2016/03/03

【開催報告】2月21日(日)~29日(月)、中国労働関係学院(北京市)と本学現代中国学部生と共同で日本社会調査を実施しました

2月21日(日)~29日(月)の間、中国労働関係学院(北京市)の学生・教職員21名が来日し、本学現代中国学部生と共同で日本社会調査を実施しました。

日本社会調査は現代中国学部生が毎年夏に中国で実施する現地研究調査のカウンター・バージョンであり、文部科学省「経済社会の発展を牽引するグローバル人材育成支援」事業の一環と位置付けています。今回は豊橋市及び刈谷市を調査地とし、労働関係学院の学生と本学学生が共同調査しました。

本調査では、豊橋市立くすのき特別支援学校や長屋病院ふくろうを訪問したほか、「企業労使関係班」と「公共サービス・教育班」の2つに分かれ、「企業労使関係班」はメルセデス・ベンツ日本豊橋新車整備センター、株式会社ジェイアンドシー、株式会社デンソーを、「公共サービス・教育班」は豊橋市国際交流協会、穂の国とよはし芸術劇場PLAT、こども未来館ココニコ、豊橋市立新川小学校、総合老人ホームつつじ荘を訪問しました。調査活動を通じて、労働関係学院の学生は日本の先進的な介護制度等に感銘を受けたようでした。

また調査中には、豊橋市長を表敬訪問し、温かい歓迎のお言葉を頂戴したほか、豊橋地区日本中国友好協会との座談会では、今泉潤太郎本学名誉教授より、中日大辞典からみる日中友好についてご講演いただき、同協会の方々からは、豊橋市と中国南通市が友好都市に至った経過や同協会の概要についてご説明いただきました。

27日(土)には、調査の成果を発表する日本社会調査報告会を開催し、ハードな調査スケジュールだったにも関わらず、限られた時間の中で、日中両国の学生ともに素晴らしい調査発表がなされました。

以下は調査・報告会の様子です。
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カテゴリー:中国, 日本社会調査, 過去のイベント開催情報

2016/02/15

江蘇国際文化交流センターウェブサイトで“江蘇杯”が紹介されました

昨年12月5日(土)に本学車道キャンパスで開催された「“江蘇杯”中国語スピーチコンテスト」の様子が、江蘇国際文化交流センターウェブサイトにて紹介されています。

記事では、コンテストの概容や学生の発表内容について紹介しており、本学学生の発表内容について大きく取り上げられています。
以下のURLからご覧ください。

http://www.jicec.org/jldt/detail.asp?ID=832
(中国語ページ)

カテゴリー:スピーチコンテスト, 中国, 中国語, 江蘇杯

2016/01/19

グローバル人材と現地主義教育成果報告会を開催しました

1月13日(水)に、愛知大学「経済社会の発展を牽引するグローバル人材育成支援」事業が主催する“グローバル人材と現地主義教育”成果報告会を開催し、約200名の教職員、学生が参加しました。またコメンテーターとして4名の有識者を外部からお招きしました。

第1部の山田耕平氏(現代中国学部OB、シンガポールDamo Resources Group勤務)による基調講演では、「自分を信じ、与えられた環境で努力をすること」「変化に対応できる人こそが生き残ることができる」等、卒業後、世界に飛び出し、前向きに活躍し続ける経験談に、参加した学生たちは非常に深い感銘を受けたようです。

第2部では「現地プログラム」「現地研究調査」「現地インターンシップ」という現代中国学部が実施している3つの現地主義教育プログラムについて、それぞれの担当教員がその概要を、また参加学生が現地での体験から得た気づきを発表しました。

これらのプログラムは、文部科学省の助成事業に採択されて以来、大小のバージョンアップを図ってきましたが、第3部の講評では、4名の有識者の方々から高い評価とともに、貴重なアドバイスもいただきました。これを踏まえて、同事業の助成最終年度となる来年度に備えたいと思います。

(以下の写真は当日の様子です。)

カテゴリー:事務局, 過去のイベント開催情報

2016/01/19

さくら21プロジェクト・「留学生と行く!  Tea Party式の交流会の巻」

さくら21プロジェクトでは、世界のお茶を飲みながら日本人学生と留学生が交流する「茶を通した国際交流」を12月15日に実施しました。企画したのは、インドネシアと中国出身の留学生です。当日は、参加者と企画学生合わせて13人が参加しました。

