に案内したいです。ベトナムの友達にも紹介したいです。

・今日の話は、観光やおもてなしの中にマーケティングの要素がたくさんあるように感じました。今ある資源を活用して期待以上の付加価値をつけることでお客さんにとってもその地域にも良い効果が得られ、win-winの関係を創造しているように思いました。

rsz_dsc00111  title594530386
5月28日(火) L904教室にて

カテゴリー:さくら21

2013/06/07

日本について答えられますか? 現地プログラムでの日本発信 / Could you answer these questions? How well versed are you in Japanese culture?

5月25日(土)に南開大学浜海学院(中国・天津市)において、現地プログラムで留学中の本学現代中国学部2年生と南開大学浜海学院の日本語学科の学生との交流会が行われました。今年の現地プログラムでは、4月26日(金)に天津財経大学(中国・天津市)と交流会が行われたのに続き二回目の交流会となります。

愛大の学生たちは今回の交流会で中国人の学生たちと話す中で日本発信ができたのでしょうか。

交流会後のアンケートでの「日本について発信することができましたか」という質問への回答を集計すると以下のようになりました。

「日本について発信することができましたか」(41人が回答)

  • ・ よくできた 5人(12%)
  • ・ まあまあできた 15人(37%)
  • ・ できた 12人(29%)
  • ・ あまりできなかった 9人(22%)
  • ・ できなかった 0人(0%)

半分近くの学生が「よくできた」か「まあまあできた」と回答しています。20%あまりの学生は「あまりできなかった」と回答しています。

では、日本についてどんな話をしたのでしょうか?

「日本についてどんな話をしましたか」(複数回答)

  • ・ アニメ・漫画 18人
  • ・ 観光地(東京、大阪、京都、名古屋、北海道、ディズニーランド、お薦めの場所…) 16人
  • ・ 食べ物 10人
  • ・ 俳優・歌手・アイドル 7人
  • ・ ドラマ 6人
  • ・ 大学生活(大学、バイト、宿舎…) 5人
  • ・ 日本語 4人
  • ・ 中国と日本の違い 3人
  • ・ 美容、化粧 3人
  • ・ 音楽 2人
  • ・ 映画 2人
  • ・ 生活一般(祝日、街…) 2人
  • ・ 文化・歴史 2人 本 1人

多かったのは、「アニメ・漫画」。中国人学生の多くが日本のアニメ・漫画に興味を持っている様子です。お薦めの場所など、「観光地」の話題もよく出るようです。これらについて、皆さんはどれだけ知っているでしょうか。外国人に質問されたら紹介することができますか。

カテゴリー:さくら21, 現地プログラム

2013/05/31

現地プログラムで天津財経大学との交流会が行われました / Second Year Faculty of Modern Chinese Studies Students Take Part in Cultural Exchange Event with Tianjin University of Finance & Economics Students

4月26日(金)に、天津財経大学(中国・天津市)において、現地プログラムで南開大学(中国・天津市)に留学中の本学現代中国学部2年生と天津財経大学の日本語学科の学生の交流会が行われました。

交流会に参加したのは、愛知大学の現代中国学部2年生の51名と、天津財経大学の日本語学科の学生約70名です。愛知大学の学生が天津財経大学に着くと、出迎えに来てくれた日本語学科の学生に先導されて四つの教室に分かれ、それぞれの教室で、中国人学生と日本人学生が7~8人くらいのグループに分かれて中国語と日本語で歓談・交流しました。また、教室での歓談の後は、天津財経大学の学生に広いキャンパスを案内してもらうという「キャンパスツアー」も行われました。

DSC00156 title961346568

学生たちは、はじめは緊張ぎみでしたが、電子辞書を片手に、筆談等も交えながら、好きなアニメ、ドラマ、文学、観光地などの話題で話すうち、だんだん打ち解けて話がはずんできたようでした。

