2015/07/09

第4回グローバル人材育成ワークショップを開催しました

7月3日(金)、加藤嘉一氏を迎え、「個として中国とどう向き合うか」をテーマにワークショップを開催しました。

今回で3年連続となる加藤氏の講演では、12年半にわたる中国、アメリカでの生活を踏まえ、
外国で日本人が中国を発信することの意義や、自分の足で現場に向かい自分の目で確かめることの大切さ、使命感と無用性など、
自身の実体験を交えお話しいただきました。外国語を学ぶことによる世界観の広がりや今後のビジョンについても
お話しいただき、参加した学生は熱心に聞き入っていました。

今回のワークショップは約100名もの学生・教職員が参加し、参加した学生からは多くの意見・質問が出され、
盛況のうちに終了しました。


カテゴリー:ワークショップ, 中国, 中国語, 留学

2015/07/07

さくら21プロジェクト・愛大で世界とつながる 中国・西安の大学生とオンラインで国際交流 ~2015年度春学期編~

さくら21プロジェクトの課外活動として2013年度から実施している西安の大学生とのオンライン交流も三年目を迎えました。今年の春学期も、西安交通大学城市学院(中国・西安市)の皆さんと、インターネットのビデオチャットを利用した国際交流を行い、日本発信活動に取り組みました。
≪参考≫過去の活動のブログ記事

2015年春学期は、愛大側4名、西安側6名のメンバーがオンライン交流を合計4回行いました。
オンライン交流を行う前には、自己紹介のビデオレター(動画)を互いに送り合ったので、どんなメンバーがいて、何に興味があるかを事前に簡単に知ることができました。



左:自己紹介ビデオ撮影中
右:西安より「はじめまして!」(写真はビデオのキャプチャ画像)

西安のメンバーの中には、自己紹介以外にも、西安の街や自分の故郷を紹介したビデオを送ってくれた方もいました(動画①動画②)。



ビデオには西安の観光スポットの紹介もありました!

合計4回のオンライン交流では、毎回テーマを決めて、テーマに沿った内容を発表したり、聞きたいことを互いに質問したりしました。

第1回(5月21日)と第2回(5月28日)は、「自己紹介と質問」というテーマで交流しました。ビデオレターで話した内容に対してさらに質問をするなどして、お互いのことを知ることができました。温泉について、玉(ヒスイ)の意味について、日本の小説について、外国語の勉強法についてなど、さまざまなことが話題にのぼりました。

≪愛大生の感想≫


西安の方たちの日本語がとっても上手だったおかげでたくさんコミュニケーションがとれたと思います。他の国の人と一時間も話したことは初めての経験だったので、とてもいい経験になりました。中国語がんばりたい!(現代中国学部・1年)

日本のことを聞かれたときに自分の国について理解していないと答えることができないのでもっと日本のことを知りたいと思った。(現代中国学部・1年)


第3回(6月11日)のオンライン交流では、「日本と中国の大学生活・大学の外での生活」をテーマに、日本側は部活動やアルバイトや文化祭について話しました。また、中国側は中国の学生の寮生活について話しました。

≪愛大生の感想≫


中国の寮生活についてたくさん質問でき、知ることができた。同じ大学生でも生活様式が違って興味が持てた。(現代中国学部・1年)

準備不足で会話が行き詰ったりして申し訳なく思った。分かりにくい日本語を話してしまったかなと思うことが多かった。(国際コミュニケーション学部・1年)

知らないことを知ることができて、楽しい一方、参加者の感想にあるように、うまく説明ができなかったり、伝えることができなくて反省することもあるようです。例えば「文化祭」や「端午の節句」など、日本と中国で共通のイメージを持っていないことについて伝えるのは簡単ではないかもしれません。

第4回(6月25日)では、日本と中国の文化の違いについて調べたことを発表し、話し合いました。修学旅行について、果物の値段、生の食べ物を食べることについて、列への割り込みについて、ネット事情、トイレ事情など、さまざまなことが話題に上ったので、双方の学生は興味津々で、楽しく会話をすることができました。

≪愛大生の感想≫


今日は日本と中国の文化の違いについてネットで見た情報など実際に聞くことができたのでとてもおもしろかったです。(現代中国学部・1年)

日本とは違うところをたくさん知れて勉強になりました。スイカの値段の違いにびっくりしました。(現代中国学部・1年)