企画学生は事前準備として、中国やインドネシア、日本の茶文化について交流会で紹介できるように分担して調べ、パワーポイントを作成しました。また、当日、試飲するお茶についても打ち合わせを重ね、中国茶は、ジャスミン茶、鉄観音烏龍茶、プーアル茶、インドネシア茶は、Sari Murni(サリムルニ)、Tong Tji (トンジ)、日本のお茶としては、抹茶を飲むことにしました。そして、お茶受けのお菓子は、インドネシアはDadar Gulung (ダダル グルン)、日本は金平糖にしました。中国では、従来、お茶を飲みながら一緒にお菓子を食べる習慣はありませんが、ひまわりの種を食べることにしました。




左:インドネシアのお菓子「Dadar Gulung」 (ダダル グルン)
右:中国のお菓子「向日葵子(ひまわりの種)」。日本ではハムスターのえさです。
みんなが「エー」と言いながら食べ始めましたが、人気でした。「おいしいよ。これ」。

交流会当日は、まず、企画した留学生が中国茶、インドネシア茶、日本茶についてのプレゼンテーションを行いました。はじめに中国茶の産地や効能などが紹介され、美容効果やダイエットの効果もあるらしいという説明に、参加学生は興味津々でした。次は、インドネシア茶の種類やお菓子など、インドネシアの茶文化について紹介がありました。インドネシアでは、家族が集まり、おしゃべりをしながら気軽にお茶を飲む習慣があるそうです。最後に、日本の抹茶について説明がありました。抹茶は、中国でも人気だそうで、例えば、抹茶を使った商品が有名コーヒーショップや菓子店で人気だということです。




左:中国茶について説明。「プーアル茶の産地はどこだと思いますか」
右:インドネシアのお茶とお菓子を紹介。
「Pisang Goreng (ピサン ゴレン)は緑色のバナナを揚げたものです」

参加者と記念撮影。おいしいお茶とお菓子でおしゃべりを楽しみました。


≪企画学生の感想≫
お茶会をしながら、みんなが交流できたことがよかったと思います。文化がいくら違っても、食文化には国境がありません。今後もこのような企画をしたいと思います。
(現代中国学部3年・留学生)

茶文化は、国あるいは地域によって全然違います。茶を比べながら、味わうことは面白く、楽しかったです。私たちは、このプロジェクトを企画することを通し学内で国際交流をするという目的を達成したと思います。また、この企画に参加してくれた学生たちは、この交流会を通し、学内には様々な文化に触れるチャンスがあることを知ってもらえたと思います。
(現代中国学部3年・留学生)

日本茶、中国茶、インドネシア茶を比較することができました。今回のイベントで日本茶と中国茶は健康的であるものの、インドネシア茶は砂糖が入っているため、健康に良くないと改めて感じました。お茶にたくさんの砂糖を入れることとインドネシア人の血糖値が高めであることは大きく関係しているのではないかと思いました。
(国際コミュニケーション学部2年・留学生)

カテゴリー:さくら21

2016/01/18

本学学生が第33回全日本中国語スピーチコンテスト全国大会で入賞しました!

2016年1月10日(日)、東京で開催された「第33回全日本中国語スピーチコンテスト全国大会」に、「第33回全日本中国語スピーチコンテスト愛知県大会(スピーチ部門)」で1位に入賞した大竹真璃奈さんが出場し、見事入賞しました!

成人式参加後の出場だったため、振袖姿だった大竹さん。会場の雰囲気を華やかに彩ったことでしょう。出場者の発表を見て、大きな刺激を受けたようです。

大竹さん、おめでとうございます!



カテゴリー:スピーチコンテスト, 中国語, 朗読スピーチサークル

2015/12/24

愛知県に住む外国人児童生徒に大学の授業を体験してもらいました!

