2014/12/23

おもてなしTRIP第三弾を実施しました①

さくら21プロジェクトの「おもてなしプロジェクト」のメンバーが、今回で3回目となる「おもてなしOne day trip」を12月7日に実施しました。

この活動は、日本の国際協力の一つである技術研修を実施するJICA中部で、研修に参加する為に滞在している開発途上国の行政官や技術者である研修員の方々に対し、愛大生が名古屋の見どころに案内し、おもてなしをするというものです。
(以前の活動:さくら21おもてなしプロジェクト  JICA中部研修員と行く名古屋城
サムライのパレードを見る ―おもてなしTRIP第二弾・名古屋まつり―

今回アテンドした研修員の方々は、帰国を目前に控え買い物する気満々の研修員たち。大須商店街に加え、研修員の方々がまだ行ったことがないという名古屋城にも案内しました。

前回・前々回と同様、全員でのオリエンテーションで当日のスケジュールや行先の紹介、アイスブレーキングをした後、出発後はA~Dの4班に分かれて行動しました。
各グループの体験レポートを二回に分けてお届けします。今回は、A、B、C班からのレポートです。

≪A班の報告≫

私たちのグループではタンザニアのエヴァルダさんと、ナイジェリアのイメカさんをアテンドしました。
名古屋城、ランチ、大須巡りをし、大須では研修員の方が求めていたものを一緒に探し、買い物を楽しんでもらうことが出来ました。
特に名古屋城では 研修員の方が初めて見たこともあり、なぜ金シャチが屋根にのっているのか?を聞かれたことは印象的でした。



名古屋城で記念写真!

≪B班の報告≫



アルセネさんとJICA中部を出発!

ルワンダ出身のアルセネさんは、「名古屋城はいつ建てられたの?」や、城壁に使われている岩石を見て「どうやって持ってきたの?」「これは本物?」と実際に触れて歴史的建築物に興味を示していました。アルセネさんは名古屋城の最上階から見える景色を堪能し、自然とも向き合っていました。当日はおもてなし武将隊との撮影会を行っていましたが、残念ながら武将隊と撮影することはできませんでした。それでも直接武将隊を間近で見ることができ、私たちも日本の歴史を楽しむことが出来ました。
大須ではプリクラを一緒に撮り、日本の技術に感動していました。トリップの後には他のJICAの研修員の方に嬉しそうに見せていました。


≪C班の報告≫

私たちC班はコンゴ(コンゴ民主共和国)出身のレヴィさんをアテンドしました。レヴィさんは自分からよく話してくれて本当に気さくな方でした!
コンゴはレヴィさんと出会うまで名前も場所も知らない国でしたが、このトリップを通して日本文化を伝えるのと同時に私たちもコンゴの文化についてたくさん知ることができました。



楽しく名古屋城を観光中!

大須での班行動では、あえて行き先を決めず研修員の方が行きたい場所、欲しいものに合わせて行き先を決めることにしていました。レヴィさんはパソコンのケースとお花を飾れる湯呑みが欲しいとのことでした。
最初はなかなか目当てのものが見つけられずかなり苦戦しましたが、せっかくの機会だから希望通りのものを買ってもらいたいと思い、私たちも必死に探しました。すると、なんとかパソコンのケースを見つけることができました。レヴィさんは長い時間かけ、値段も見比べながら真剣に選んでいました。日本とコンゴでの物価や金銭感覚の差はかなりあるそうで、ケース一つ2、3000円のものを買うのは大きな決断なのかなと思いました。
実際にケースは買いませんでしたが、来ることが出来て良かったととても満足していました。

レヴィさんとの会話の中で、日本人の学生は休日や学校終わりに何をすることが多いのかという質問をされました。バイトをしている学生が多いと答えたら彼はとても驚いている様子でした。
コンゴでは学生がバイトをすることはかなり難しいそうで、レストランなど飲食店で働けることはほとんどなく、大抵は力仕事で働くのは大変なことだと言っていました。また大須の町並みを見て、コンゴとは全然違う景色で日本はとても綺麗だと言っていたのも印象的でした。

最後に、たまたまパソコンのケースのお店の2件隣にレヴィさんが行きたかった湯呑み屋さんを見つけることができました。まさか、こんなに近くにあるとは思わなかったので見つけた時はみんなで喜びました!


いい湯呑みGet!