また、春学期の交流を振り返って、西安交通大学城市学院の先生から感想をいただきましたので、紹介します。

≪西安交通大学城市学院の先生の感想≫


今までの交流では、城市学院の学生たちは愛知大学の大学生といろんなテーマで交流できました。時にはうまく説明できなかったり、言いたいことが伝わらなかったりすることもありましたが、それでも少しずつお互いのことが理解できるようになり、とてもいい経験になったと思います。交流とは一度だけのものではなく、積み重なって生まれるものなのだ、というふうに感じました。

西安交通大学城市学院のみなさん、ありがとうございました。

カテゴリー:さくら21, 中国, 中国語, 西安交流

2015/07/02

「現プロさくら組」特派員レポート2015 #3

「現地プログラム」で留学中の現代中国学部の学生から、留学生活の様子のレポートをお届けします。このシリーズ記事を担当するのは、「現プロさくら組・特派員グループ」のみなさんです。

3月から始まった現地プログラムも、マレーシアに行っていた11名の学生は先日6月22日に留学を終えて日本に帰国、中国と台湾でも残りわずかの期間を残すのみとなりました。
今回お届けするのは留学生活に慣れて充実した毎日を送っている5月のレポートです。

≪中国からのレポート≫


現プロが5月で半分過ぎました。ここで私たちの南開大学の生活について紹介します。


左:私たちの宿舎の愛大会館です。右:1階のロビーです。


居室にはシャワー、トイレ、ベッド、クローゼット、机、椅子、テレビ、空気清浄機、ネット環境などがあります。
教室も会館内にあるので寝坊しても心配ないです(?)。レストラン、売店もあります。


大学内には食堂がいくつかあります。
職員食堂の中にはご飯と選べるおかず2種が7元(約140円)で食べられるお店があります。


卵焼きやチキン、野菜などをナンみたいなパンに挟んで食べる「大餅」もおいしいです。


学内のどこへ行くにも新開湖の横をよく通ります。湖畔には楽器を演奏する人がいます。


(「現プロさくら組・中国」りらっくま)

≪マレーシアからのレポート≫

<語学パートナーと運動会>
5月11日、語学パートナーと運動会を行いました。種目は、ドッジボール、綱引き、リレー、二人三脚でした。たくさんの語学パートナーが運動会に参加してくれ、新聞記者の方まで取材に訪れていました。グループは4チームに分かれ、1グループ7人ぐらいで競いあいました。運動会は、自分の語学パートナー以外の人ともたくさん触れ合うことができるとても良い機会となりました。

<南方大学卒業式>
愛大生5人で5月24日、卒業式に参加しました。日本と、マレーシアの卒業式は全く違うように感じました。まず、卒業式では中国語のほか、英語、マレー語とたくさんの言語が話されていました。さらに、卒業生一人ひとりが卒業証書を受け取り、先生たちと写真を撮っていました。また、合唱部が歌を歌ったりと、マレーシアの卒業式は日本より盛大に感じました。

<美食(学内のイベント)>
愛大生5人で、「美食」というイベントに参加しました。バスで30分のところにある新山福建会館というところに行きました。最初は、福建料理の紹介をしてくれ、それからみんなで一緒に福建料理を食べました。そのあとは、歴史文物館に行き南方大学の学生が新山と福建省の人との歴史について資料と照らし合わせながら説明してくれました。このイベントには学生だけでなく地元の人や先生たちも参加していたので、とても多くの人と交流することができました。

<母の日>
英語の語学パートナーと一緒に母の日を祝いました。この日は、パートナーのいとこも来ていてみんなで盛大に祝うことができました。マレーシアでは、母の日は家族や親せきと一緒に食事をし、最後にケーキを食べるという習慣でした。日本だと、プレゼントを贈るのが一般的なので、文化の違いを感じる一日でした。食事をした後は、大学に行きみんなで記念に写真を撮りました。一緒に祝うことができてよかったです。



(「現プロさくら組・マレーシア」まよ)