11月23日に在日外国人児童生徒約30名が愛知大学に見学に訪れました。その際、彼らに大学の授業を体験してもらうため、さくら21科目である「総合演習(佐藤ゼミ)」の学生が、体験授業の内容を計画し、当日の進行も自分たちで行いました。その報告をお届けします。


NPO法人東海外国人サポートセンターの企画に、愛知大学学生課が協力し、11月23日に在日外国人児童生徒(以下「児童生徒」)の皆さんが大学の見学をしに愛知大学へ訪れました。
その中で、私たち、総合演習(佐藤ゼミ)では訪問する児童生徒の皆さんに日本の大学の授業を紹介、体験してもらうという企画を担当しました。

外国と日本、両方にルーツを持つ児童生徒の皆さんに見た目やイメージだけで人を判断できない、ということを知ってもらうため「ステレオタイプ」をテーマに授業を行いました。

「らくらく日本語教室」「ガリ勉クラブ」から約30名の児童生徒の参加がありました。出身は中国、台湾、韓国、フィリピンなど様々で、愛知県が多文化社会であることを実感しました。

ほとんどの児童生徒は日本語が堪能で、グループワークを中心とした授業はとてもにぎやかなものとなりました。
授業の補助役として、中国、インドネシア出身のゼミ生のほか、現代中国学部の学生にもボランティアでお手伝いしてもらいました。

当日の準備や、授業の様子を紹介します。

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カテゴリー:さくら21

2015/12/24

さくら21プロジェクト・「留学生と行く!食の国際交流の巻」

さくら21プロジェクトでは、11月29日に「留学生と行く!食の国際交流」という活動を行いました。「留学生と行く!」という一連の活動では、留学生と日本人学生が混合グループを作り、さまざまな活動を企画・実施しています。今回の企画は、留学生の出身国と日本の料理を一緒に作って食べるというもので、学内での国際交流と食文化に対する理解を深めることを目的として行われました。

以下、企画グループの学生からの活動報告です。


今回私たちのメニューは以下の通りです。

・【中国】イカとピーマンの炒め物、ワンタンスープ
・【日本】だし巻き卵
・【インドネシア】Nasi Goreng(ナシ・ゴレン:インドネシアの炒飯)、Sambel Teri Kacang (サンバル・テリ・カチャン:漬物)

この企画は、友人になれる国際交流をしたいと考えたものです。その一環として、SNSグループの作成や連絡先の交換をすることも目標にしました。

当日は午前9時に愛知大学で集合しました。
そして、愛知大学から交流会場の「コープあいち 生協生活文化会館」のある本山へ地下鉄で移動しました。
午前10時ぐらいに本山駅に着き、そこで参加者全員で改めて自己紹介をしました。そのあと、料理を作るグループ分けをしてから、それぞれのグループで料理の仕方の説明をしました。今回は、インドネシア料理グループ、日本料理グループ、中国料理グループの3つのグループに分けました。

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カテゴリー:さくら21

2015/12/24

Go Global Japan Expo 2015 に参加しました(12/20:明治大学)

2015年12月20日、明治大学において、文部科学省主催のGo Global Japan Expo 2015が開催されました。

このイベントはグローバル人材育成推進事業採択された42大学を中心に、グローバル人材育成に取り組む全国57大学が参加した大規模なイベントで、将来海外留学したい高校生やその保護者のための留学大博覧会ともいうべきイベントです。
一昨年は早稲田大学で、また昨年は関西学院大学で開催されています。

本学は、「アジアで活躍できるグローバル人材育成-現地主義教育・日本発信」をテーマにブースを出展したほか、
安部現代中国学部長による本学のグローバル人材育成推進事業取組に関するプレゼンテーションを実施しました。

会場には関東圏を中心に、全国から大勢の高校生とその保護者が訪れましたが、本学のブースには冨岡文部科学副大臣が立ち寄られ、採択大学の中で唯一中国に特化した取組みに、励ましの言葉をいただきました。

以下は当日の様子です。あわせてご覧ください。

カテゴリー:Go Global Japan, 事務局, 過去のイベント開催情報

2015/12/21

さくら21プロジェクトのメンバーがポスター発表!!



文部科学省「経済社会の発展を牽引するグローバル人材育成支援」事業の一環と して、同事業採択9大学による「西日本第1ブロック共同シンポジウム」を11月14日に本学名古屋校舎にて、愛知県立大学と協力のもと開催いたしました(関連記事)

さくら21プロジェクトでは、ポスターセッションの本学のブースにて、「おもてなしプロジェクト」「名古屋へおいでよ」の二つの課外活動についての紹介を行いました。



3名の担当学生は、最初は緊張気味でしたが、徐々に調子を上げ、終盤になると自ら来場者に呼び込みをかけるなどして、積極的にポスター発表をしていました。来場者の多くは、大学や行政、NPOなどでグローバル人材育成事業に携わり、活躍する方々です。その方たちから、「おもしろそうだね。活動内容を説明してくれる?」、「活動メンバーは何人くらいいるの」など、様々な質問をしていただき、説明をさせていただきました。また、他大学からも大学生や高校生がポスター発表に参加しており、学生同士の交流もでき、全国にネットワークを広げる機会にもなったようです。




左:「こんにちは。よろしければ、ご説明させていただきましょうか」
右:高校生もポスターを見に来てくれました!