そして、奥さんと自分用にとても綺麗なピンクと青の湯呑みを一つずつ購入していました。
湯呑みについての質問もいくつかあり、飲み方やお茶を飲む意味など深く質問されましたが、それについてはなかなか答えることができなかったので今後のトリップにぜひ生かしたいなと思いました。
今回、レヴィさんの期待通りのお店に行くことができ、良い買い物ができたようで本当に良かったです。
また、「帰り際には今日みんなで撮った写真は家に帰ったらアルバムにするよ」と言ってもらえて、とても嬉しかったです!コンゴの国についてもたくさん教えてもらいとても魅力的な国でした。私たちもいつかコンゴに行くと約束しました。
日本とはもちろん文化も言葉も全く違いますが一日一緒に過ごしてみるとそんなことは一切感じない、本当に充実したトリップでした!
いつかまた彼に会えるといいなと思います!



昼食でからあげいただきました!

パート②へ続く・・・

カテゴリー:JICA, おもてなしプロジェクト, さくら21, 英語

2014/12/22

「西安交流」活動報告

さくら21プロジェクトの活動の一つである「西安交流」。先日12月9日、秋学期の最後となる「オンライン交流」を終え、今年度の活動はこれで一区切りとなりました。

以下、参加した学生からの活動報告をお届けします。 (以前の活動の記事はこちら


西安交流(秋学期)は、9月から12月の間で月に一回活動が行われました。毎回テーマに沿って交流が行われ、秋学期の交流では3つのテーマで発表・質問をしました。

第一回目は「私の故郷紹介」というテーマで自分の故郷について紹介しました。地元の紹介はもちろんのこと、お祭り、お城、特産品などの発表もしました。この交流に先立ち、事前にビデオレターの交換が行われていましたが、日本語・中国語を使い、どれも個性溢れるビデオレターでした。みんな、お互いに興味津々でした。


左:西安から送られてきたビデオを鑑賞。紹介される地名や食べ物は初めて聞くものばかり
右:はじめまして!オンライン交流で、新メンバーとの初対面。


さらに、第二回、三回目では「外国語学習について」話し合いました。主にここでは、中国語・日本語の勉強の仕方、悩みについて語学の向上に向けて意見を出し合いました。また、将来の目標についても話し合い、「そもそも、どうして中国語・日本語を勉強しているのか」などの質問をし、よりお互いに理解を深めました。


言葉で通じないときは、中国語や日本語を文字で書いて伝える

第四回目は、調べ学習をしたうえで名古屋・西安について互いに発表し、質問をしました。実際に、名古屋名物の画像を見せたり画用紙に書いたり、「やさしい日本語」を使い工夫しながら相手にわかりやすく伝えました。いざ質問されると、意外にも知らないことがたくさんあり、より日本を理解する場でもありました。

交流前、今日話すことを調べて準備。そしていざ交流。


交流が盛り上がってくると、なぜかだんだんカメラに寄り気味に


西安交流では、このように授業とも一味違った雰囲気で日本・中国を直に感じることができます。また、日本について発表をする場でもあります。普段、大学にいてもなかなか経験をすることができないことばかりです。最近ではSkype以外でも「WeChat(中国でよく使用されているメッセンジャーアプリ)」を通じての交流も始まりました。疑問に思ったこと・知りたいことをすぐに聞くことができます。皆さんもぜひ、「リアルな中国を感じてみませんか?」きっと、今まで以上に中国のおもしろさに気づくはずです。

(現代中国学部一年 まよ)

カテゴリー:さくら21, 中国, 中国語, 西安交流

2014/12/18

外国語による授業の紹介「総合科目13 Economics」

12月5日(金)は、本学経済学部の生原准教授による講義が行われました。生原准教授は税制改革や環境に関する規制、貿易政策等が経済に与える影響を専門に研究されています。

今回の講義では、経済学の基礎となる「価格理論」が紹介され、市場の中での価格決定と、価格の消費への影響について説明がなされました。生原准教授のハンドアウトやスライド、図解を駆使した丁寧な説明に対して、学生たちも真剣なまなざしで講義に参加していました。

DSC02749

カテゴリー:事務局, 英語

2014/12/17

さくら21プロジェクト 留学生と行く! 大須商店街散策の巻

11月27日(木)に、本学留学生との国際交流企画「大須商店街散策」を実施しました。この企画は留学生が自ら企画したもので、当日は、留学生が5名、日本人学生が5名、計10名が参加しました。