カテゴリー:「現プロさくら組」特派員レポート, さくら21, マレーシア, 中国, 台湾, 現地プログラム, 留学

2015/06/26

図書館サポーター「トッポ」×さくら21リソースルーム ―お手伝い出張!―

愛知大学名古屋図書館をサポートする学生サークル「トッポ」をご存じですか。

「トッポ」とは、図書館や本が好きな学生が、図書館内のPOPの作成や、企画展示や図書館イベントの実施など、さまざまな活動をして図書館を盛り上げているのに一役買っている学生サークルです。

そんな「トッポ」のメンバーが、名古屋図書館のみならず、先日、さくら21リソースルームにも出張お手伝いをしてくれました。

トッポのメンバーには、初めてさくら21リソースルームに入った方もいたようです。リソースルーム内の資料を手に取り「面白い本がある!」、「クールジャパン系でなぜトイレの歴史の本があるの?」などと言いながら、中身をパラパラとチェック。その様子から、トッポには本好きな学生が集まっていることがうかがえました。

メンバーが話し合いながら、「新書は別に並べようか」「これはサブカルチャーかな」などと、本をてきぱきと並べ替えてくれた結果、本が探しやすく、見た目にもとてもきれいになりました。



テキパキと作業中@さくら21リソースルーム


ジャンル分けのPOPも作って貼ってくれました

それだけでなく、さくら21リソースルームのために、看板も作成してくれました!遠くから見てもよくわかります。



さくら21リソースルームの看板登場!可愛くて、華やかです。

トッポのみなさん、ありがとうございました!

今まで、さくら21リソースルームで資料を探したことのある人も、本の並びが変わっただけで、こんな本があったんだ、という新たな発見もあるかもしれません。今までこの部屋を利用したことがある人もない人も、ぜひ気軽に訪れてみてください。

カテゴリー:さくら21

2015/06/22

世界が恋する西尾の抹茶 ―さくら21科目で「日本」を学ぼう!―

2015年6月4日(木)にさくら21科目の入門演習(現代中国学部)で学外活動が行われました。この学外活動は、一昨年から行われ、学生が海外に向けて日本を発信できるように日本に対する理解を深めることを目標にしています。
今回は、約40名の現代中国学部の学生(現中生)が愛知の地場産業をテーマに老舗の抹茶メーカである株式会社「あいや」(愛知県・西尾市)を訪ね、勉強させていただきました。学外活動では、講演会と茶臼体験、工場見学を行いました。



工場入口。「おじゃまします。」

工場見学では、世界に出荷される抹茶の製造過程を見学しました。工場内は、抹茶の香りにつつまれ、鮮やかな緑の抹茶が次々と生みだされる工程を目の当たりにしました。次に、伝統的な茶臼を使い、抹茶を碾く体験をしました。初めて触れる茶臼は、思ったより重く、回し続けると手が疲れたそうです。



茶臼体験。ぐるぐるぐるぐる。見た目より力がいります。



左:西尾の抹茶とお茶菓子をごちそうになりました。
右:抹茶のお作法を習い、「いただきます!」

講演会では、グローバルに活躍されている杉田芳男氏(株式会社あいや代表取締役)から地域の名産である抹茶が、企業のどのような工夫によって多くの人に受け入れられ、「MATCHA」として世界に普及したのか、その試みをご講演いただきました。出荷している抹茶の大半は、茶道用ではなく、菓子や飲料に利用する食品加工用原料として使われているそうです。飲むためではなく、食べるための抹茶の需要が増えているという現状に学生から驚きの声が上がりました。
講演を聞いた学生からは「無農薬の茶畑には虫はいないのか。」、「茶臼は、なぜ、石でできているのか。」、「アメリカの進出先は、なぜロサンゼルスなのか。なぜ、ニューヨークではないのか」、「抹茶を世界に普及する中で西尾市や愛知県からの支援はあるのか。」、など様々な質問がでました。





左:講演会の様子。西尾の抹茶が世界にどのように受け入れられていったのか、
熱心にお話してくださいました。
右:「質問なんですけど・・。」勇気を出して、聞いてみます!


講演者の杉田様と最後に記念撮影。

来年、中国、台湾、マレーシアへと現プロ(※)を予定している学生にとって、日本や地元の名産を知る貴重な時間になりました。学生目線から、西尾の抹茶を世界で発信したいと思います。
株式会社「あいや」のみなさま、どうもありがとうございました。

※現プロ:「現地プログラム」のこと。二年次春セメスターの4ヵ月間、現代中国学部生全員が留学する「必修」プログラム。

カテゴリー:さくら21

2015/06/16

さくら21プロジェクト・おもてなしOne day tripを実施しました!