下記は、「おもてなしプロジェクト」の活動の説明を担当した学生の感想です。


アメリカでの語学留学を経験し、日本にいながらも海外の方と交流していきたいと考え、立ち上げた活動が、この「おもてなしTRIP」です。この活動は、ただ英語を用いて交流するのではなく、名古屋、日本文化の魅力を同時に発信し、将来的には海外観光客がもっと訪れてほしいと考えています。

私は、就職活動を今年の8月に終え、現在はおもてなしプロジェクトの活動に復帰しています。この活動の魅力は、二つあります。

一つ目は、様々な国から来た技術者や行政官など、国造りを担うリーダーとなるような方々と交流できる点です。普通の生活をしていてはなかなか出会うことができない方々と交流し、TRIP後もSNS等で近況報告をしています。この活動に参加してから、自分の考え方や視野が広がったように感じます。また、海外の方に対する固定概念を払しょくでき、抵抗感がなくなりました。

二つ目は、この活動に参加することで主体的に行動できるようになった点です。One day tripを計画するとき、どういったコースが良いか、どういうゲームなら緊張がほぐれるか、TRIP日から逆算していつまでに何をやらなければならないかを考えられるようになった点は、私にとって大きな収穫で、この活動の魅力なのかなと思います。

この活動に参加することで、日常生活でも英語を使う場が増えました。例えば、アルバイト先に来る海外のお客様に対して、怯むことなく英語を用いて接客ができるようになりました。今から卒業するまでわずかな期間ですが、できるだけ多くの「おもてなしTRIP」を実施し、国際交流と文化と魅力の発信に力を入れていきます。 

ポスターセッション当日は老若男女問わず多くの方が、愛知大学のブースに足を運んでくださいました。私たちの説明にうなずきながら、真剣に耳を傾けてくださり、短い時間ではありましたが「おもてなしTRIP」の活動報告をすることができました。傍聴されていた方からの質問に「メンバー全員の英語力はどのような状況であるか、もしばらばらであるのなら均一にするような取り組みをされているのか」という質問がありました。実際、学生主体で行っている為、英語の勉強会をするには限界があるとは思いますが、他大学の取り組みの中には、海外の方がいなくても日本人同士で英語を使って交流していると聞きました。今後は私たちもそのような取り組みをしていけたらなと思います。
(法学部4年・徳永)

カテゴリー:おもてなしプロジェクト, さくら21, 過去のイベント開催情報

2015/12/08

【開催報告】「“江蘇杯”中国語スピーチコンテスト」を開催しました。

12月5日(土)本学車道キャンパスにて「“江蘇杯”中国語スピーチコンテスト」を開催しました。

本コンテストは、2010年から江蘇国際文化交流センターと南京大学が共同して、海外において中国語を学ぶ大学生を対象に開催しているスピーチコンテストで、これまでにアメリカ、イギリス、オーストラリア等ですでに5年にわたって開催されてきました。

日本で初めてとなる今回のコンテストは、中部9県から、8大学、合計約50名の応募がありました。

午前中の白熱した第1次選考を経て、初級部門(朗読)、中上級部門(スピーチ)の各10名が午後の本選に挑みました。

選考の結果、特等賞は前田春香さん(愛知大学)、松浦香奈さん(愛知県立大学)の2名が受賞されました。

このほか、一等賞6名、二等賞12名が選ばれましたが、すべての受賞者には、今後、南京大学への留学や江蘇省の文化ツアーに参加する機会が待っています。

江蘇国際交流文化センターの劉(令に羽)秘書長からは、
「言語を学ぶだけではなく、歴史や文化を学ぶこの取組は、両国の青少年の理解と交流の促進と、世界和平に対する大いなる貢献ともいうべき事業である」との祝辞をいただきました。

カテゴリー:中国, 中国語, 事務局, 江蘇杯, 過去のイベント開催情報

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