企画グループ(留学生3名)は、今回、国際交流の場として、「大須商店街」を選び、散策プランを立てました。
このプランは、大学から大須まで歩きながらおしゃべりし、大須商店街でランチを食べたり、大須観音や万松寺など観光スポットを見学したりするというものです。名古屋キャンパスで日本人学生と留学生の国際交流がもっともっと増え、ネットワーキングを広げるきっかけづくりを目指すことがこのブランの目的でもあります。でも、まずは、みんなが楽しむことが大切です。

初対面の人や話したことがない人もいましたが、学校から大須までの間、いろいろなことを話すうちに打ち解けることができました。一人で歩くと長い道のりも、おしゃべりしながらの道のりはとても短いものでした。



左:大学の待ち合わせスポット「愛の塔」で参加メンバーと待ち合わせ♪
右:いまから大須へGo!!!!!


大須商店街に到着。大須観音を参拝し、商店街を散策。


左:鳩にとても人気があるようです。
右:大須商店街で見つけた歴史・旧跡。

まずは腹ごしらえ。ランチは、大須商店街の中華料理店でビーフンを食べました。おなかがいっぱいになった後は、みんなで商店街を散策し、万松寺を見学して楽しみました(最新のLEDの納骨堂も見学しました)。



左:留学生オススメのお店でランチです。ビーフン、おいしいです。
右:万松寺にて。手の洗い方ってどうしたらいいの?
 

留学生の呼びかけに興味を持って参加した日本人学生からは、「留学生に日本をおもてなしされるというのは不思議な感覚で、楽しかった」「中国人留学生の方が日本語が上手なので、楽しくコミュニケーションをとることができた」などの感想が聞かれました。

愛知大学は留学生が多いキャンパスです。今回の大須商店街散策は、お互いを知るよいきっかけとなりました。今後も、キャンパスでの国際交流の場をもっと増やしていきたいと考えています。

カテゴリー:さくら21, 留学生

2014/12/16

外務省職員によるODA出前講座『対中ODAの成果と評価』を開催しました

12月10日(水)本学名古屋校舎にて 外務省職員によるODA出前講座『対中ODAの成果と評価』を開催し、本学学生を中心とした約150名が聴講しました。

講師からは、年度別の対中ODA供与額や地域別のODA供与額、1980年代以降の対中ODA事業内容の変遷等が、詳細な資料に基づき説明されました。また、これまでの事業がどのように評価されているかについて、技術的、政策的な観点から説明が加えられました。

参加者は詳細な資料に目を通しながら熱心に耳を傾けており、本講義は、対中ODAの現状を知り、今後を見つめる貴重な機会となりました。

当日の様子は、以下の写真をご覧ください。

DSC02809  DSC02812

カテゴリー:中国, 講演会, 過去のイベント開催情報

2014/12/15

ブラジル学校の高校生が本学を訪れました!

12月4日(木)豊田市のブラジル学校エスコーラ・アレグリア・デ・サベール(EAS)の高校生17名と引率教員2名が本学を訪れ、留学生が出席する科目「日本事情Ⅱ」を見学しました。

授業では留学生とブラジルの高校生で混合グループを作り、グループワークを行いました。自己紹介をした後、自分の国のこと、高校や大学での学生生活のことについて質問し合い、話し合った内容を模造紙にまとめ、ポスターを作成しました。



「はじめまして!よろしくお願いします!」

はじめは、全員が日本語を母語としない中で始まったこともあり、うまく会話ができず、ギクシャクしていました。しかし、時間が過ぎるにつれ、日本語や英語を使ったり、ジェスチャーを使ったりして、工夫をしながら交流を楽しみました。授業の最後には、すっかり打ち解け、お互いの連絡先を交換する様子もみられました!




グループワークの課題。いろいろ教えてください!



「ブラジルといえば?」サッカー、豆、ポルトガル語・・・。

ブラジル学校の学生たちは、今回の授業体験や見学を通して、愛知大学の雰囲気を少しでも感じることができたのではないでしょうか。

また、愛大の学生にとっては、「ブラジルの人はみんながサッカーに興味があるわけではない。」など、実際に話をすることで、今まで抱いていたイメージとは違う、目からうろこの新しい発見もありました。

愛知県は、国内でも在住外国人が多い地域です。イメージだけにとらわれず、国際交流を通して、あなたも新しい発見をしてみませんか。


カテゴリー:さくら21

2014/12/11

さくら21プロジェクト講演会「知りたい日本、知ってほしい日本 ~中国の人気雑誌 『知日』の試みを通して~」を開催しました

12月5日(金)、「知りたい日本、知ってほしい日本 ~中国の人気雑誌『知日』の試みを通して~」をテーマに「さくら21プロジェクト講演会」を開催し、学内と一般来場者合わせて約200名が聴講しました。