さくら21プロジェクトでは、2015年度も「おもてなしプロジェクト」の活動を行っています。新入生など、やる気のある新メンバーも多く加入し、毎週、学内でミーティングをしています。今年もJICA中部の研修員の方々に喜んでいただけるような活動を積極的にしていきたいと思っています。

≪おもてなしプロジェクトとは≫
JICA(独立行政法人国際協力機構)では、開発途上国から各分野の開発の中核を担う行政官や技術者、研究者等を研修員として日本に招き、それぞれの国が必要とする知識や技術に関する研修を行っています。

研修員受入事業60年 -日本の経験・知見を伝える-(ダイジェスト版)
(YouTubeのJICAチャンネルより)

この研修に参加する多様な国籍の研修員の方々に対し、愛大生が名古屋の見どころに案内し、おもてなしをするという活動です。
過去の活動はこちら。

2015年度初のおもてなしTRIPを5月23日に実施しました。
下記は参加者からの報告です。


今回は東山動物園に行く企画をしていましたが、研修員の方たちの要望にお応えし、ショッピングコースになりました!今回は7人の研修員の方をおもてなししました。

栄まではみんなで地下鉄に乗って行きましたが、そこで皆さん各々買いたいものがあり…、急きょ大須に2組と栄に2組で分かれて案内しました。




One day trip前の打ち合わせ(@JICA中部セミナールーム)


【大須担当】

私は研修員さんと2人きりで大須を探索しました。
1日中2人きりということで、最初は心を開き合うことや、希望に沿ったお店に英語で案内するのも、店員と研修員の方の通訳することも困難でした。でも、時間が経つにつれて、意思疎通が可能になり、最終的にはお互いのプライベートな話題まで話すまでになったのです。
今まで、英語を話すなら英米人!と思っていましたが、英米圏以外の人でも十分に英語での会話を楽しむことが出来ます。お互い英語が母国語ではないからこそ一生懸命伝えようとした結果仲よくなれたと、体験を振り返り感じることができます。
自分たちの母語を越えてコミュニケーションを取ることは、互いにとっての異文化を分かち合う意味も含めて、本当にすばらしいことです。それは、留学しないとできないこと、と思われがちですが、そのようなことはありません。このトリップでも十分に可能なのです。
いかにお金をかけずに、英語を使う機会を増やすかということも考えさせられました。学生のうちにしかできない1つが、このトリップだと思います。また参加したいです。最高でした。(By こうさか)




研修員のみなさんと記念撮影(@JICA中部)


今回初めて参加しました。私は大須担当でJICAの研修員さん3人と同行しました。みなさんものすごく優しい方たちで日本にとても興味があり素敵な1日を過ごせました。最後まで担当した2人のトルコの方とはこのOne day tripを通して仲良くなりお互いに連絡を取り合い、おもてなしトリップ後も2人とお食事に行きました!
今回のおもてなしトリップ通して海外の方と仲良くなり、日本や他国のことを双方知ることが出来てとても良い経験ができました。これからもどんどん積極的に参加していきたいです!(By あいか)

【栄担当】


左: JICA中部のカフェでの一枚 右: 栄で記念撮影。有名人と遭遇デス!!

トリップの準備は何回も参加していましたが、今回、初めて実際のトリップに参加しました。結局、計画通りにはいきませんでしたが、意外とこのような経験もためになりました。研修員の方々と計画について話し合う等のやり取りが勉強になりました。そして、買い物をする時に研修員のみんなが買いたがっている物が分るようになり、そこから、文化や国の違い等を学びました。私も留学生です。日本人学生との様々な活動を通し、楽しく活動しています。いろんな国からの友達ができました。今後も積極的に参加したいと思います!(By アニサ)


左: みんなでランチタイム♪ 右: お気に入りのお洋服をゲット

私たちは、研修員さんたちのお買い物をお手伝いしました。服や靴のサイズなど、日本語表記しかないところもあり、外国の方にとっては、買い物するのも大変だと思います。そこで、私たちは通訳をしながら買い物を手伝い、少しでも役に立てるように頑張りました。栄で買い物をした後は、名古屋駅に戻り、電化製品などの購入のお手伝いをしました。皆さん家族へのお土産などたくさん買いものをされていました。(By ななせ)