現プロ生たちは、中国にいるだけで日々中国語に触れる環境ではありますが、積極的に自ら外に出て機会を見つけていかなければ、実際に中国人と知り合い交流するにはなかなか至りません。そんな中、このような交流会は、同年代の、それも日本に興味がある中国人の学生と話をすることができる良い機会です。学生たちは、この交流会で、思うように話せなかったり、中国人が興味を持っていることを知ったり、親切にしてもらったりという経験を通じて、大いに刺激を受けたのではないでしょうか。また、日本理解・発信という点で、自分に何が必要か実感できる機会になったのではないでしょうか。

title756597352 DSC00148

続きを読む »

カテゴリー:さくら21, 中国, 現地プログラム

2013/05/31

本学グローバル人材担当教職員が香港浸会大学へ出張 / Aichi University Delegation Visits Hong Kong Baptist University

5月24日、愛知大学グローバル人材担当教職員4名が香港浸会大学を訪問し、浸会大学長、中国語学部長と文学院長に対し、愛知大学の従来の大学間協定書の基本項目を提示し、締結の可能性を尋ねました。

愛大側は東亜同文書院に根付く愛知大学の100年来の歴史や中国研究に長ける現代中国学部等を紹介し、日本教育界では現在最も”热门”なトピックである「グローバル人材育成推進事業」についての概説も行いました。

DSC02033

(浸会大学学長室にて)
DSC01999

(中国語言文学部センターにて)

浸会大学側は本学の呼びかけを積極的に受け入れ、最終的に2015年4月の実施を目途に、ダブルディグリー(共同学士)プログラム、及び短期留学制度の共同開発を進めていくことを決定しました。

浸会大学の講義は英語、中国語(北京語)、または広東語で行われており、グローバル人材の育成に特化した教育環境を本学の学生に提供できると考えています。浸会大学に留学することにより、本学の学生は香港ならではの独特な文化を味わいながら、三ヶ国語を同時に鍛えることも期待できます。当プロジェクトの今後の展開に是非ご注目ください!

rsz_dsc01997

(旺角の亀ゼリー店にて。パワーを与えてくれました!)
title918756276

(西湾河の夜景)

カテゴリー:海外出張, 香港

2013/05/30

グローバル人材育成ワークショップ(第1回)が開催されました / Yoshikazu Kato Conducts Global Human Resource Development Workshop for Third Year Faculty of Modern Chinese Students

5月22日(水)、「中国で一番有名な日本人」と呼ばれた加藤嘉一氏を講師として招き、「中国で学び、中国で発信する」というテーマで、約150名の学生参加者のもと標記のワークショップが開催されました。

加藤氏は高校卒業後、単身で北京大学に留学し国際関係学院大学院修士課程を修了後、現在、アメリカ・ハーバード大学のケネディ・スクール(公共政策大学院)フェローとして学んでいます。

特殊な言論環境、歴史認識問題等が存在する中国国内において幅広いメディアで活躍された加藤氏からは、現地の言葉で発信することの大切さ、「価値観」ではなく「距離感」を大切にし、個として中国の人々に発信することの重要性について自身の経験を交え講演されました。

現代中国学部の複数の専門演習履修生が参加し、まさにグローバルに活躍されている加藤氏の活きた経験談に代表学生からは多くの質問がよせられ、盛況のうちに終了しました。

DSC00330

ゼミ代表の質問に鋭く答える加藤氏。
DSC00328

流暢な中国語を発揮する加藤氏。好厉害哦!

カテゴリー:さくら21, ワークショップ

2013/05/23

南開大学のウェブページに本学学長一行の訪問記事が掲載されました / 南开大学网页上登载了本校校长访问南开的信息 / Nankai University Website Features News Story on Visit by Aichi University Delegation

http://news.nankai.edu.cn/nkyw/system/2013/05/07/000122974.shtml

日本語訳については、こちらからご覧いただけます。

Nankai University was kind enough to feature a news story on their website about a recent visit of an Aichi University delegation to the university. An English translation of the article is now available to view here.

カテゴリー:中国, 天津事務所

2024年7月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

最近の記事

カテゴリー

月別アーカイブ

ブログ内検索