講師の毛丹青氏は、中国で人気の日本文化専門誌『知日』の主筆として、来日27年間で見つめたありのままの日本を、新しい切り口で中国に発信しています。

『知日』は、2010年の日中関係悪化を契機に発刊、中国国内でたちまち浸透し、日本発信の新しいビジネスモデルを確立しました。毛氏は、この背景に、日本文化の持つ魅力とグローバルな拡散力とともに、中国の根底に日本を知ろうとする欲求が存在していると述べました。そして、相手を知ることは自らを成長させる糧であり、常にアンテナを張って知ろうとする熱意が大切であると語られました。

中国・中国人に対して日本を発信し、新しいビジネスを築き上げた同氏の力強いメッセージは、日本人が日本を発信するヒントにもなります。「さくら21プロジェクト」で日本理解・発信力を磨いている学生をはじめ、聴衆はすっかり講演に引き込まれていました。

当日の写真も併せてご覧ください。なお、本講演の様子(一部)は、本学グローバルHP上のYou Tube「Global A TV」
にて公開中です。

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カテゴリー:さくら21, 講演会

2014/12/09

YouTubeに「さくら21」プロジェクト動画を追加しました!

本学グローバル人材育成推進事業のYouTubeチャンネルページをご存知ですか?

YouTubeには「さくら21」プロジェクト活動に関するこれまでの講演会や課外活動、web企画などの動画を随時更新しています。
【YouTube】Aichi University Global Project

今回はこれまでに行った「さくら21」プロジェクト活動をまとめた動画を公開しました。ブログではお伝えしきれなかった写真を多数盛り込んでいますので、ぜひご覧ください!


カテゴリー:Global A TV, さくら21

2014/12/03

さくら21プロジェクト・世界に向けてJAPANを売りこめ! ―現代中国学部「基礎演習」・さくら授業―

「さくら21科目」とは、さまざまな面から日本を理解し、また、対外的に説明・発信する力を養うためのもので、共通教育科目から専門教育科目まで幅広く設置されています。「さくら21科目」の一つに、現代中国学部1年生を対象に開講されている「基礎演習」があります。
「基礎演習」は、学生が現代中国に関する様々な分野から興味を覚え専門的に勉強してみたいものを発見することを目的とした、少人数クラスの演習ですが、全15回の授業のうち数回を日本発信のための活動に充てています。これは、「現地プログラム」で行う日本発信活動を念頭においたもので、プレゼンテーション力を高めることをもあわせて目的としています。

今年度は、「日本を訪れた外国人旅行客に対して、日本での最後の1日の過ごし方を提案してください。」という課題にグループで取り組みました。各クラス7~8グループにわかれ、自分たちが薦めたい日本についてグループディスカッションを行いました。
活動成果を見ると、学生たちはオススメの場所として、温泉やデパート、ファミリーレストランなどを挙げていました。また、東海三県で人気の観光地、下呂温泉や長島スパーランドなどを紹介するグループもあり、学生たちが日本だけでなく、地域の発信にも興味を持っている様子がうかがえました。




「基礎演習」でのグループワークの様子

来年の現地プログラムの国際交流で、ぜひあなたのオススメな日本を発信してくださいね!

カテゴリー:さくら21

2014/12/01

外務省職員によるODA出前講座を開催しました

11月26日(水)本学名古屋校舎にて 外務省職員によるODA出前講座『日本のODAの現状と課題』を開催しました。

本講座は、平成24年度文部科学省に採択された「経済社会の発展を牽引するグローバル人材育成支援」事業の一環として、また、日本の国際協力開始60周年を記念し、広く国際協力やODAに対する理解や関心を深める取組みです。

同省職員である鈴木宏典氏(国際協力局開発協力総括課)を講師にお招きし、日本のODAの概要、具体的な取組み及び成果等について、全55ページにわたる詳細な資料に基づき講演がなされました。

本学学生を中心とした約200名の参加者は、興味深い眼差しで熱心に聞き入っており、 講演後の質疑応答においても終了間際まで質問が投げかけられるなど、 関心の深さが伺えました。

当日の様子は、以下の写真を参照ください。

DSC_0613  DSC_0670

カテゴリー:講演会, 過去のイベント開催情報

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