【まとめ】

今回は、当日の予定変更で戸惑うこともありましたが、臨機応変に対応することができました!参加学生一人ひとりが、積極的に行動することができたと思うので、とても楽しい時間を過ごすことができました!参加してくださった研修員のみなさん、One day tripをサポートしてくださったJICA中部のスタッフのみなさん、どうもありがとうございました。

カテゴリー:JICA, おもてなしプロジェクト, さくら21, 英語

2015/06/10

なまチャイナ#2 ~さくら21プロジェクト・現プロ(中国)からの日本発信レポート~

≪なまチャイナ≫とは、南開大学(中国・天津市)で行われている現地プログラムで留学中の学生が現地で生活する中で行った「日本・日本文化の紹介」や「日本・日本文化に対する気づき」や交流活動についてレポートしたものです。
(過去の記事はこちらから)

今回は4月・5月の学生の様子をお届けします。

2015.4.9 語学パートナーとの交流


私の語学パートナーは日本の小説が好きということでいつも話が盛り上がります。今回は井上靖の話が出ました。また、私が中国のニュースで国名表記がよくわからないと質問したらたくさん教えてくれました。そこで私はひらがな、カタカナ表記と読み方を教えてあげました。ちょっとした疑問になんでも答えてくれて本当に感謝しています。四か月以内に「再说一遍(※もう一度言ってください)」と聞きかえすことを減らすのが目標です。

2015.4.17 南開大学濱海学院との交流会


今日は、ほとんど日本語が話せない人との交流だったので、お互いの知っている単語と辞書を使いながら交流をしました。日本や天津の観光名所の話や、中国料理の話などをしました。中国の学生が提案してくれた椅子取りゲームで、負けた人は罰ゲームとして自分の国の歌を歌ったりして、とても盛り上がりました。その後にはキャンパスツアーをしてもらい、その間にも中国語で会話をしました。またジュースをもらい一緒に飲みました。ナッツを中に入れるという日本にはない飲み方と味でとてもおいしかったです。最後には一緒に写真を撮り、とても楽しかったです。

2015.4.18 火鍋屋で


火鍋を食べに行って、中国語が分からなくて困っていたら後ろに座っていた中国の方が助けてくれた。その人たちはチベット族であり、南開大学の学生であった。日本に興味があるため、“こんにちは”や“おはようございます”などの簡単な日本語を教えた。

2015.4.22 現地の大学生との交流


天津市内の大学生と食事をしてきました。その方たちは物流が専門なのですが、その学科を選ぶと必ず日本語を習わなければいけないらしく、教材なども全て日本語で書かれているそうです。しかし、みなさんの日本語はとても上手で本当に驚きました。中国語を専攻している私たちよりももっと日本語が上手で、日本語の宿題も出ないようなので本当に意欲的に日本語に取り組んでいるのだろうなということがよくわかりました。

2015.5.17 二胡を買いに行く


今日は愛大生4人と二胡の先生で二胡を買うために楽器の店へ行った。その楽器店は、先生のよく知る楽器屋で、音楽の大学もある音楽ストリートのようなところにあった。歩道がピアノの鍵盤のデザインになっていたり、有名な音楽家の像があったりと、おもしろい通りだった。二胡を買った店の女性がいくつか曲を演奏してくれて感動した。店内には壁に琵琶などもかかっていて、その中に沖縄の三線に近い楽器があると教えてくれた。見ると、沖縄の三線の棹を少し長くしたような感じであった。
中国と日本の昔からの深い交流で、楽器も共通するものが多くあると思った。

2015.5.23 祭りについて話す


中国の学生に、携帯で画像を見せながら日本の祭りはどのようなものか教えてあげた。中国の祭りは爆竹を鳴らすようで、大量の爆竹の音を聞いたときは驚いた。また、祭りだけでなく、中国にはお祝い事などにも爆竹を鳴らすことがあり、爆竹がないと悲しい気持ちになるらしい。中国にとって爆竹はとても重要な存在だと分かった。

カテゴリー:さくら21, なまチャイナ, 中国, 現地プログラム, 留学

2015/06/08

さくら21プロジェクト講演会(グローバル人材育成講演会(第5回))を開催しました。

6月3日(水)、さくら21プロジェクト講演会(グローバル人材育成講演会(第5回))として、
本学卒業生であり、日本画家の平松礼二氏に「新しいジャポニスムの創造と世界への発信」
をテーマにご講演いただきました。

自身の幼少期から芸術の道を志すきっかけとなった学生時代の紹介があるとともに、
アジアだけでなくヨーロッパにも足を運び、ジャポニスムが流行した西洋作品に衝撃を受け、
自身も日本の美を追求するようになったことや、フランス・ドイツで開催された展覧会の作品、
かねてから親交のある小栗康平氏が脚本・監督の映画「FOUJITA」について紹介されました。

最後に、学生に求める日本理解・発信については、語学力を身に付け、日本の伝統文化を学び、
日本人としての繊細な感性を磨くことが重要であるとのお話しをいただきました。

(以下の写真は当日の様子です。)

カテゴリー:さくら21, 講演会

2015/05/26

「現プロさくら組」特派員レポート2015 #2

この《「現プロさくら組」特派員レポート》と題したシリーズでは、「現地プログラム」で留学中の現代中国学部の学生から、留学生活の様子のレポートをお届けします。このシリーズ記事を担当するのは、「現プロさくら組・特派員グループ」のみなさんです。

≪中国からのレポート≫


大家好!中国・天津から4月の様子をお届けします。

まず4月に入って初めのイベントは単元テストでした。単元テストの内容は、リスニング・筆記・口頭試問の3項目に分けられます。成績上位者は掲示板に掲示されるので、上位に入ることを目標に頑張っています。

単元テストと同じ日の午後には天津財経大学との交流会がありました。日本語と中国語を使って中国人学生と色々な話題のお喋りをしました。初めての交流会で緊張しましたが、たくさんの中国人学生と知り合うことができ、また語学力を試すいい機会にもなりました。

4月で最大のイベントといえば、留学生運動会でした。愛大生は各クラスでこの日のために準備していたユニホームを着て参加しました。綱引き、縄跳び、5人6脚、リレーなど様々な種目があり、とても盛り上がりました。クラス内の絆が今まで以上に深まった気がします。

4月は中国の生活にもようやく慣れ、様々な発見ができた月でした。気候はだんだんと暖かい日が多くなり薄着の人が増えました。しかし突然寒くなることがあり、とても体調を崩しやすいとも感じました。また4月中旬頃には、南開大学の風物詩である『わた(柳の木の綿毛)』が舞い、日本ではなかなか見ることのできない景色を見ることができました。

最後に、私事ではありますが、4月に二十歳の誕生日を迎えたので友達にサプライズで誕生日のお祝いをしてもらいました。可愛くて美味しいケーキも用意してもらい、とてもいい思い出になりました。ちなみにケーキは『JOY津乐园』というお店で購入したみたいです。このお店は南開大学の周辺でも何軒かあり、お店によってケーキの種類も違う感じだったので、いろいろ見てみるのも楽しそうだなと思いました。

以上、4月分のレポートでした。谢谢!


(「現プロさくら組・中国」亜子、レナ)

≪台湾からのレポート≫

〈4月24日〉
大学から紹介してもらったチューターと言語交換しました。
ジブリの話になり、自分の好きな作品、カッコいいキャラクター、可愛いグッズのことなどなど…大いに盛り上がり、あっという間に時間が経っていました。
また、私がスマホで文字入力する様子を見て彼女が、日本のスマホの文字入力は難しい、と言ったので理由を尋ねました。彼女曰く、日本のは打ちたい字のボタンの場所で指を上下左右に動かないといけないので難しい、だそうです。
確かに私も、スマホに変えたばかりの頃は、文字入力に慣れなくて苦労した事を思い出しました。そしていつの間にかそれが当たり前になっていて、何の疑問も持っていませんでした。でも、国や文化が違えば見方も異なり、自分たちが普段何気なくしている事でも、向こうからみるとそうではない、ということに改めて気づかされました。

〈4月27日〉
愛大生3人、チューター2人の5人で交流しました。
愛大側は、台湾の観光地で行った場所や、まだ行っていなくて行きたい場所について話し、チューター側は、日本旅行で行った場所やそこでした体験について話しました。
チューターの一人が今年の7月中旬に名古屋及び犬山城に行くそうで、名古屋や犬山城について話しました。
交流の時、さくら21の課外活動でやった「名古屋においでよ」企画のホームページをとても有効に使うことができています。

〈5月1日〉
私と友達(愛大生)とチューターとその友達の4人で交流しました。
一緒に昼ごはんを食べながら、好きな日本のアイドルグループ、ドラマ、アニメ・マンガなどを話しました。
チューターの二人は嵐が好きで、彼らの出演したドラマのことも話してくれました。
そこから好きな日本の俳優、大河ドラマの話になり、二人が知っている作品や、私たちのおススメなどを話しました。
こちらが紹介した作品に対し、「知ってる!」という反応が返ってきたので、驚きました。
ちょっと昔のものから最近のものまで、日本のドラマもかなり見ているようです!

また、日本のアニメ・マンガももちろん好きで、そういった話もしました。チューターの友達は「名探偵コナン」が好きだそうで、日本旅行した時も、原作者の出身地である鳥取に行ったと言っていました。「名探偵コナン」は台湾でも人気だと言っていました!
そして彼女は、10回ぐらい日本へ旅行に行ったそうです!
訪れたのは、北海道、東京、大阪、鳥取、九州、沖縄だそうです。旅先での体験を、とても楽しそうに話してくれました。台湾の学生などの若者が結構日本へ来ていることに驚きました。

私たちの地元について教えて欲しいと言われたので、私は地下街や味噌煮込みうどん中日ドラゴンズのこと、友達は白川郷や高山、五平餅のことなどをそれぞれ話しました。


師大夜市のお店にてチューターさんたちと


(「現プロさくら組・台湾」よんよん)


≪マレーシアからのレポート≫

マレーシアからの現地報告、2回目の投稿をさせていただきます。

今現在、留学して約2か月が立ちました。留学し始めた頃は、現地の人との会話を上手く聞き取れず、あまり、コミュニケーションを取ることができなかったのですが、最近、日常会話程度のコミュニケーションが取れるようになってきました。留学に行く前に、私は、一年間学校で中国語を学んでいました。しかし、いざ現地に来て話そうとしても、慣れるまでは、相手の会話を上手く聞き取ることができず、また、自分の伝えたいことを表現するのは難しかったです。やはり、現地に来て現地の人と実際にコミュニケーションを取るということが、とても大切なことなのだと感じさせられました。

授業は毎日朝8時30分から4時まであります。先生が、授業中日本語を話すことは一度もありません。その為、毎日の予習、復習がとても重要になってきます。しかし、この毎日の予習復習から、日々の進歩が自分でも解るほど感じられ、毎日の勉強が楽しくなってきて、もっともっと頑張ろうと思えます。

留学ではもちろん不安になることがあります。けれども、今現在毎日がとても充実していて、毎日生活が楽しいです。



学校の清掃活動で現地の方々と


左:全員でマラッカへ(4月16~17日)
右:南方大学主催の活動で、愛大生12人でソーラン節を踊る(4月22日)


(「現プロさくら組・マレーシア」恩田)

カテゴリー:「現プロさくら組」特派員レポート, さくら21, マレーシア, 中国, 台湾, 現地プログラム, 留学

2015/05/25

「朗読スピーチサークル」が今年も始まりました!

中国語の発音・会話能力向上を目的とした「朗読スピーチサークル」が今年も始まりました。
今年も劉乃華先生のご指導の下、秋に開催される各種スピーチコンテストへの参加を目標に、発音・会話練習を行います。

劉先生からは「外国語を学ぶということは、言葉を学ぶだけではなく、その国の文化や習慣を知ることでもあります。中国人留学生との練習を通じて、言葉だけでなく、中国の文化も学んでください。また、日本人は読むことや書くことは問題ない場合が多いですが、“話す”ことは苦手としています。だからたくさん練習をして、上手に話せるようになりましょう。」と学生にメッセージを送りました。

初回は約20名の学生が参加し、講義形式の解説を受けた後、中国人留学生と共に会話練習・発音練習を行いました。既に習った単語も繰り返し発音練習をしました。

発音練習を約1時間した学生は自信がついた様子でした。
今後の学生たちの活躍にご期待ください!



カテゴリー:中国語, 朗読スピーチサークル

2024年7月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

最近の記事

カテゴリー

月別アーカイブ

ブログ内検索